和霊大祭
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(うわじま牛鬼まつりから転送)
和霊大祭(われいたいさい)とは、愛媛県宇和島市の和霊神社で7月23日と7月24日に行われる夏祭りである。同時にうわじま牛鬼まつりが7月22日から7月24日まで行われる。
最終日の7月24日には同時に宇和島市営闘牛場で「宇和島闘牛大会・和霊大祭(七月)場所」行われる。
概要
[編集]- 1702年伊予国宇和島藩3代藩主伊達宗贇の治世、その長男の伊達兵五郎宗相・神尾帯刀・梶田又兵衛・三輪清助らが神輿3基を和霊神社に奉納、ご神幸が始まったことをきっかけとなった[1]。
- 3基の神輿が海を渡る海上渡御で、お旅所からお座船によって海上に奉納、海から川へ遡上し和霊神社に送る。今は神輿3基は須賀川辺りにわたる[1]。
- 大人たちによる走り込みだけでなく、子供たちによる特別な衣装を身にまとまって、稚児行列が行われる[1]。
日程
[編集]- 7月22日:うわじまガイヤカーニバル(午後2時~午後10時)
- 7月23日:例祭、宵宮祭、子ども牛鬼パレード 花火大会(宇和島湾から打ち上げ)、宇和島踊り(宇和島音頭) ブラスバンドパレード
- 7月24日:子ども行列、御旅所祭、海上渡御、走り込み、神輿 牛鬼、花火大会(丸山から打ち上げ)
中止
[編集]- 2018年:西日本豪雨の影響で23日の例祭・宵宮祭は行うが、24日の子供行列・走り込みは中止[2]。うわじま牛鬼まつりでは中止が決定で、1967年以来で2度目[3]。
- 2020年:新型コロナウイルスの影響で、うわじま牛鬼まつりが中止[4]。
- 2021年:新型コロナウイルスの影響で、うわじま牛鬼まつりが中止。2年連続の中止となる[5]。
脚注
[編集]- ^ a b c 、2016年4月25日、「和霊神社・伊予豆比古命神社他」、『週刊日本の神社』第114号、デアゴスティーニ pp. 23
- ^ 愛媛新聞オンライン(2018年7月13日)
- ^ 愛媛新聞ONLINE(2018年7月12日)
- ^ 愛媛新聞(2020年4月15日)
- ^ “「うわじま牛鬼まつり」2年連続で中止方針 実行委3役・正副部会長”. 愛媛新聞社. 2021年7月6日閲覧。
関連項目
[編集]- 鹿踊(宇和島市の祭りである。)
- 宇崎竜童 - ガイヤカーニバル用の楽曲「GAIYA ON THE ROAD」(歌:竜童組)の作詞作曲者。
- 土居甫 - ガイヤカーニバルオリジナルダンスの振り付けを担当した宇和島出身の振付師。
外部リンク
[編集]- うわじま牛鬼まつり公式ホームページ
- 宇和島市観光協会
- プチたび(宇和島市) - ウェイバックマシン(2008年9月25日アーカイブ分)
- 愛媛の伝承文化(和霊大祭行事次第)
- 愛媛県生涯学習センター(生涯学習情報提供システム・船で御城下で) - ウェイバックマシン(2013年12月24日アーカイブ分)
- ガイヤカーニバルダンス 愛媛県宇和島市 うわじま牛鬼まつり - YouTube