しらはま丸 (2代)
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しらはま丸 (2代) | |
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「くりはま丸」と対航する本船 | |
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | 日本 |
所有者 | 東京湾フェリー |
運用者 | 東京湾フェリー |
建造所 | 住友重機械工業浦賀造船所 |
航行区域 | 限定沿海 |
信号符字 | JG4872 |
MMSI番号 | 431000239 |
経歴 | |
起工 | 1989年 |
進水 | 1989年 |
竣工 | 1989年 |
就航 | 1989年12月 |
現況 | 就航中 |
要目 | |
総トン数 | 3,351 トン |
全長 | 78.81 m |
幅 | 18.00 m |
喫水 | 3.40 m |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | ニイガタ 6M34AET 2基 |
推進器 | 2軸 |
出力 | 4,400 PS |
最大速力 | 15.0ノット |
航海速力 | 13.5ノット |
旅客定員 | 580名 |
車両搭載数 | トラック36台、乗用車110台、バス16台 |
しらはま丸は、東京湾フェリーが運航しているフェリー。本項目では1989年就航の2代目を取り扱う。
概要
[編集]住友重機械工業浦賀造船所で建造され、1989年12月に久里浜 - 金谷航路に就航した。
就航航路
[編集]- 2010年の減便以降はかなや丸 (3代)と2隻で就航している。
2017年12月から2022年12月まで千葉県と南房総にある5つの自治体の協力を受け、千葉県の公式マスコット「チーバくん」のイラストを描いたラッピングを貼り付けて運航していた。[1]
また2023年11月から黒船来航170周年を機会に横須賀市などの協力の下、黒船「サスケハナ号」に模したラッピングを施工し、船内にも黒船来航にまつわる展示などが施されて運航されている。[2]
設計
[編集]船体は4層構造で、上部から遊歩甲板、上部旅客甲板、下部旅客甲板、車両甲板となっている。下部旅客甲板の後部は乗用車搭載区画となっており、バリアフリー対応や多客時等に車両を搭載する。車両甲板の前後にランプを装備するが、船尾のランプは左舷側にオフセットされている。下部旅客甲板の乗用車搭載区画へは舷側から岸壁に設けられたスロープで車両を搭載する。
船内
[編集]操舵室の後部に貸し切りのグリーン室、上部旅客甲板に売店および軽食を提供するスナックが設置されている。また、房総半島のゴルフ場へ向かうゴルフ客の利便を図るため、下部旅客甲板の船室外にゴルフバッグ置き場が設けられている。
船室
[編集]- 一般席
- グリーン室(20名)
設備
[編集]パブリックスペース
- ラウンジ
供食・物販設備
- 売店
- スナック
- 自動販売機
脚注
[編集]- ^ “船体に「チーバくん」 東京湾フェリーで初、千葉県の観光PR | 話題, カルチャー”. カナロコ by 神奈川新聞. 2023年11月26日閲覧。
- ^ “2023年11月22日【久里浜港に黒船再来】 | 東京湾フェリー/TOKYO WAN FERRY”. www.tokyowanferry.com. 2023年11月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- 東京湾フェリー株式会社
- MarineTraffic.com - SHIRAHAMAMARU - 自動船舶識別装置(AIS)による現在位置表示