いわき郷土戦士ジャンガラー
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いわき郷土戦士ジャンガラー(いわききょうどせんしジャンガラー)は福島県いわき市のヒーローキャラクター(ローカルヒーロー)。
概要
[編集]2010年10月23日、いわき駅前で開かれた地域活性化イベント「いってみっぺ2010」(いわき青年会議所主催)にてジャンガラーは誕生した。当時のローカルヒーローブームに乗って創案されたとされ、コスチュームのモチーフは地元に伝わる「じゃんがら念仏踊り」である[1]。
当初は、いわき市の子どもたちに夢と勇気を与えるシンボルヒーローとして活動していたが、2011年3月11日におきた東日本大震災により約3ヵ月の活動休止を余儀なくされた。しかしその年の10月15日、「いわき復活プロジェクト いってみっぺ2011」にて復活し活動を再開。郷土戦士としての誇りを胸に、熱い思いで悪に立ち向かい「いわき」を守ることを宣言する。現在は、全国各地のさまざまなイベントに出演し、いわき市の文化や伝統、名所や特産物を紹介する観光PRショーを積極的に行い、いわきの復興に取り組んでいる。
キャラクター
[編集]郷土戦士ジャンガラー
[編集]- ジャンガラー
- 人々のいわきを思う心が生み出した正義のヒーロー。いわきの伝統芸能じゃんがら踊りの「技」、古生代より受け継がれたシーラカンスの「体」により、無敵の強さを誇る。必殺技は「念仏ファイヤー」。ほかに「メヒカリスライサー」、「ウニ爆弾」などの必殺技がある。
- J・アクア
- ジャンガラー兄弟の次弟。いわき市の新しい食文化「カジキ料理」のカジキがモチーフ。ジャンガラーと違いしゃべることができるため、ジャンガラーの通訳をしたりもする。必殺技は「ビルフィッシュ・ビーム」。
悪党の一味
[編集]- デレスケ
- ジャンガラーの宿敵。いわきの方言で、「だらしない者」の意味。名前とは裏腹に頭が切れ、部下の面倒見がいい。「デレスケー・ホロスケーキャンディ」という飴を配っては、食べ物で釣るという古典的な方法で仲間を増やす。
- ホロスケ
- デレスケーの子分。いわきの方言で「愚か者」の意味。J・シーガルに一目惚れをして以来、デレデレしっぱなし。いわきの人々を困らせる悪党にもかかわらず、いわきのデートスポットや特産品などに詳しい。子供が好きで、将来は幸せな家庭を築きたいらしい。
- その他
- 現在、ホロスケーのほかに「ヘデナシー」、「チョロクデネー」、「ウッチャシー」、「ヤガマシー」などがいるが、ろくでもない集団でとにかく集まりが悪く、全員集合するのは極めて稀である。
脚注
[編集]- ^ “最大の敵はフーヒョー 福島の郷土戦士・ジャンガラー”. 朝日新聞. (2012年11月16日) 2017年5月2日閲覧。