ちほみのり
表示
ちほみのり | |
---|---|
属 | イネ属 Oryza |
種 | イネ O. sativa |
交配 | 奥羽382号(萌えみのり)×青系157号 |
亜種 | ジャポニカ O. s. subsp. japonica |
品種 | ちほみのり |
開発 | 農研機構 |
ちほみのり は、日本のイネの品種名および銘柄名である。農研機構が育成した良食味・短稈・耐倒伏性の多収米で、直播栽培に適している。早生の水稲新品種。品種名は、穂数が多く(千穂)実る様子から命名された[1]。2017年(平成29年)の秋田県の産地品種銘柄である[1]。
概要
[編集]東北以南での栽培に適し、熟期は「あきたこまち」よりやや早い[1]。玄米品質・食味とも、「あきたこまち」並みの良質・良食味である[1]。耐倒伏性は強い。 葉いもち・穂いもち病の圃場抵抗性は強くない[2][3][4]。低価格で良質なため、業務用米に向く[1]。
- 予算:運営費交付金
- 品種登録出願番号: 第29143号(平成26年4月18日)
- 出願公表:平成26年9月18日
- 交配系譜[5]
南海128号 | はえぬき | 青系134号 | 青系136号 | ||||||||||||||||||||||||||
奥羽382号 (萌えみのり) | 青系157号 | ||||||||||||||||||||||||||||
ちほみのり (奥羽416号) | |||||||||||||||||||||||||||||
脚注
[編集]- ^ a b c d e 日本食糧新聞社 編 2018, p. 157.
- ^ “水稲「ちほみのり」” (PDF). 農研機構. 2018年12月20日閲覧。
- ^ “多収で直播栽培向きの良食味水稲新品種「ちほみのり」を育成”. 農研機構 (2014年10月23日). 2018年12月20日閲覧。
- ^ “2014.10.31多収の直播向き水稲「ちほみのり」” (2014-10-31). 日本農業新聞 (2014年10月23日). 2018年12月20日閲覧。
- ^ “水稲「ちほみのり」” (PDF). 農研機構. 2018年12月20日閲覧。
参考文献
[編集]- 日本食糧新聞社 編『全国お米のこだわり銘柄事典』日本食糧新聞社、2018年4月18日。ISBN 9784889272666。