ごめんなさい (みんなのうた)
みんなのうた ごめんなさい | |
---|---|
歌手 | なべおさみ |
作詞者 | 杉紀彦 |
作曲者 | 越部信義 |
映像 | アニメーション |
映像制作者 | 月岡貞夫 |
初放送月 | 1970年10月 - 11月 |
再放送月 |
1971年8月 - 9月 1975年4月 - 5月 |
その他 | 2012年3月15日の『発掘スペシャル』で再放送。 |
「ごめんなさい」は、日本の楽曲。作詞:杉紀彦、作曲:越部信義。
概要
[編集]1970年10月、NHKの『みんなのうた』で紹介。「謝り」をテーマにしたユーモラスな楽曲。全部で6番からなり、1番は黒板に先生のあだ名の落書きをしたら見つかり、2番は学校の2階から雑巾絞りをしたら先生に降りかかり、そして3番は授業参観日で分からないのに手を挙げたら当てられる、4番はテストでの出来事と、「謝り」と関係ない場面が歌われ、5番は「押売り」と思って怒鳴った相手が先生だったという内容、そして6番は本屋で立ち読みしていたら先生に見つかるも、「そうか、別にあやまることないンだ」とつぶやくというオチ。
アニメーション映像は、後年「北風小僧の寒太郎」「ドラキュラのうた」などをヒットさせる月岡貞夫が初登場、映像では全てのキャラクターが、擬人化された動物となっている。そして歌は、『シャボン玉ホリデー』(日本テレビ系列)で人気者となったコメディアン・なべおさみの担当、なべの『みんなのうた』出演は2012年現在唯一。
放送では1番のラスト2小節の歌詞「ごめんなさい」はそのまま歌ったが、2番と5番の「ごめんなさい」と4番の「もはやこれまで」は台詞に代えられ、3番の「出来ません」という歌詞は、「出来るわけないよな!」という台詞に代えられた。そして6番の台詞「〜あやまることないンだ」は、「そうか、別にあやまることはないんだもーん!」と代えられた。
再放送は1971年8月 - 9月と1975年4月 - 5月の2回のみだったが、2011年から始まった「みんなのうた発掘プロジェクト」で映像が見つかり、2012年3月15日深夜(日付は3月16日)の『みんなのうた発掘スペシャル』で再放送された。その後も発掘スペシャル版がワンワンパッコロ!キャラともワールド内にて2016年11月6日に放送された。
1975年版に関する事項
[編集]- 1975年再放送では、歌詞テロップが次の様に代えられた。
- 3番の台詞に対する「…×」が、元歌詞通りの「…出来ません」に。
- 6番の台詞に対する「…?」がテロップ無しに。
- また3番のなべの台詞は「出来るわけねぇじゃん!」と代えられた(リメイクかどうかは不明)。
- 更に4月の時の再放送は、何故か6番が端折られた。
なお『発掘スペシャル』版は1975年版を放送したが、歌詞テロップはニュープリント版となっており、過去の放送では無かった「アアア」と、最後の台詞「そうか、別にあやまることないンだ」が追加された。
出典
[編集]- 「NHKみんなのうた 第12集」(日本放送出版協会)10・11頁 1980年(第15刷)