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ながいけん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ながいけんは、日本漫画家静岡県浜松市出身。独特の世界観とギャグセンスを持つギャグ漫画家。

人物・経歴

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主に葉書による2コマ漫画であったが、直後に原稿で漫画を投稿するようになる[1]1980年代中頃から『ファンロード』編集部からの依頼による漫画を執筆するようになり、1988年に単行本『チャッピーとゆかいな下僕ども』を出版するも、翌年誌上の漫画作品内において絶筆を宣言する。

1995年に『少年サンデー特別増刊R』にて読切『極道さんといっしょ!』を掲載。翌1996年15号より『週刊少年サンデー』に『神聖モテモテ王国』を連載、独特のギャグセンス、世界観が一部でコアな人気を呼んだ。しかし、2000年9号を最後に突然なんの前触れもなく連載が中断。この連載中断があまりにも唐突だったことから、ながいの死亡説や夜逃げ説などがまことしやかにささやかれたが、この時期の動向については少なくとも公にはなっていない。

2003年末に『週刊ヤングサンデー』で『神聖モテモテ王国』を短期連載(5週間)、2004年2月より『ファンロード』でイラストエッセイ『万物斉同』(長井建名義)を毎月連載するが、2006年3月、漫画家復帰を目指すため連載を終了。

2009年3月18日、5月に創刊する『ゲッサン』にて連載することを公表。創刊号より『第三世界の長井』を連載開始し、2019年1月号まで連載された。

絵柄は大友克洋に影響を受けており、人物は写実的ながら省略を利かせたタッチで描かれることが多い。また、緻密に描き込まれた背景作画も特徴である。『週刊少年サンデー』での執筆開始までに作画アシスタントの経験を積んでいるが、師事した作家は不明。

作品リスト

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脚注

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  1. ^ 投稿作品は『ムウミン谷の攻防』のみ大幅な加筆を経て後の単行本に収録される。