平塚正幸
平塚正幸(ひらつかまさゆき1982年1月1日 )は、日本の政治ブローカー。陰謀論者。利己主義者。政治団体代表。国民主権党党首。さゆふらっとまうんど(sayu flatmound)というハンドルネームも使用していた。「コロナはただの風邪」をキャッチフレーズとして、主に渋谷でクラスターフェスと称する、意図的に密になり、新型コロナウイルス感染症は存在しないと主張して、ライブやデモを行っている[1]。
概要
千葉県船橋市出身。1982年1月1日 平塚三利の長男として千葉県船橋市で生まれる。 明治大学中退。2014年1月から、社会活動家ユーチュバー(乞食)として活動[2]。ただし、利用規約違反のためにYouTubeチャンネルは幾度も停止されている。 2019年7月21日投開票の第25回参議院議員通常選挙ではNHKから国民を守る党公認候補として千葉県選挙区から立候補(落選)。2020年2月に国民主権党を設立した[3]。2020年7月5日投開票の2020年東京都知事選挙に立候補。「供託金など選挙費用は全て他人様が汗水垂らして稼いだ金で賄い、自らは1円も出さない。寄付金が足りなければ立候補しない」と言い寄付金を募り、寄付金が集まったために立候補した。平塚は「2019年以降猛威を振るう新型コロナウイルス感染症は実際にはただの風邪かもしくは存在しない。ビル・ゲイツとメディアが仕組んだ陰謀である。存在しないウイルスを危険であるかのように報道することで恐怖を煽り世界中で毒ワクチン接種を強制して地球上の人口削減をするのが目的である」「発表される新型コロナウイルスの死者とインフルエンザの死者を比べると新型コロナウイルスの死者の方が少ないので自粛をやめて密になろう」との主張を基軸とし都知事選に立候補したが「毒ワクチン強制摂取や人口削減の陰謀の証拠があるのか」「感染症法における5類感染症でマスク着用や3密回避が浸透していない時代のインフルエンザと、指定感染症で感染防止策が厳しい上にマスク着用と3密回避が浸透している新型コロナウィルスを比較するのはおかしいのではないか?」などと聴衆に追及されて答えることができなかった。結果は8,997票[4]で落選した。なお、令和2年6月19日の東京都公報[5]に2020年東京都知事選挙の立候補者一覧が掲載されているが、平塚は届け出た住所には住んでいない模様であり、当該住所の住人は平塚の居住を否定している。
以降、「クラスターデモ」あるいは「クラスターフェス」と称する感染対策を意図的に行わない集会の主催・運営などを行っている[3][6][7][8][9][10]。これに伴い渋谷区長の長谷部健は2020年10月31日のハロウィンの日に渋谷に集まらないようにメッセージを発した[11]。しかし、平塚はこれに反発してTwitterで「渋谷区長はクズ」とコメント。渋谷でクラスターフェスを強行し、渋谷区が依頼した警備会社の警備員に暴行を加えた党員が逮捕送検され渋谷警察署に勾留された[12]。
2020年12月23日には、日本医師会館(日本医師会事務局)構内で無許可デモを行なった不退去罪現行犯で警視庁に逮捕された。[13]。
出典
- ^ “http://sayuflatmound.com/?p=34278”. 2020年12月24日閲覧。
- ^ “所属”. 国民主権党. 2020年12月24日閲覧。
- ^ a b “「コロナはただの風邪」と叫ぶ集団が渋谷で「ノーマスク」集会して大炎上。主催の「国民主権党」党首とは何なのか?”. ハーバービジネスオンライン. 2020年11月7日閲覧。
- ^ “東京都知事選挙(令和2年7月5日執行) 開票結果詳細 東京都届出番号21”. 2020年11月7日閲覧。
- ^ “令和2年6月19日東京都公報。東京都知事選挙における候補者の届け出”. 2020年6月19日閲覧。
- ^ “「反自粛」クラスターフェス 自粛警察とは正反対のアピール 参加する心理とは”. 2020年11月7日閲覧。
- ^ “政治活動と称する「クラスタフェス」は法的に規制はできないのか”. 2020年11月7日閲覧。
- ^ “国民主権党党首、平塚正幸氏の発言の真偽について【説明してほしい】”. 2020年9月26日閲覧。
- ^ “子供(声かけ等)(杉並区阿佐谷南3丁目) - 10月28日[東京都]|ガッコム安全ナビ:10月28日(水)、午後4時00分ころ、杉並区阿佐谷南3丁目19番の路上で、小学生(男)が下校途中、男に声をかけられました。”. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “東京都杉並区の防犯情報”. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “渋谷のハロウィーン対策呼びかけ 区長が会見”. 2020年10月22日閲覧。
- ^ “国民主権党の中根淳氏が暴行罪の疑いで逮捕されて釈放したあとのYouTubeをみた感想”. 2020年11月28日閲覧。
- ^ 日本医師会敷地内から退去求められるも従わなかった疑い、政治団体代表を逮捕JNN2020年12月23日