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チャンネルNECO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
映画・チャンネルNECO
いつもお茶の間にいます。
基本情報
運営(番組供給)事業者 日活株式会社
放送(配信)開始 1990年2月20日
HD放送(配信)開始 2009年10月1日
ジャンル 映画
放送内容 日本の映画・テレビドラマ・アニメ
視聴可能世帯数 7,705,000世帯(2010年7月末現在)
衛星基幹放送(東経110度CS放送)
プラットフォーム スカパー!
放送事業者 株式会社CS日本
チャンネル番号 Ch.223(HD)
物理チャンネル CS2-ND24
放送開始 2002年7月1日
HD放送開始 2018年8月28日
スカパー!プレミアムサービス
放送事業者 株式会社スカパー・エンターテイメント
チャンネル番号 Ch.633(HD)
放送開始 2009年10月1日
スカパー!プレミアムサービス(標準画質)
放送事業者 日活株式会社
チャンネル番号 Ch.261
放送開始 1996年10月1日
放送終了 2014年5月31日
ディレクTV(放送終了)
チャンネル番号 Ch.253
放送開始 1999年5月1日
放送終了 2000年9月30日
その他(再送信・配信)
ひかりTV 261(HD)
eo光テレビ 833(HD)
J:COM 500(HD)
公式サイト
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チャンネルNECO(チャンネルネコ)は、日活株式会社衛星メディア事業本部が運営する映画ドラマアニメ専門チャンネルである。

概要

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日本映画Vシネマ・ドラマ・アニメを月80タイトルほど放送している。スカパー!(当時の衛星基幹放送事業者は、シーエス映画放送)・スカパー!プレミアムサービス(ハイビジョン放送の衛星一般放送事業者は、スカパー・エンターテイメント)・スカパー!プレミアムサービス光や、ケーブルテレビ局を通じて、全国に配信されている。

チャンネル名の「NECO」の由来は、独立会社であった放送開始当時の「にっかつ映像コミュニケーションズ」(Nikkatsu Eizo Communications)という社名から来ている。

日本映画は運営する日活が制作に携わった作品が中心で、中でも石原裕次郎が出演しているものは『石原裕次郎シアター』という番組枠を設けるほど力を入れている。開局からしばらくは日活の他に大映(徳間時代含む)、ATGの作品を放送していた。ドラマは主に国際放映や、その前身の新東宝による作品が中心である。

開局から1996年まではCSアナログ通信形式で全国のCATV局向けにスペースケーブルネットによる番組配信を行い、旧.パーフェクTV!開局から一般向けの放送サービスに放送形態を切り替えた。尚、CSアナログ通信の時代は東京都調布市の日活撮影所内に番組送出と衛星アップリンクの専用設備(NEST)を設け、そこからレインボーチャンネルと共に2チャンネル体制で衛星へのアップリンクを行っていた。尚、CSアナログ通信チューナや海外衛星用チューナが有れば個別受信も事実上可能であったが、日本国内では一般的なPCM方式を採用せずFM方式で音声を伝送していたため、音声を復調するためにはFM音声に対応したチューナが必要であった。

CMは映画本編の途中に入ることはないが、ドラマ等の映画以外の番組では本編の途中にCMが入る。なお、ドラマ放送中にCMが挿入される際は「この後も引き続きお楽しみください」のテロップカード(サウンドロゴ入り)が挿入される。CMは主に通信販売保険衛星放送協会のキャンペーンCM、ACジャパン公共広告などが放送される。

ウォーターマークは画面右下に常時表示されている(かつては15分ごとに数秒間表示)。番組の開始時刻になると、局のロゴのアニメーションと視聴時の注意事項が表示される。この他にも、かつては終了直後に作品の著作権が表示されていた。ロゴの色やアニメーションのBGMは、作品や時間帯によって異なる。アスペクト比4:3の番組に関しては、サイドパネルは原則的に黒であるが、一時的に番組宣伝の静止画像を左右共に同時表示させる場合がある。

原則として24時間放送だが、不定期に深夜から早朝にかけて放送を休止することがある(一時期は惑星写真をバックに休止告知の案内をしていた)。かつてはオープニングやクロージング映像として横浜の各地を映したもの(オープニングは所々で「NECO」のロゴが入る)や、「NECO A BREAK」という環境音楽を放送していた。

経緯

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主な放送番組

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映画

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  • 亜州明星楽園 アジア・スター・パラダイス(金曜 21:00 - )
  • 竹内力の『ミナミの帝王』劇場(土曜 10:00 - )
  • 日活名画館(日曜 19:00 - )
  • 日曜ロードショー21(日曜 21:00 - )
  • ザ・シリーズ
  • SPシアター
  • 邦画ロードショー
  • 名画 the NIPPON
  • ようこそ「新東宝」の世界へ

ドラマ

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アニメ・特撮

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アニメ作品向けの枠は『アニメスクエア』(かつては『アニメエクストラ』)と称している。

開局当初は夏休みや冬休みの時期に虫プロダクション製作の作品を重点放送する程度であった。

特撮については、円谷プロダクション作品向けの『円谷特撮アワー』という番組枠を設けている。

アニメスクエア

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金曜17時からの放送が初回で、土曜7時からと翌週火曜4時からもリピート放送あり。

アニメスクエア 第1部
前番組 番組名 次番組
太陽の勇者ファイバード
-
アニメスクエア 第2部
ウィッチブレイド
-
アニメスクエア 第3部
生徒会の一存
-
アニメスクエア 第4部
YAT安心!宇宙旅行
-

円谷特撮アワー

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火曜20時からの放送が初回で、水曜4時、土曜6時、翌週火曜12時からもリピート放送あり。

円谷特撮アワー 第1部
前番組 番組名 次番組
ブースカ! ブースカ!!
-
円谷特撮アワー 第2部
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル
-

成人向け

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ミッドナイトシアター』の名称で、一般の映画作品と同様の扱いで深夜帯に月4 - 5作品程度が放映されている。

開局からしばらくは日活ロマンポルノや海外の成人向け映画を放送していたが、現在は放映されてない。しかしながらも現在の放送作品はAV女優が多数出演していたり、性行為を想起させるシーンがあったりと、総じて官能的要素が強い(R-15指定を受けているものもある)。

チャンネル自体がアダルト専門ではないため、スカパー!プレミアムサービスのアダルト専門チャンネルの契約時に必要な年齢確認書類の提出は不要で、視聴年齢制限機能も特に設定されていないので、誰でも視聴できる。

なお、チャンネルNECO共通の放映開始前のロゴのアニメーションは、本放送枠独自の仕様で、男性の声で枠名が読み上げられる。2009年9月までは、若い女性の笑い声が挿入されるものだった。

放送後には、ホリが得意のモノマネでナレーションを務める番組紹介。『ミッドナイトニュース』が必ず流されていたが(※現在は終了している)、モノマネの元ネタとなる有名人は月ごとに変わる。

なお、『ミッドナイトニュース』ではチャンネルNECOと同じ日活が運営するCINEMA-R(2010年3月31日に閉局)などの放送予定も扱われていた。

2015年4月からは『発信!情報スポットG』が新たにスタートした。同番組の総合演出は、元日本テレビのプロデューサーで現在はフリーのプロデューサーとして活躍する五味一男が手掛ける。

情報番組

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その他

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終了した番組

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脚注

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出典

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関連項目

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外部リンク

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