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かえるの合唱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かえるのうたから転送)
カエル

かえるの合唱」(かえるのがっしょう)は、19世紀ドイツ童謡「Froschgesang」を原曲とする、日本唱歌童謡である。通称、「かえるの歌」(かえるのうた)としても知られる[1]

概要

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一般的には「作詞:岡本敏明 / 作曲:ドイツ民謡」と表記されるが、ドイツ語での原曲があり、岡本氏本人は「訳詞」としている。JASRACの登録も「訳詞」である[2]。なお、原曲の作詞者はホフマン・フォン・ファラースレーベンである[3]

朝日公哉の論文によると、1930年 (昭和5年) に玉川学園を訪ねたヴェルナー・チンメルマン (Werner Zimmerman)が教えたヨーロッパの歌に本曲があり、同席した岡本がその後に日本語版を作詞した。楽譜及び詩の記載が確認できるのは1942年 (昭和17年) 版の玉川大学出版部の愛吟集である。この版ではタイトルは『蛙の合唱』、歌詞前半はドイツ語と日本語詩の併記、後半の蛙の鳴き声の部分はドイツ語の quak, quak, quak, quak, kä kä kä kä kä kä, quak, quak, quak の記載となっている。1947年 (昭和22年) の国定教科書に採択され1949年 (昭和24) 年から全国で使われる[4]

関連

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外部リンク

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脚注

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  1. ^ 「かえるのうた」の正式な題名は?歌詞は?ルーツは?謎と解答まとめ)”. Ameblo. 2020年12月8日閲覧。
  2. ^ JASRAC 006-5024-2”. JASRAC. 2021年1月27日閲覧。
  3. ^ 「新・輪唱のたのしみ」(岡本敏明・小山章三 編、音楽之友社)”. Ameblo. 2020年12月8日閲覧。
  4. ^ 朝日公哉「岡本敏明の輪唱教育論 ―「かえるの合唱」をめぐって―」『論叢:玉川大学教育学部紀要』第2015号、2016年3月31日、1-17頁、ISSN 1348-33312023年5月31日閲覧