おんな極悪帖
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おんな極悪帖 | |
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監督 | 池広一夫 |
脚本 | 星川清司 |
原作 | 谷崎潤一郎 |
出演者 |
安田道代 田村正和 |
音楽 | 渡辺岳夫 |
撮影 | 梶谷俊男 |
編集 | 谷口登司夫 |
製作会社 | 大映 |
配給 | 大映 |
公開 | 1970年4月4日 |
上映時間 | 84分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
次作 | おんな牢秘図 |
『おんな極悪帖』(おんなごくあくじょう)は、1970年(昭和45年)4月4日に公開された日本映画。谷崎潤一郎の著書『恐怖時代』を映画化した作品である[1][2][3]もともとは安田道代をかわいがっていた若山富三郎が安田の為に企画していたものであったが、若山が東映に移籍した為、若山の出演は無かった[4]。
監督は池広一夫。主演は安田道代(後の大楠道代)。製作・配給は大映[5]。登場人物は全員が悪人であるという異色の作品となっている[4][6]。また池広は自身が監督をした作品では『ひとり狼』と共に最も気に入っている作品であるとしている[4]。
あらすじ
[編集]春藤靭負という大名の下屋敷、その大名の妾であるお銀は、自らの子を世継ぎとし、権力を掌握すべく春藤靭負の正室毒殺を企む。そんなお銀もまた、磯貝伊織という若い侍を愛人として囲っている。お銀は正室毒殺に成功するが、春藤靭負が二人の関係性を間付かれてしまい、あやうく殺されかけるが、磯貝伊織と共闘して春藤靭負を討ち果たす。しかしお銀は磯貝伊織をも無き者にしようと企んでいた。
スタッフ
[編集]キャスト
[編集]- お銀の方:安田道代
- 磯貝伊織:田村正和
- 梅野:小山明子
- 春藤靱負:佐藤慶
- 太守:岸田森
- 細井玄沢:小松方正
- 赤座又十郎:山本麟一
- 芸者:宇田あつみ
- 珍斉:芦屋小雁
- 菅沼八郎太:早川雄三
- お由以:丘夏子
- 氏家左門:伊達岳志
- 侍:木村元
- 六助:寺島雄作
- 乳母:橘公子
同時上映
[編集]脚注
[編集]- ^ “おんな極悪帖 : 角川映画”. KADOKAWA. 2018年11月23日閲覧。
- ^ “おんな極悪帖|一般社団法人日本映画製作者連盟”. 日本映画製作者連盟. 2018年11月23日閲覧。
- ^ “岸田森特集 おんな極悪帖”. シネマヴェーラ渋谷. 2018年11月23日閲覧。
- ^ a b c 本当に面白い時代劇 1945-2015 メディアックス 170-171ページ
- ^ “おんな極悪帖”. 日本映画情報システム. 2018年11月23日閲覧。
- ^ “「魔性のジゴロ」は田村正和の他に表現できないのではないか 春日太一の木曜邦画劇場”. 文春オンライン (2021年7月13日). 2021年7月13日閲覧。