さるや
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さるや (2018年2月17日撮影) | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒103-0016 東京都中央区日本橋室町1-12-5 |
設立 | 創業 宝永元年(1704年) |
法人番号 | 2010001155113 |
事業内容 | 爪楊枝卸、小売、皮革小物、袋物小物 |
代表者 | 代表取締役 山本一雄 |
資本金 | 15,000千円 |
外部リンク | http://www.nihonbashi-saruya.co.jp/ |
さるやは、宝永元年(1704年)に創業し、300年以上の伝統を持つ東京都中央区日本橋に存在する、日本で唯一の楊枝専門店。
概要
[編集]創業は宝永元年(1704年)。江戸時代から続く、300年以上の歴史を持つ老舗の楊枝専門店として有名。「黒文字」で作られる楊枝は江戸名物のひとつであり、熟練の職人でも1日に2千本しか作れないと言われている。 現在の代表の山本一雄は8代目にあたる。
「楊枝の猿屋」 宝永年間(1704 - 11)創業の楊枝の専門店。総楊枝(歯ブラシ)、妻楊枝の絵あり。「本栁本てりふり町御やうじ品々 さるや七郎兵衛」と書かれた紙片が書き写されている。 — 清水晴風著『東京名物百人一首』明治40年8月「楊枝の猿屋」より抜粋[1]
屋号の由来
[編集]由来を「猿は歯白き故に楊枝の看板たり」(人倫訓蒙図彙)とする説と、 猿を背に乗せた主人が道で黒文字を削って見せた(柳亭雑記)とする二つの説がある。
商品
[編集]黒文字
[編集]- 「黒文字」はクスノキ科の落葉灌木で、この若木を利用して作られるのがさるやの楊枝である。「さるやの黒文字楊枝」はさるやの代表的な商品で、すべての工程が手作り。樹皮の香りを生かすため、楊枝には必ず皮がついている。
売店
[編集]- 本店(東京都中央区日本橋小網町18-10)
- 池袋店(池袋ショッピングパーク内)
- 横浜店(平成21年3月30日閉店)
- 鶴見店(平成20年9月30日閉店)
- その他 各百貨店内(伊勢丹・小田急・西部・高島屋・東急・東武・松坂屋・松屋など)
脚注
[編集]- ^ 清水晴風著『東京名物百人一首』明治40年8月「楊枝の猿屋」国立国会図書館蔵書、2018年2月19日閲覧