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FCジロンダン・ボルドー

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FCジロンダン・ボルドー
原語表記 Football Club des Girondins de Bordeaux
愛称 Les Girondins
le club au Scapulaire (スカプラリオのクラブ)
les Marines et Blanc (紺と白)
クラブカラー  
 
創設年 1881年
所属リーグ Ligue de Football Professionnel (LFP)
所属ディビジョン リーグ・ドゥ
ホームタウン ボルドー
ホームスタジアム
マットムット・アトランティック
収容人数 42,115
代表者 ルクセンブルクの旗 ジェラール・ロペス
監督 フランスの旗 ダヴィド・ギヨン
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

フットボール・クルブ・デ・ジロンダン・ドゥ・ボルドーFootball Club des Girondins de Bordeaux)は、フランスボルドーに本拠地を置くサッカークラブチーム。なお、「ジロンダン」とは、「ジロンド県の」という意味である。

歴史

現在はフランスリーグリーグ・ドゥに所属しており、1881年に設立されたフランスで2番目に歴史のあるサッカークラブ。ヨーロッパでは「ジロンディンズ」と呼ばれている。黄金期を迎えたのはリーグ優勝3回・フランス・カップ2回制覇した1980年代。

1995-96シーズンには、中心選手であったMFジネディーヌ・ジダン、DFビセンテ・リザラズ、FWクリストフ・デュガリーらの活躍により、UEFAカップで準優勝に輝いた。

2007年夏、監督経験のないローラン・ブランを招聘し、MFアルー・ディアッラ、DFマチュー・シャルメ、DFスレイマン・ディアワラなど守備的な選手を補強して、シーズンに臨んだ。FWフェルナンド・カベナギが15得点とエースの役割をしっかり果たし、新戦力も軒並み期待以上の活躍を見せた。勝ち点4差でリヨンに引けを取ったが、最終節まで優勝争いに絡み、2位という好成績を残した。ブラン監督はキャリア1年目にしてリーグ最優秀監督に選出された。

2008年夏に司令塔のジョアン・ミクーが引退したが、ACミランからMFヨアン・グルキュフをレンタルで、SMカーンから2007年にリーグ・ドゥMVPに輝いているFWヨアン・グフランを完全移籍でそれぞれ獲得した。2008-09シーズンはUEFAチャンピオンズリーグに出場し、グループリーグ3位という結果に終わった。チャンピオンズリーグ敗退により回ったUEFAカップでは決勝トーナメント1回戦でガラタサライに敗れた。一方、国内リーグ戦はMFグルキュフ、MFディアッラやエースとなったFWマルアーヌ・シャマフら主力の活躍により、終盤にリーグ新記録となる11連勝でオリンピック・マルセイユ、リヨンをかわし、10シーズンぶりのリーグ優勝を果たし、リヨンの連覇を7で止めた。またリーグカップ決勝でヴァンヌOCを倒して2シーズンぶりの優勝も決めた。 ちなみに11連勝でシーズンを終えたボルドーは2009-10シーズンに開幕から3連勝し、14連勝の記録を作った。2009年8月30日のマルセイユ戦で引き分けたために連勝記録が止まった[1]

2009年1月にブラン監督との契約を延長し、5月下旬にMFグルキュフを完全移籍させた。2009年夏にDFディアワラをライバルのマルセイユに引き抜かれたが、それ以外の主力選手は残留し、GKセドリック・カラッソ、MFヤロスラフ・プラシルなど層の薄いポジションの補強に努めた。こうして臨んだ2009-10シーズンは、チャンピオンズリーグのグループリーグを首位通過したものの、決勝トーナメント準々決勝でリヨンとのフランス対決に敗れた。リーグ・アも前半戦は2位のリールに9ポイントの差をつけて首位で折り返したものの、2010年1月に次期フランス代表監督候補にブランの名前が挙がった事が決定打となり、後半戦以降は一体感を失い、4月は全く勝てなかったのも合わせて大失速。リーグでは6位に沈んだ。2010-11シーズンは、ブランのフランス代表監督就任によりジャン・ティガナが監督に就いたが、MFグルキュフとFWシャマフの移籍もあってチームは更に不振を極め、ティガナ監督はシーズン途中で辞任。2011-12シーズンはフランシス・ジロを監督に据え、リーグ5位となり、UEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得した。

