さよなら、私のロンリー
さよなら、私のロンリー | |
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Kajillionaire | |
監督 | ミランダ・ジュライ |
脚本 | ミランダ・ジュライ |
製作 |
ユーリー・ヘンリー デデ・ガードナー ジェレミー・クレイナー |
製作総指揮 |
ミーガン・エリソン ブラッド・ピット ジリアン・ロングネッカー |
出演者 |
エヴァン・レイチェル・ウッド リチャード・ジェンキンス デブラ・ウィンガー ジーナ・ロドリゲス |
音楽 | エミール・モセリ |
撮影 | セバスチャン・ウィンテロ |
編集 | ジェニファー・ヴェッキアレロ |
製作会社 |
プランBエンターテインメント アンナプルナ・ピクチャーズ |
配給 | フォーカス・フィーチャーズ |
公開 | 2020年9月25日 |
上映時間 | 104分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $1,388,740[2] |
『さよなら、私のロンリー』(さよなら わたしのロンリー、Kajillionaire)は2020年のアメリカ合衆国のコメディ映画。監督はミランダ・ジュライ、主演はエヴァン・レイチェル・ウッドが務めた。
本作は日本国内で劇場公開されなかったが、2021年9月11日にiTunesでの配信が始まった[3]。
ストーリー
[編集]オールド・ドリオは両親(ロバートとテレサ)から詐欺師になるための英才教育を施されてきた。ドリオにとって、両親は絶対的な存在であった。ある日、2人は偶然知り合った女性(メラニー)を引き込み、ドリオとタッグを組ませることにした。ドリオは自分のペースを乱されることを嫌がったが、両親の命令には従うより外なかった。メラニーと一緒に仕事をするうち、ドリオは両親の意向に従わないという道があることに気が付き、「自分はどう生きるべきなのか」という問いに初めて直面することになった。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替。
- オールド・ドリオ・ダイン: エヴァン・レイチェル・ウッド (山根希美)
- ロバート・ダイン: リチャード・ジェンキンス (柴田秀勝)
- テレサ・ダイン: デブラ・ウィンガー (かとう有花)
- メラニー: ジーナ・ロドリゲス (紫苑雪)
- ストヴィク: マーク・イヴァニール
- ケリー: レイチェル・レッドリーフ
- ジェニー: ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ
- ファリダ: ダイアナ=マリア・リヴァ
- ジミー: ランディ・ライアン
- ビジネスマン: ジェフリー・ニコラス・ブラウン
- セールスマン: アダム・バートリー
製作
[編集]2018年3月15日、ミランダ・ジュライ監督が新作映画の製作に着手したと報じられた[4]。29日、エヴァン・レイチェル・ウッド、リチャード・ジェンキンス、デブラ・ウィンガー、ジーナ・ロドリゲスの起用が発表された[5]。5月、本作の主要撮影がカリフォルニア州で始まった[6]。6月、マーク・イヴァニールがキャスト入りした[7]。2019年6月5日、エミール・モセリが本作で使用される楽曲を手掛けることになったとの報道があった[8]。
公開・興行収入
[編集]2020年1月25日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[9]。A24が本作の全米配給権獲得を目指しているとの報道もあったが[10]、最終的に、フォーカス・フィーチャーズが配給権を獲得した[11]。7月31日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[12]。9月25日、本作は全米529館で封切られ、公開初週末に21万5675ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場9位となった[13]。
なお、本作は2020年6月19日に全米公開される予定だったが[14]、後に公開日は同年9月18日→9月25日へと延期されていった[15][16]。
評価
[編集]本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには205件のレビューがあり、批評家支持率は90%、平均点は10点満点で7.4点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『さよなら、私のロンリー』がフレッシュかつユニークな作品に映るか、それともただの奇妙な作品だと映るかは観客がどこまで冒険を求めるかにかかっている。ただ、ミランダ・ジュライ監督のファンであれば、後者のような見方をすることは決してないであろう」となっている[17]。また、Metacriticには35件のレビューがあり、加重平均値は78/100となってい[18]。
出典
[編集]- ^ “さよなら、私のロンリー”. 映画.com. 2021年9月17日閲覧。
- ^ “Kajillionaire (2020)”. The Numbers. 2021年9月17日閲覧。
- ^ “さよなら、私のロンリー (字幕版)”. iTunes. 2021年9月3日閲覧。
- ^ “Miranda July Sets Family Drama Movie With Plan B, Annapurna”. Variety (2018年3月15日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “Evan Rachel Wood, Gina Rodriguez to Star in Miranda July Heist Feature (Exclusive)”. Hollywood Reporter (2018年3月29日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “A series to be directed by The First Bad Man director Miranda July starts filming in May in California.”. Production List (2018年5月13日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “Film News Roundup: Eddie Murphy to Star in Biopic ‘Dolemite Is My Name’ for Netflix”. Variety (2018年6月7日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “Emile Mosseri Scoring Miranda July’s Untitled Heist Movie”. Film Music Reporter (2019年6月5日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “Sundance Unveils Female-Powered Lineup Featuring Taylor Swift, Gloria Steinem, Abortion Road Trip Drama”. Hollywood Reporter (2019年12月4日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “A24 Closing In on Miranda July’s Sundance Player ‘Kajillionaire’ (EXCLUSIVE)”. Variety (2020年1月29日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “Focus Features Closes Deal for Miranda July’s ‘Kajillionaire’ (EXCLUSIVE)”. Variety (2020年2月6日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “KAJILLIONAIRE - Official Trailer HD - In Theaters September 25”. YouTube (2020年7月31日). 2021年9月17日閲覧。
- ^ “Domestic 2020 Weekend 39/September 25-27, 2020”. Box Office Mojo. 2021年9月17日閲覧。
- ^ “‘Kajillionaire’ & ‘Come Play’ Get Release Dates From Focus Features”. Deadline.com (2020年3月10日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “‘Kajillionaire’ Will Now Cash In This Fall At Theaters”. Deadline.com (2020年5月27日). 2020年5月31日閲覧。
- ^ “‘Kajillionaire’ Cashing In A Week Later This Fall With PVOD Soon After – Update”. Deadline.com (2020年8月28日). 2021年9月17日閲覧。
- ^ “Kajillionaire”. Rotten Tomatoes. 2021年9月21日閲覧。
- ^ “Kajillionaire (2020)”. Metacritic. 2021年9月21日閲覧。