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さくら色のワルツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さくら色のワルツ
佐藤和哉楽曲
収録アルバムふうちそう
リリース2013年5月25日
規格CD
デジタル・ダウンロード
ジャンルJ-POP
時間3分45秒
作曲者佐藤和哉
その他収録アルバム
ふうちそう収録曲
  1. 「光射す海へ」
  2. 「舞姫」
  3. 「唐津囃子変奏曲」
  4. 「秋の小道」
  5. 「たてやま囃子」
  6. 「空色の想い出」
  7. さくら色のワルツfeat秋山璃帆

さくら色のワルツ」(さくらいろのワルツ)は、篠笛(しのぶえ)奏者 佐藤和哉の楽曲である。2013年NHK連続テレビ小説ごちそうさん』の主題歌「雨のち晴レルヤ」(ゆず)の原曲であり、モチーフとなっている。[1]

概要

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  • 毎年、満開の桜の下で繰り広げられる、新しい出発を祝う喜びの光景と、その出発に伴う別れの切なさ。そんな情景を、柔らかなさくら色に重ねて描いたワルツ。[2]
  • 桜の景色に似合うことはもちろん、優しく穏やかなメロディーは温かな情景を想起させ、さまざまな番組のBGMとして採用されている。[3]
  • 篠笛は6本調子を使用。

CDと楽譜

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  • 初発はアルバム『ふうちそう』 に収録され、2013年5月25日にふうち草から発売された。ここでは、ピアノ伴奏にのせて、秋山璃帆のトランペットの音色と共に篠笛を奏でている。
  • シングル『帰路の夕焼け』[4]では、ピアノ伴奏にのせて篠笛のみでの演奏が収録されている。
  • アルバム『フエウタイ』[5]の中では、ギターの柔らかな伴奏にのせた篠笛バージョンの演奏が収録されており、これまでとは違った雰囲気が楽しめる。
  • 楽譜の初発は、2014年7月1日発行の『ふうちそう』の中に収録されている。ここでは、トランペットとのコラボバージョンの楽譜が採用されている。しかし篠笛愛好者からの要望が多く、2016年3月20日「さくら色のワルツ」の篠笛独奏版の楽譜も発売された。初回生産限定版として「さくら色のワルツ」の“篠笛バージョン”、“トランペットと篠笛バージョン”、“ピアノ伴奏”の3パターンが収録されたCDも、同時に発売された。

エピソード

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「さくら色のワルツ」が「雨のち晴レルヤ」のモチーフ曲として採用される経緯は、佐藤が知り合いの出演するコンサートに行ったときに、ゆずの関係者にCDを渡したことに始まる。その後、そのアルバムに入っていた「さくら色のワルツ」を聴いたゆずが曲を気に入り、その曲をもとに歌を一緒に作ろうと声がかかった。[6]

ゆず北川悠仁は、「 雨のち晴レルヤ 」の制作過程について語るなかで、言わば総合芸術というプロジェクトを立ち上げる感覚でいたときに篠笛の佐藤が演奏する曲に出会い、それが自分が描こうとしているものにしっくりくると思い、プロジェクトに入ってもらった、と話している。また、三拍子の曲については、より多くの人に届く朝ドラの曲として少し迷いもあったが、言葉の乗せ方と当時の時代感覚みたいなものが三拍子だと表現しやすく、世界観を描く上でもポイントになった、と語っている。[7]

脚注

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  1. ^ 佐藤和哉オフィシャルサイト
  2. ^ アルバム『ふうちそう』リーフレットより
  3. ^ テレビ朝日『人生の楽園』(2016年10月1日放送)、NHK BSプレミアム『東北さくら旅』(2017年3月11日放送)など。
  4. ^ 2015年3月20日、ふうち草より発売
  5. ^ 2016年9月21日、日本コロムビアより発売
  6. ^ 松尾模糊 (2016年9月21日). “牛若丸みたいに笛一本で届けたい、佐藤和哉 篠笛で表現する心”. MusicVoice. 2016年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月27日閲覧。
  7. ^ ゆずオフィシャルインタビュー Archived 2017年4月19日, at the Wayback Machine.

外部リンク

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