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とっちりとん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

とっちりとんは、江戸時代の日本で流行した音楽

概要

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元号の文化・文政の年間である1804年1830年に流行した音楽。三味線の終わりにとっちりとんと弾くという音楽[1]

発祥は寛政の頃である。は優美であり、幕末の情調が豊かな節回しである。江戸で始まった音楽なのであるが、直ちに上方にも及んでいった[2]

岩波文庫で出版された『江戸端唄集』に収録されている[3]

脚注

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  1. ^ 日本国語大辞典, デジタル大辞泉,精選版. “とっちりとん(トッチリトン)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年8月1日閲覧。
  2. ^ 日本国語大辞典, 精選版. “とっちりとん節(とっちりとんぶし)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年8月1日閲覧。
  3. ^ 江戸端唄集 - 岩波書店. http://www.iwanami.co.jp/book/b245962.html