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くめ・クオリティ・プロダクツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
くめ・クオリティ・プロダクツ株式会社
KUME QUALITY PRODUCTS.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
313-0195
茨城県常陸太田市大里町4137
設立 1972年
業種 食料品
事業内容 納豆その他大豆発酵食品の研究・製造・販売
代表者 代表取締役社長 石塚昇一郎
資本金 4,000万円
従業員数 270人
決算期 6月
主要子会社 有限会社くめ食品工業
くめ・バイオデリカ株式会社
北海道くめ・クオリティ・プロダクツ株式会社
外部リンク http://www.kume-natto.com/
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くめ・クオリティ・プロダクツ株式会社(Kume Quality Products)はかつて存在した日本の納豆ブランドメーカー。本社は茨城県常陸太田市に、茨城県、東京都群馬県大阪府愛知県に営業所を置いていた。

沿革

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出典:[1]

  • 1952年 - 創業。
  • 1972年2月 - 有限会社くめ納豆店を設立して、法人化。
  • 1984年9月 - 有限会社くめ納豆店が、有限会社くめ食品工業に商号(社名)変更。販売部門を別会社とし、株式会社くめ納豆店を設立。
  • 1987年 - 株式会社くめ納豆店が、くめ・クオリティ・プロダクツ株式会社に商号(社名)変更。
  • 1993年7月 - くめ・クオリティ・プロダクツが、有限会社くめ食品工業の製造部門を吸収して、製造販売業となる。3,000万円を増資し、資本金4000万円とする。
  • 1997年 - 研究施設と工場、コミュニケーションルームを併設した「こしらえの丘」が落成。
  • 2009年8月 - 民事再生手続の開始を申し立て。

民事再生手続きによる再建

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2009年8月25日に、東京地裁民事再生法の適用を申請[2]。負債総額は約110億円。少子高齢化により日本国内市場が縮小する中、食品製造大手のミツカンが参入してさらに納豆の販売競争は激化。業績が低迷して事業譲渡を検討していたが[2][3]、ミツカンが営業権を、ミツカングループ本社商標権をそれぞれ買い取る事で基本合意し、「くめ納豆」ブランドでの販売は継続されることとなった[4]。従業員組合が出資し設立した新会社・金砂郷食品株式会社[5]が常陸太田市にある本社工場と高柿工場を引き継ぎ、ミツカンが同社に製造を委託している。

2009年9月24日開催の債権者説明会で、数年に渡って粉飾決算が行われていたことを明らかにしており、今後の再建への影響が生じる可能性がある[6]

主な商品(ブランド)

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  • 納豆
    • 丹精
    • 味道楽
    • 秘伝金印
    • もろみ酢だれ納豆
    • 黒米入り黒豆納豆
  • テンペ

マーケティング・ブランディング

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くめ納豆倶楽部

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公式ファンクラブ「くめ納豆倶楽部」を設け、その名誉会員にはPENICILLIN東海林のり子が在籍していた。

テレビ・ラジオ提供番組(過去)

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関連項目

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  1. ^ 沿革(インターネットアーカイブ沿革)
  2. ^ a b 帝国データバンク - 大型倒産速報「くめ・クオリティ・プロダクツ株式会社2009年8月25日 Archived 2009年9月8日, at the Wayback Machine.
  3. ^ 読売新聞「「くめ納豆」事業譲渡へ」2009年8月1日[リンク切れ]
  4. ^ ミツカン-報道資料「「くめ納豆」製品の販売にむけた基本合意について」2009年8月25日
  5. ^ 金砂郷食品株式会社 会社案内
  6. ^ 「くめ納豆」が粉飾決算、民事再生にも影響 Yomiuri Online・2009年9月25日[リンク切れ]

外部リンク

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