コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

小平霊園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
さいかち窪から転送)
小平霊園
小平霊園
小平霊園の位置(東京都内)
小平霊園
詳細
開園 1948年(昭和23年)
所在地
日本の旗 日本
座標 北緯35度44分24秒 東経139度29分06秒 / 北緯35.74度 東経139.485度 / 35.74; 139.485座標: 北緯35度44分24秒 東経139度29分06秒 / 北緯35.74度 東経139.485度 / 35.74; 139.485
運営者 東京都公園協会
総面積 約65ha
建墓数 40,000区画
ウェブサイト https://www.tokyo-park.or.jp/reien/kodaira/
テンプレートを表示

小平霊園(こだいられいえん)は、都立の霊園である。

小平市東村山市および東久留米市に所在する。

正式名称は東京都小平霊園である。

大正初期の東京市での墓地不足の深刻化に対応するため多磨霊園八柱霊園が開設された後、小平霊園は1944年(昭和19年)に都市計画決定し、1948年(昭和23年)5月に開園した[1]

概要

[編集]

埋葬されている著名人

[編集]

など

さいかち窪

[編集]
小平霊園内東北部にある黒目川の源流「さいかち窪」。2015年9月23日撮影。

さいかち窪皀莢窪槐窪とも)は、霊園内の東北部一角(北緯35度44分43秒 東経139度29分20秒 / 北緯35.74528度 東経139.48889度 / 35.74528; 139.48889 (さいかち窪)近傍、東久留米市柳窪三丁目)を指す地名で、雑木林に覆われた直径100m余りの窪地(くぼち)である。黒目川の地形上の源頭にあたり、小平霊園が開園した1948年以前は常時湧き出す小池があった[2]

通常は水のない涸れ窪だが、雨の続いた後などには水を湛え、特に雨の多い年には何日も水がたまったまま沼のようになることもある。湧出例は、

  • 1991年[3]、1998年、2004年、2008年、
  • 2015年[4]、2016年、2017年と3年連続し、その後は2019年に台風19号の通過した後、2024年には台風10号の影響による大雨が続いた後の9月初旬に湧出した。

さいかち窪から北東へ新青梅街道の地下を潜る小水路が設けられており、そこを渡るとすぐに黒目川の水が流れ始める源流が現れる。小川のほとりには黒目川天神社(柳窪天神社 ; 北緯35度44分50秒 東経139度29分22秒 / 北緯35.7473度 東経139.4895度 / 35.7473; 139.4895 (柳窪天神社)、柳窪4丁目15番)があり、湧水地として「東京の名湧水57選[5]に選定されている[6]

アクセス

[編集]


脚注

[編集]
  1. ^ a b “[ https://www.tokyo-park.or.jp/reien/kodaira/assets/files/kodaira_map.pdf?date=20240615000022 東京都小平霊園案内図]”. 公益財団法人東京都公園協会. 2022年8月29日閲覧。
  2. ^ 東久留米市史
  3. ^ 1991年は台風の大雨でJR武蔵野線新小平駅が水没した時に湧出した。
  4. ^ さいかち窪、あがっと池 に水が湧きました”. NPO 東久留米の水と景観を守る会 (2015年). 2015年11月14日閲覧。
  5. ^ 東京の名湧水57選一覧”. 水環境の保全. 東京都環境局 (2010年). 2011年4月6日閲覧。
  6. ^ ぐる〜とくるめ”のコーナーへ、ようこそ! 「さいかち窪」と「黒目川天神社」にいってきました。”. 東久留米市. 2011年4月3日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]