2021年6月22日、ジェラール・ロペスがクラブを買収することが発表された[2]。2021-22シーズンは、91失点とディフェンスが崩壊し、最下位となり、1990-91シーズン以来となる2部降格が決定した[3]

ライバル

FCジロンダン・ボルドーのライバルはオリンピック・マルセイユFCナントトゥールーズFCである。
FCナントとの対戦はアトランティック・ダービーと呼ばれ、トゥールーズFCとの対戦はガロンヌ・ダービーと呼ばれている。
ボルドーとマルセイユのライバル意識が1980年代後半から同黄金期であった。また、ボルドーが1987年、1999年、2009年その3シーズン共マルセイユをかわし、リーグ優勝を果たした。

タイトル

国内タイトル

国際タイトル

過去の成績

シーズン ディビジョン クープ・ドゥ・フランス クープ・ドゥ・ラ・リーグ
リーグ 順位
1945-46 ディヴィジョン・アン 34 11 9 14 65 66 31 14位 準々決勝敗退
1946-47 ディヴィジョン・アン 38 12 7 19 58 81 31 18位 準決勝敗退
1947-48 ディヴィジョン・ドゥ 38 18 9 11 77 47 45 5位 準々決勝敗退
1948-49 ディヴィジョン・ドゥ 36 24 5 7 107 49 53 2位 ベスト64
1949-50 ディヴィジョン・アン 34 21 9 4 88 40 51 1位 ベスト16
1950-51 ディヴィジョン・アン 34 14 9 11 58 49 37 6位 ベスト32
1951-52 ディヴィジョン・アン 34 20 5 9 88 49 45 2位 準優勝
1952-53 ディヴィジョン・アン 34 19 5 10 79 56 43 3位 ベスト64
1953-54 ディヴィジョン・アン 34 20 6 8 69 44 46 3位 準々決勝敗退
1954-55 ディヴィジョン・アン 34 14 7 13 63 51 35 6位 準優勝
1955-56 ディヴィジョン・アン 34 9 6 19 45 69 24 17位 ベスト32
1956-57 ディヴィジョン・ドゥ 38 15 13 10 67 48 43 5位 準決勝敗退
1957-58 ディヴィジョン・ドゥ 42 25 3 14 82 53 53 5位 準々決勝敗退
1958-59 ディヴィジョン・ドゥ 38 17 10 11 69 56 44 4位 ベスト32
1959-60 ディヴィジョン・アン 38 7 7 24 52 102 21 20位 ベスト64
1960-61 ディヴィジョン・ドゥ 36 14 13 9 59 50 41 8位 準決勝敗退
1961-62 ディヴィジョン・ドゥ 36 17 12 7 54 31 46 3位 ベスト32
1962-63 ディヴィジョン・アン 38 15 15 8 63 38 45 4位 準々決勝敗退
1963-64 ディヴィジョン・アン 34 13 8 13 55 58 34 7位 準優勝
1964-65 ディヴィジョン・アン 34 16 9 9 43 32 41 2位 ベスト64
1965-66 ディヴィジョン・アン 38 22 9 7 84 36 53 2位 ベスト64
1966-67 ディヴィジョン・アン 38 16 11 11 53 43 43 4位 ベスト64
1967-68 ディヴィジョン・アン 38 18 4 16 57 44 40 8位 準優勝
1968-69 ディヴィジョン・アン 34 22 7 5 77 34 51 2位 準優勝
1969-70 ディヴィジョン・アン 34 13 10 11 54 48 36 6位 ベスト32
1970-71 ディヴィジョン・アン 38 16 8 14 58 51 40 5位 準々決勝敗退
1971-72 ディヴィジョン・アン 38 12 11 15 39 52 35 12位 ベスト64
1972-73 ディヴィジョン・アン 38 12 11 15 49 55 35 14位 ベスト16
1973-74 ディヴィジョン・アン 38 11 12 15 55 57 42 14位 ベスト32
1974-75 ディヴィジョン・アン 38 15 7 16 48 49 39 12位 ベスト32
1975-76 ディヴィジョン・アン 38 15 9 14 59 59 40 10位 ベスト32
1976-77 ディヴィジョン・アン 38 15 8 15 66 57 38 10位 ベスト16
1977-78 ディヴィジョン・アン 38 12 8 18 46 69 32 16位 ベスト16
1978-79 ディヴィジョン・アン 38 12 15 11 45 42 39 10位 ベスト32
1979-80 ディヴィジョン・アン 38 16 8 14 64 53 40 6位 ベスト64
