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Α-グルクロニダーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

α-グルクロニダーゼ(Alpha-glucuronidase、EC 3.2.1.139)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

α-D-グルクロノシド + 水アルコール + D-グルクロン酸

従って、この酵素の基質はα-D-グルクロノシドと水の2つ、生成物はアルコールとD-グルクロン酸である。

この酵素は加水分解酵素、特にO-及びS-グリコシル化合物加水分解酵素に分類される。系統名は、α-D-グルコシドウロン酸 グルクロノヒドロラーゼ(alpha-D-glucosiduronate glucuronohydrolase)である。他に、alpha-glucosiduronase等とも呼ばれる。

構造

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2007年末時点で、13個の構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1GQI1GQJ1GQK1GQL1H411K9D1K9E1K9F1L8N1MQP1MQQ1MQR1VJTである。

出典

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  • Visser, J., Kusters van Someren, M.A., Beldman, G. and Voragen, A.G.J. (Eds.), Xylans and Xylanases, Elsevier, Amsterdam, 1992, p. 213-224.
  • Uchida H, Nanri T, Kawabata Y, Kusakabe I, Murakami K (1992). “Purification and characterization of intracellular alpha-glucuronidase from Aspergillus niger”. Biosci. Biotechnol. Biochem. 56 (10): 1608–1615. doi:10.1271/bbb.56.1608.