うすき少年自然の家
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うすき少年自然の家(うすきしょうねんしぜんのいえ)は、かつて大分県臼杵市大字下ノ江にあった、大分市の少年自然の家である。
概要
[編集]日豊海岸国定公園の北部、佐賀関半島の臼杵湾側の付け根付近の台地上に、1975年(昭和50年)10月に設置された。施設の周囲は自然が豊かで、カヌーや海水浴といった野外活動が楽しめた。宿泊定員は、205人[1]。
施設の利用資格があるのは、大分市および臼杵市在住の
- 小・中・特別支援学校の児童・生徒及びその指導者
- 少年団体とその指導者
- 家族
- 青年・成人の団体
となっていた。
年間利用者数のピークは1987年の44,981人であったが、2011年度は18,780人に減少した。このような利用者減に加え、施設が老朽化していて、バリアフリー化や耐震補強のための費用も必要となると見込まれたことから、2013年(平成25年)3月31日をもって廃止された[2][3]。
旧うすき少年自然の家の施設及び土地は、2016年11月に先着順で売り出されている[4]。
脚注
[編集]- ^ 特例民法法人全国青少年教育施設協議会加盟施設一覧 大分市立うすき少年自然の家
- ^ 「うすき少年自然の家」廃止へ 大分市 大分合同新聞、2012年6月5日
- ^ 大分市公共施設白書 第3章 用途別実態把握 (6)宿泊施設 (PDF) 大分市、2014年3月
- ^ 旧うすき少年自然の家を先着順で売却します 大分市