1980-81 ディヴィジョン・アン 38 18 13 7 57 34 49 3位 準々決勝敗退
1981-82 ディヴィジョン・アン 38 19 10 9 55 45 48 4位 準々決勝敗退
1982-83 ディヴィジョン・アン 38 20 8 10 67 48 48 2位 ベスト16
1983-84 ディヴィジョン・アン 38 23 8 7 72 33 54 1位 ベスト16
1984-85 ディヴィジョン・アン 38 25 9 4 70 27 59 1位 ベスト32
1985-86 ディヴィジョン・アン 38 18 13 7 55 46 49 3位 優勝
1986-87 ディヴィジョン・アン 38 20 13 5 57 27 53 1位 優勝
1987-88 ディヴィジョン・アン 38 18 10 10 46 30 46 2位 ベスト64
1988-89 ディヴィジョン・アン 38 12 13 13 54 46 49 13位 ベスト64
1989-90 ディヴィジョン・アン 38 22 7 9 51 25 51 2位 準々決勝敗退
1990-91 ディヴィジョン・アン 38 11 15 12 34 32 37 10位 ベスト64
1991-92 ディヴィジョン・ドゥ 34 22 8 4 55 24 52 1位 ベスト64
1992-93 ディヴィジョン・アン 38 18 12 8 42 25 48 4位 準々決勝敗退
1993-94 ディヴィジョン・アン 38 19 8 11 54 37 46 4位 ベスト16
1994-95 ディヴィジョン・アン 38 16 9 13 52 47 57 7位 準々決勝敗退 ベスト32
1995-96 ディヴィジョン・アン 38 11 9 18 44 52 42 16位 ベスト32 ベスト32
1996-97 ディヴィジョン・アン 38 16 15 7 59 42 63 4位 準々決勝敗退 準優勝
1997-98 ディヴィジョン・アン 34 15 11 8 49 41 56 5位 ベスト32 準優勝
1998-99 ディヴィジョン・アン 34 22 6 6 66 29 72 1位 ベスト64 ベスト32
1999-00 ディヴィジョン・アン 34 15 9 10 52 40 54 4位 準決勝敗退 ベスト16
2000-01 ディヴィジョン・アン 34 15 12 7 48 33 57 4位 ベスト32 ベスト16
2001-02 ディヴィジョン・アン 34 14 8 12 34 31 50 6位 ベスト32 優勝
2002-03 リーグ・アン 38 18 10 10 57 36 64 4位 準決勝敗退 ベスト16
2003-04 リーグ・アン 38 13 11 14 40 43 50 12位 ベスト32 ベスト32
2004-05 リーグ・アン 38 8 20 10 37 41 44 15位 ベスト32 2回戦敗退
2005-06 リーグ・アン 38 18 15 5 43 25 69 2位 ベスト16 準々決勝敗退
2006-07 リーグ・アン 38 16 9 13 39 35 57 6位 ベスト16 優勝
2007-08 リーグ・アン 38 22 9 7 65 38 75 2位 準々決勝敗退 3回戦敗退
2008-09 リーグ・アン 38 24 8 6 64 34 80 1位 ベスト64 優勝
2009-10 リーグ・アン 38 19 7 12 58 40 64 6位 ベスト16 準優勝
2010-11 リーグ・アン 38 12 15 11 43 42 51 7位 ベスト32 ベスト16
2011-12 リーグ・アン 38 16 13 9 53 41 61 5位 ベスト16 3回戦敗退
2012-13 リーグ・アン 38 13 16 9 40 34 55 7位 優勝 ベスト16
2013-14 リーグ・アン 38 13 14 11 49 43 53 7位 ベスト32 準々決勝敗退
2014-15 リーグ・アン 38 17 12 9 47 44 63 6位 ベスト32 ベスト16
2015-16 リーグ・アン 38 12 14 12 50 57 50 11位 ベスト16 準決勝敗退
2016-17 リーグ・アン 38 15 14 9 53 43 59 6位 準々決勝敗退 準決勝敗退
2017-18 リーグ・アン 38 16 7 15 53 48 55 6位 ベスト64 ベスト16
2018-19 リーグ・アン 38 10 11 17 34 42 41 14位 ベスト64 準決勝敗退
2019-20 リーグ・アン 28 9 10 9 40 34 37 12位 ベスト32 ベスト16
2020-21 リーグ・アン 38 13 6 19 42 56 45 12位 ベスト64
2021-22 リーグ・アン 38 6 13 19 52 91 31 20位 ベスト32
2022-23 リーグ・ドゥ 38

