じゅげむ杯
表示
じゅげむ杯学生落語選手権大会(じゅげむはい がくせいらくごせんしゅけんたいかい)は、2020年(令和2年)に行われた落語研究会の大学生を対象にした落語の大会である。
概要
[編集]2010年から岐阜市で行われていたてんしき杯が2019年に中止になったことを受け[1]、その流れをくんで2020年から東京都の清瀬けやきホールで開催されている。主催はじゅげむ杯実行委員会。
第一回は2020年8月に清瀬けやきホールで観客を集めて開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために予選・決勝とも無観客となった。
決勝の高座は出場者が各自で事前収録した後事務局に送信。当日会場には審査員と司会(鈴々舎馬るこ)とスタッフのみ集合、収録映像を見た後に出場者とオンラインでつないで講評という形での開催となった。決勝大会は、編集されたものを後日YouTubeで配信。決勝配信後、運営費用のクラウドファンディング[2]の御礼という形で司会・審査員一同によるアフタートークと落語会がツイキャスで有料配信された。優勝賞品は5万円と雑誌東京かわら版1年分。
第2回となる予定だった2021年の開催は、同年3月に公式ツイッターにより中止が発表された[3]。
2022年度以降は開催されず、ツイッター等での告知も一切なかった。
結果
[編集]回(開催日) | 優勝 | 準優勝 | 予選 参加者数 |
決勝進出者 (入賞者以外、順不同) |
---|---|---|---|---|
第1回
(2020年9月6日[4]) |
(国際基督教大学[5][6]) |
(一橋大学) |
43名 |
審査員
[編集]回 | 審査員(順不同) |
---|---|
第1回(2020年) | 立川こしら、柳家小せん、古今亭文菊、桂三四郎、柳家緑太、広瀬和生、佐藤友美[8](雑誌「東京かわら版」編集長) |
脚注
[編集]- ^ 鈴々舎馬るこ (2020年6月25日). “全国学生落語選手権「じゅげむ杯」決勝戦を無観客でホールから収録&配信したい。”. CAMPFIRE. 2020年10月18日閲覧。
- ^ “学生落語選手権『じゅげむ杯』CF実施中 小せん、こしら、文菊、馬るこら参加”. CINLA.NET (2020年7月18日). 2020年10月15日閲覧。
- ^ じゅげむ杯公式(@jugemhai). “今年の「じゅげむ杯」開催について問い合わせを頂きました。”. twitter. 2021年3月3日閲覧。 “誠に心苦しい限りですが、今年度の開催はございません。”
- ^ 配信日である。収録日は8月22日。
- ^ a b “全国学生落語選手権で本学学生が優勝”. 国際基督教大学 (2020年9月25日). 2020年10月15日閲覧。
- ^ 2023年2月開催の策伝大賞優勝。
- ^ 2017年、てんしき杯決勝に出場した同名の学生とは別人(卒業による代替わり)。
- ^ アフタートークには参加していない。