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くすり指の教科書

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
くすり指の教科書
ジャンル 恋愛アドベンチャーゲーム
対応機種 Windows 95, PC9801/21, FM-TOWNS
発売元 Active
発売日 1996年4月5日
レイティング 18禁
キャラクター名設定 不可
エンディング数 8+4(主要8)
セーブファイル数 4
ゲームエンジン ?
画面サイズ 640×480 8bit
BGMフォーマット FM音源, MIDI
キャラクターボイス なし
CGモード ?
音楽モード ?
回想モード なし
メッセージスキップ なし
オートモード ?
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くすり指の教科書』(くすりゆびのきょうかしょ)は、Activeが発売した成人向けアドベンチャーゲーム。本項では続編である『くすり指の教科書2』についても解説する。 本作において、プレイヤーは主人公の行動を選択し、交友を深めていく。本作は普段の生活の中の恋愛を描いており[1]、物語は13からなるマルチエンディング形式となっている。

巨鯨科技より、中国語版である『無名指的教科書』が発売されている[1]

登場人物

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武田 俊夫
本作の主人公。単位制の高校に通っており、物語開始時点ではすでに必要単位を取得していた。
田中 ともみ
俊夫の隣に住む幼馴染。母親に良子がいる。
香住 千里
関西からの転校生。
坂田 有美
俊夫のクラスメイト。
西村 萌
俊夫の昔馴染み兼クラスメイト。
水原 幸弘
俊夫のクラスメイト。
高田 司
俊夫の1つ下の後輩。
名木 武士
俊夫らのクラスの担任。

くすり指の教科書2

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くすり指の教科書2
ジャンル 恋愛アドベンチャーゲーム
対応機種 Windows 95
発売元 Active
発売日 1997年7月31日
レイティング 18禁
キャラクター名設定 可能
エンディング数 10+5(主要10)
セーブファイル数 4
ゲームエンジン ?
画面サイズ 640×480 8bit
BGMフォーマット MIDI、PCM、CD-DA
キャラクターボイス あり(女性のみ、主人公以外、全員の選択可)
CGモード あり
音楽モード ?
回想モード ?
メッセージスキップ ?
オートモード ?
テンプレートを表示

『くすり指の教科書2』は1997年に発売されたアダルトゲームである。 前作のスピンオフに近い内容となっており、前作の主人公である武田俊夫は物語の舞台となる専門学校のサークルの主催者として登場する。 また、物語は10からなるマルチエンディング形式となっている。 前作のタイトルロゴが教科書をイメージしたものに対し、本作のタイトルロゴは指輪をあしらわれている。また、英文サブタイトルとして A textbook of "Ring Finger" Second が付け加えられた。

登場人物(2)

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メインキャラクター
  • 春日野 一哉 - 『くすり指の教科書2』の主人公で、専門学校には一浪後に入学した。街の大きなホテルに勤務する母親を持つ。
  • 逆瀬 希 - 専門学校の新入生
  • 夙川 雛 - 専門学校の新入生、主人公と同じコースを受講
  • 岡町 あゆみ - 専門学校の新入生、遠くから通っており寮に住む
  • 牧落 忍 - 大学受験に失敗し、専門学校に入学
  • 南方 弥子 - 1つ年下の幼馴染
サブキャラクター
  • 武田 俊夫 - 前作の主人公。仲良しサークルを発足させ、「サークルに女性1人は誘う」という約束を強引に取り付ける。
  • 川西 実 - 主人公と同じく、俊夫のサークルに巻き込まれてしまう

主題歌

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Activeが初めて主題歌を導入した作品で、オープニング曲「くすり指の約束」は本編で使用されるYuzukoによる曲の他、オマケとして本作品中に登場する南方弥子役による別ヴァージョンも収録されている。

オープニング主題歌「くすり指の約束」
歌:Yuzuko/作詞:ぱか/作曲:アーティスティック コンセプツ
ゲームCD-ROMにCD-DA形式で収録。
イメージソング「くすり指の約束 -弥子バージョン-」
歌:南方弥子/作詞:ぱか/作曲:アーティスティック コンセプツ
声優非公開のためキャラクター名でクレジットされている。ゲームCD-ROMにCD-DA形式で収録。
イメージソング「くすり指の約束 -南方弥子スペシャルバージョン-」
歌:南方弥子/作詞:ぱか/作曲:アーティスティック コンセプツ
1番と2番の歌詞の間に南方弥子の台詞が入ったセリフ入りバージョン。公式サイトで公開。データ集「アクティブ恋愛方程式」にCD-DA形式で収録。

評価

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IGNの歐陽宇亮は、本作を通じてActive及び原画家の風上旬を気に入ったと述べており[2]、別の記事では『くすり指の教科書』のBGM「りんどうの咲く丘で」を泣かせる名曲だと評した[1]

脚注

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  1. ^ a b c 歐陽宇亮 (2017年2月27日). “香港ガリ勉眼鏡っ娘ゲーマー第5回!“おしん”が“オタク”になるお話”. IGN Japan. 2021年1月20日閲覧。
  2. ^ 歐陽宇亮 (2017年4月17日). “香港ガリ勉眼鏡っ娘ゲーマー第12回!守備範囲が無限大!? 純粋培養の全方位美少女ゲーマー亮ちゃん”. IGN Japan. 2021年1月22日閲覧。

外部リンク

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