とばーがー
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とばーがーは、三重県鳥羽市のご当地バーガーである。2007年に鳥羽市商工観光課観光戦略室(現・鳥羽市観光課)と地元飲食店の官民共同で開発した新しい名物料理である。
概要
[編集]以下の3条件を満たしたものが「とばーがー」を名乗ることを許される。
- 鳥羽市内で販売すること。
- 地元産食材をメインのパテに使うこと。
- 作りたてを提供すること。
- 第一弾は、鳥羽市内のレストランcuccagna(クッカーニャ)が2007年に期間限定で販売した“TOBURGER”(とばーがー)であり、これが各種マスコミや個人のブログで紹介されたことから人気商品となった。
第一弾
[編集]- 鳥羽市鳥羽1丁目にあるイタリアンレストランcuccagnaの木下良成シェフが開発し“TOBURGER”の名で2007年10月1日から11月30日までの2ヶ月間、1日20個限定で販売した。
- パテには鳥羽市加茂地区で生産されている「加茂牛」と隣接する志摩市のブランド豚「パールポーク」をひき肉にしたものを使用し、トマトとサニーレタスも鳥羽市産のものを使った。
- 発売後、1日15個以上の注文が出る人気商品となり、第一弾は成功した。
第二弾
[編集]- 2008年3月14日、鳥羽市国崎町のパールロード沿線の鳥羽展望台にあるレストラン「はねやすめ」にとばーがーの第二弾となる「伊勢えびバーガー」が登場した。これは鳥羽市産の伊勢海老入りのコロッケをパンで挟んだものである。こちらは期間を限定せず販売され、同店の人気メニューとして定着している。
第三弾以降
[編集]2009年
[編集]- 3月1日認定
- 6月4日認定
- 「じゃころっけバーガー」
- 「浦村かきドッグ」
- 「BPEバーガー」
- 「海物さざえ編バーガー」
- 9月認定
- 10月認定
- 「海物編『牡蠣燻』バーガー」
- 「デザーとばーがー【Mikan】」
- 「活鯵バーガー」
- 菅島産のアジをフライにしたパテを使用。新鮮なアジで調理するため、要予約。菅島町のおかげ屋で販売。
- 12月認定
- ロコ・フィッシュ
- 小浜町の宿・浜辺屋で家族が釣り上げた魚をパテに使用する。要予約。
2010年
[編集]- 10月認定
- 「浦村かきジューシーバーガー」
- 浦村かき・魚のすり身・玉ねぎ・キャベツを合わせてパテとする。浦村町の丸善水産で販売。
- 「海の幸 潮騒バーガー」
- 「M.O.L.F.Premium-Burger」
2011年
[編集]- 3月1日認定
- 「絶品 あわびステーキバーガー」
- 鳥羽湾産のアワビを1個丸ごとステーキにしたパテを使用。ドリンクがセットと付いている。石鏡町の宿・秀丸 花ごころで販売。
- 「しびれるヒジキの牛肉バーガー」
- 鳥羽産のヒジキを使い、スパイスのきいた牛肉をパテとする。バンズはとばーがーのキャラクター「トーバとトパティ」の形をしている。鳥羽一丁目の宿・海月で販売。
- 「漁師の友だち!エビマヨバーガー」
- 鳥羽市産の、甘みがあり漁師に人気のあるウタセエビを使ったハンバーガー。海月で販売。
- 「TAI彩バーガー」
キャラクター
[編集]2009年6月4日に、鳥羽市出身の漫画家はっとりみつるがデザインしたとばーがーをPRするキャラクターが発表された。鳥羽水族館の人気者ジュゴンをキャラクター化した「トーバ」(オス)と「トパティ」(メス)の2匹がいる。
参考資料
[編集]- とばーがーにたこかつバーガーが仲間入り! - とば日和(鳥羽市公式サイト内、2009年3月付)
- 鳥羽のご当地バーガー「とばーがー」、第二弾は伊勢エビバーガー - 伊勢志摩経済新聞(2008年5月14日付)
- 鳥羽・期間限定のご当地バーガー「とばーがー」、第1弾 - 伊勢志摩経済新聞(2007年11月30日付)
- 『観光三重 vol.66 Spring』(発行:社団法人三重県観光連盟、2009年3月5日発行)
- 中日新聞朝刊「『とばーがー』新たに2種類 鳥羽市が認定書交付」(2009年6月5日付)
- 中日新聞朝刊「新作とばーがー完成 加茂牛とサザエの2品」(2009年7月18日付)
- 毎日新聞伊賀版「とばーがー:ご当地バーガー、新たに4種類を認定 キャラクターも登場/三重[リンク切れ]」(2011年3月8日付)
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- とばーがー公式サイト
- ご当地バーガー「とばーがー」誕生! - ウェイバックマシン(2016年3月5日アーカイブ分)