くめ・クオリティ・プロダクツ
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒313-0195 茨城県常陸太田市大里町4137 |
設立 | 1972年 |
業種 | 食料品 |
事業内容 | 納豆その他大豆発酵食品の研究・製造・販売 |
代表者 | 代表取締役社長 石塚昇一郎 |
資本金 | 4,000万円 |
従業員数 | 270人 |
決算期 | 6月 |
主要子会社 |
有限会社くめ食品工業 くめ・バイオデリカ株式会社 北海道くめ・クオリティ・プロダクツ株式会社 |
外部リンク | http://www.kume-natto.com/ |
くめ・クオリティ・プロダクツ株式会社(Kume Quality Products)はかつて存在した日本の納豆ブランドメーカー。本社は茨城県常陸太田市に、茨城県、東京都、群馬県、大阪府、愛知県に営業所を置いていた。
沿革
[編集]出典:[1]
- 1952年 - 創業。
- 1972年2月 - 有限会社くめ納豆店を設立して、法人化。
- 1984年9月 - 有限会社くめ納豆店が、有限会社くめ食品工業に商号(社名)変更。販売部門を別会社とし、株式会社くめ納豆店を設立。
- 1987年 - 株式会社くめ納豆店が、くめ・クオリティ・プロダクツ株式会社に商号(社名)変更。
- 1993年7月 - くめ・クオリティ・プロダクツが、有限会社くめ食品工業の製造部門を吸収して、製造販売業となる。3,000万円を増資し、資本金4000万円とする。
- 1997年 - 研究施設と工場、コミュニケーションルームを併設した「こしらえの丘」が落成。
- 2009年8月 - 民事再生手続の開始を申し立て。
民事再生手続きによる再建
[編集]2009年8月25日に、東京地裁へ民事再生法の適用を申請[2]。負債総額は約110億円。少子高齢化により日本国内市場が縮小する中、食品製造大手のミツカンが参入してさらに納豆の販売競争は激化。業績が低迷して事業譲渡を検討していたが[2][3]、ミツカンが営業権を、ミツカングループ本社が商標権をそれぞれ買い取る事で基本合意し、「くめ納豆」ブランドでの販売は継続されることとなった[4]。従業員組合が出資し設立した新会社・金砂郷食品株式会社[5]が常陸太田市にある本社工場と高柿工場を引き継ぎ、ミツカンが同社に製造を委託している。
2009年9月24日開催の債権者説明会で、数年に渡って粉飾決算が行われていたことを明らかにしており、今後の再建への影響が生じる可能性がある[6]。
主な商品(ブランド)
[編集]マーケティング・ブランディング
[編集]くめ納豆倶楽部
[編集]公式ファンクラブ「くめ納豆倶楽部」を設け、その名誉会員にはPENICILLIN、東海林のり子が在籍していた。
テレビ・ラジオ提供番組(過去)
[編集]- くめ納豆倶楽部(茨城放送「たかとりじゅんのビタミンJ!」内 金曜11:12 - )
関連項目
[編集]- 金砂郷食品株式会社
- エンプロイー・バイアウト
注
[編集]- ^ 沿革(インターネットアーカイブ沿革)
- ^ a b 帝国データバンク - 大型倒産速報「くめ・クオリティ・プロダクツ株式会社」2009年8月25日 Archived 2009年9月8日, at the Wayback Machine.
- ^ 読売新聞「「くめ納豆」事業譲渡へ」2009年8月1日[リンク切れ]
- ^ ミツカン-報道資料「「くめ納豆」製品の販売にむけた基本合意について」2009年8月25日
- ^ 金砂郷食品株式会社 会社案内
- ^ 「くめ納豆」が粉飾決算、民事再生にも影響 Yomiuri Online・2009年9月25日[リンク切れ]