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暗闇五段

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
くらやみ五段から転送)

暗闇五段』(くらやみごだん)は、寺田ヒロオによる日本漫画、及びこれを原作にしたテレビ映画

漫画は小学館週刊少年サンデーにて1963年から1964年にかけて掲載された。

テレビ番組は千葉真一主演によるフィルム撮影で制作され、1965年から1966年に放映された。

あらすじ

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柔道界において将来を嘱望されていた倉見はライバル・熊手の策略で谷川に落とされ、失明の上記憶喪失となってしまう。倉見はただひとつ残された「柔道の技」を頼りに武者修行を重ね、いつしか人から「暗闇五段」と呼ばれるようになっていった…。

テレビ映画

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くらやみ五段
ジャンル スポ根
原作 寺田ヒロオ
企画 山田正久落合兼武
脚本 七条門
監督 松島稔奥中惇夫
出演者 千葉真一
小瀬朗
佐々圭子
小林幸子
オープニング 千葉真一・原少年合唱団
「くらやみ五段の唄」
エンディング 千葉真一 「瞼のうた」
時代設定 1965年 - 1966年
製作
制作 NETテレビ
放送
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1965年9月7日 - 1966年3月1日
放送時間火曜日 19:30 - 20:00
放送分30分

特記事項:
制作東映テレビプロダクション
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くらやみ五段』 (くらやみごだん) のタイトルで主演千葉真一制作NETテレビ東映1965年9月7日から1966年3月1日の毎週火曜日19時30分から20時までの30分枠で放映された。全26話。 モノクロ作品。千葉は『柔道一代シリーズ』(1963年 - 1964年)以来となる柔道の達人を演じた。

主人公・倉見達也が失明した理由を「火事となった家から子供を救助しようとした際、炎を帯びた柱が目に直撃したため」と変更された。最終話では倉見がビルの屋上からヘリコプターに飛び移るという、後に千葉が主演する『キイハンター』で見せたスタントが存在する[1]。撮影には東映動画の屋上を用いたが、ヘリコプターのローターを回しっぱなしにしていたため、動画スタッフや近隣住民から騒音に対する苦情が寄せられたと監督の奥中惇夫は証言している[1]

東映プロデューサーの山田正久は『空手三四郎』『アタック拳』と並ぶスポーツアクション三部作と位置づけている[2]。また、歌手の小林幸子も子役としてレギュラー出演している。

ポジフィルムの現存状況について、東映には第1話の保存が確認されており、第2話以降については行方不明になっている。東映チャンネルでその第1話が放送されている。

ソフト化については、主題歌入りのオープニング映像が『東映TV特撮主題歌大全集VOI.1』に収録されている。全26話分を収録したDVD・ブルーレイは未発売。

キャスト

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スタッフ

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主題歌

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「くらやみ五段の唄」

「瞼のうた」

放送局

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NETテレビ 火曜日 19:30 - 20:00
前番組 番組名 次番組
くらやみ五段
(1965年9月 - 1966年3月)

脚注

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  1. ^ a b 破李拳竜「紘道館サーガ弐 奥中惇夫監督インタビュー」『宇宙船』Vol.1122004年5月号、朝日ソノラマ、2004年5月1日、117 - 118頁、01843-05。 
  2. ^ 全怪獣怪人』 上巻、勁文社、1990年3月24日、238頁。ISBN 4-7669-0962-3。C0676。 
  3. ^ 河北新報』1965年12月7日 - 12月28日付朝刊、テレビ欄。
  4. ^ a b 『河北新報』1965年12月5日 - 12月26日付朝刊、テレビ欄。
  5. ^ 福島民報』1966年5月21日 - 11月12日付朝刊、テレビ欄。
  6. ^ 『河北新報』1965年12月3日 - 12月31日付朝刊、テレビ欄。
  7. ^ 『福島民報』1966年4月16日 - 10月9日付朝刊、テレビ欄。

外部リンク

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