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こころ検定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こころ検定
実施国 日本の旗 日本
資格種類 民間資格[注釈 1]
分野 心理健康教養医療
試験形式 CBT(1~4級)
実技・口述(1級)
認定団体 一般財団法人日本こころ財団(2023年4月~)
メンタルケア学術学会(2017年10月~2023年3月)
(特定非営利活動法人 医療福祉情報実務能力協会内部組織)
後援 文部科学省
認定開始年月日 2017年平成29年
等級・称号 1~4級
公式サイト こころ検定
特記事項

1級合格者で特定の条件を満たすことでメンタルケア心理専門士資格を取得可能。

2級合格者で特定の条件を満たすことでメンタルケア心理士資格を取得可能。
ウィキプロジェクト ウィキプロジェクト 資格
ウィキポータル ウィキポータル 資格
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こころ検定®(こころけんてい)は文部科学省が後援し、一般財団法人日本こころ財団が認定する検定試験である[1]

概要

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こころ検定は、心について段階的に自らの心や他者の心への関わりを、心理学に基づいて体系的な知識・理解を深め、こころの教育の普及と日常生活での活用を目指した検定である。

2017年10月より検定が開始。2021年度より、2~4級の試験回数は年間4回から5回へと変更になり、1級と2級の受験対策講座がオンラインで開催される[2]。心の段階を4つの等級とテーマに沿って体系的な知識・理解を深めることを目的としている。

1級~こころを援助する~
医療・福祉・教育・産業・公共サービス等での相談援助および心理カウンセリング、 心理療法によるカウンセリング業務従事職やコミュニケーション向上で求められる応用知識・技能を有す。

2級~こころに触れる~
医療・福祉・教育・産業・公共サービス等での相談援助および心理カウンセリング、 心理療法によるカウンセリング業務従事職やコミュニケーション向上で求められる基礎知識・技能を有す。

3級~こころを成長させる~
基礎心理学における領域で下記の領域における知識・技能を身につけ、自らのこころの成長を図ることが出来る。

4級~こころと向き合う~
基礎心理学における領域で下記の領域における知識を理解し、自らのこころについて理解を深めることが出来る。

各級の説明

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試験内容 出題範囲 合格基準 対策講座、対策テキスト・問題集
1級 学科試験CBT
四者択一40問及び実技口述試験
2級分野全般に加え以下の1級の分野より出題
・精神医科学緒論
・面接技法
・応用生活心理学
・カウンセリング技法
・精神予防政策学
学科試験CBT:正答率70%以上
実技口述試験:非公開
・文部科学省後援こころ検定1級対応メンタルケア心理専門士講座
・こころ検定1級 対策問題集
2級 CBT
四者択一40問
・精神解剖生理学基礎
・精神医科学基礎
・カウンセリング基本技法
正答率70%以上 ・文部科学省後援こころ検定2級対応メンタルケア心理士講座
・こころ検定2級 対策問題集
3級 CBT
四者択一20問
・発達
・パーソナリティ
・教育
・適応
・検査
100点中70点以上 ・こころ検定3級 公式テキスト
・こころ検定3級 対策問題集
4級 CBT
四者択一20問
・学習
・認知
・生理
・知覚
・社会
・感情
・知識
100点中70点以上 ・こころ検定4級 公式テキスト
・こころ検定4級 対策問題集

受検資格

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  • 1級:こころ検定2級合格者、またはメンタルケア心理士®資格登録者
  • 2級:誰でも受検可能
  • 3級:誰でも受検可能
  • 4級:誰でも受検可能

脚注

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注釈

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  1. ^ 文部科学省後援のため、公的資格として扱うこともある。

出典

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  1. ^ こころ検定 - 一般財団法人日本こころ財団
  2. ^ “メンタルケア学術学会、こころ検定1級・2級オンライン対策講座を開講”. ICT教育ニュース. (2020年12月14日). https://ict-enews.net/2020/12/14cocoroken/ 2021年1月10日閲覧。 

外部リンク

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