欧州の成績

現所属メンバー

2022-23シーズンフォーメーション
2023年4月8日現在[4]

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
2 DF ノルウェー スティアン・グレゲルセン
3 DF フランス ジョアネコ・ルイー=ジャン
4 DF カメルーン マルコム・ボケレ
5 DF フランス ヨアン・バルべ
6 MF ウクライナ ダニーロ・イフナテンコ
7 FW フランス ディラン・バクワ ()
10 FW セネガル アリウ・バジ
11 FW ナイジェリア ジョシュ・マジャ
13 MF ブラジル フランセルジオ
14 DF コンゴ民主共和国 ヴィタル・ンシンバ ()
16 GK フランス ガエタン・プサン
17 MF フランス レニー・ピリンゲル
19 DF ガボン ジャック・エコミエ
No. Pos. 選手名
20 MF マリ共和国 イスフ・シソコ
22 MF フランス ロガン・デゥロリエ=ショベ
23 DF フランス ジュニアー・ムワンガ
26 DF フランス エムリック・デゥプセー
27 MF フランス トム・ラク
30 FW ジョージア (国) ズリコ・ダヴィタシュヴィリ
31 GK ポーランド ラファゥ・シュトラチェック
34 DF フランス クレマン・ミシュラン
80 FW ルーマニア アレクシー・ピトゥ
81 MF フランス マルヴィン・デ=リマ
97 FW フランス ルカ・ロクル
98 DF アルジェリア チジャニー・アタラー ()

※印括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外またはACP圏外選手を示す。

監督

レンタル選手

in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
10 FW セネガル アリウ・バジ (アミアンSC)
30 FW ジョージア (国) ズリコ・ダヴィタシュヴィリ (ディナモ・バトゥミ)
34 DF フランス クレマン・ミシュラン (AEKアテネ)
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
-- FW フランス レミ・ウダン (レッチェ)
-- MF アルジェリア メージ・ゼルカン (OFIクレタ)
-- FW ホンジュラス アルベルト・エリス (スタッド・ブレスト29)

歴代監督

歴代所属選手

脚注

  1. ^ msnスポーツ (2009年8月31日). “ボルドー、連勝が14でストップも首位堅持”. 2009年9月4日閲覧。
  2. ^ An official statement from the Club”. Girondins de Bordeaux. 22 June 2021閲覧。
  3. ^ Bordeaux are going down to Ligue 2 and may not return for some time”. The Guardian. 16 May 2022閲覧。
  4. ^ “Effectif”. https://www.girondins.com/fr/match/34713/composition 

外部リンク

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