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たちばなの散歩道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

たちばなの散歩道(たちばなのさんぽみち)とは、神奈川県川崎市高津区宮前区の遺跡や史跡を巡る、延長約5kmの遊歩道のことである。 川崎市により1981年に設定された。[1]

経路

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梶が谷駅
起点。
梶ヶ谷第1公園
広場奥の斜面に、約280本の桜の木が植えられている。[2]
西福寺古墳
梶ヶ谷第3公園内にある。1980年神奈川県史跡に指定。1982年発掘調査が行われた。6世紀中頃から後半に築かれた円墳
川崎市民プラザ
1979年に竣工した。温水プール日本庭園宿泊室などを持つ文化施設。川崎市指定都市記念事業公社が管理している。
第三京浜道路を渡る)
野川神明社
影向寺
7世紀後半あるいは740年頃に創建された、川崎市で最古の仏教寺院。天台宗に属する。薬師堂は1694年に再建された神奈川県重要文化財薬師三尊像(本尊、重要文化財)、二天立像十二神将立像を擁する。
能満寺
影向寺の十二神像のうち1390年朝祐が製作した虚空蔵菩薩像を祭っていた脇寺の一つが、天文年間に移転したものと伝えられる。本堂は1739年に再建された。
富士見台古墳
本道から北側へ坂道を上がったところにある。弟橘媛の遺品(衣・冠あるいは櫛)が漂着したところに作られたと伝えられる円墳。
橘樹神社
子母口貝塚(子母口公園)
子母口式土器が出土した貝塚縄文時代早期の標式遺跡である。台地の縁にある。
子母口バス停
終点。川崎駅元住吉駅武蔵新城駅溝の口駅などへのバスが発着する。

現状

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遊歩道の大部分が、起伏の多い住宅地に設定されている。 道が狭く、歩道車道の境がない場合が多いが、自動車の通過は頻繁ではない。 案内表示板が交差点などに設置されているものの、紛失や崩落などで読み取れない割合が高い。 地図GPS受信端末を準備することが勧められる。

脚注

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  1. ^ 川崎市環境局緑政部緑政課緑地保全班 Archived 2009年3月13日, at the Wayback Machine.
  2. ^ 川崎市ホームページ 公園案内メニュー Archived 2007年6月7日, at the Wayback Machine.


関連項目

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外部リンク

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