おこしもの
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おこしものは、愛知県で桃の節句に供えられる和菓子の一種。「おこしもん」や「おしもん」、「おこしもち」、「おしもち」とも呼ばれる[1][2]。
基本的な製法としては、熱湯でこねた米粉を鯛や扇などの木型に入れて成型し、蒸し器で蒸しあげた後に食紅で着色する。または、色生地を別に作っておき、成型時に白生地と一緒に詰め込む調理法もある。
蒸したてのものや餅のように焼いたものを、砂糖醤油などをつけていただく。
語源については諸説あり、木型から起こすから[2]、木型に押し付けるからなどといわれている。
落雁と同様に木型にはめて成形するが、落雁はサクラの木型を用いるのに対し、おこしものはヒノキでできた型を用いる。また落雁とは異なり、甘味はないことが多い。
出典
[編集]- ^ おこしもん・おこしもの-雛菓子-ひな祭り(ひなまつり)特集~桃の節句を楽しもう~|ご近所ねっと名古屋
- ^ a b “名古屋なんでも調査団 調査団報告書 調査No.52” (PDF). 名古屋市図書館. 2019年7月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- おしもん/おこしもん - 農林水産省
- おこしものの作り方 - 色生地を別に作る調理法によるおこしものの作り方。