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かもめ (フェリー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かもめ
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 日本海観光フェリー
運用者 日本海観光フェリー
建造所 内海造船田熊工場
航行区域 沿海[1]
船級 JG[1]
IMO番号 7419808
経歴
起工 1974年6月10日[1]
進水 1974年10月17日[1]
竣工 1975年3月11日[2]
就航 1975年4月12日[2]
要目
総トン数 2,737 トン[2]
全長 90.5 m[2]
垂線間長 82.0 m[2]
16.0 m[2]
深さ 5.3 m[2]
満載喫水 4.17 m[1]
機関方式 ディーゼル
主機関 ニイガタ 6MMG3/EZ 4基[2]
推進器 2軸[2]
最大出力 8,400馬力(連続)[2]
定格出力 7,500馬力[1]
最大速力 20.2ノット[2]
航海速力 17.5ノット[2]
航続距離 1,500海里[1]
旅客定員 858名(夏期1,114名)[2]
車両搭載数 大型バス10台、乗用車47台
または大型トラック22台、乗用車20台
または乗用車86台[2]
テンプレートを表示

かもめは、日本海観光フェリーが運航していたフェリー

概要

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内海造船田熊工場で建造され、1975年4月12日に飯田 - 小木航路に就航した[2]

航路は冬期運休となるため、運休中はドック期間の代船として関西汽船に用船されるなどしていた。 1975年12月3日から翌3月末まで用船され、別府 - 阪神航路、松山 - 小倉航路に就航した[3]

1978年、ホバークラフト「しぐなす」の就航により引退した。

その後、海外売船され、韓国DONG YANG EXPRESS FERRY NO.2となり就航した。

就航航路

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航路延長105km、航海時間3時間50分、1日1往復を運航した。飯田港での夜間停泊中、乗船者は船内宿泊が可能だった[2]

設計

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船内

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船室

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  • 貴賓室(2名)[4]
  • 特等室(洋室48名・和室16名)[4]
  • 一等室(洋室80名・和室150名)[4]
  • 二等室(562名)[4]
  • 二等椅子席(256名) - 夏期のみ[4]

公室

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  • ビュフェ[4]
  • ゲームコーナー[4]
  • 売店・案内所[4]
  • シャワー室[4]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 新造船写真集 自動車航走旅客船かもめ 日本海観光フェリー株式会社 - 船の科学1975年4月号
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 世界の艦船(1975年5月号,p118)
  3. ^ 世界の艦船(1976年2月号,p144)
  4. ^ a b c d e f g h i 新造船紹介かもめ - 船の科学1975年4月号