マテンロウ
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マテンロウ MATENRO | |
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メンバー |
アントニー 大トニー |
結成年 | 2009年 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 2009年 - |
出身 | NSC東京校15期 |
出会い | 高校時代 |
旧コンビ名 | ブラックリスト |
現在の活動状況 | ライブ、テレビなど |
芸種 | 漫才、コント |
ネタ作成者 | 大トニー |
同期 | ニューヨーク、西村ヒロチョ、ビスケッティ、デニスなど |
公式サイト | プロフィール |
受賞歴 | |
第1回クイーンズスクエア横浜杯お笑い王者決定戦優勝 |
マテンロウは、吉本興業東京本社(東京吉本)に所属する日本のお笑いコンビ。コンビ揃って東京都立北豊島工業高校の同級生。
メンバー
- ボケ(ネタによってツッコミ)担当。立ち位置は左。
- 東京都北区出身。血液型A型。身長184.5cm[1]、体重110kg[2]。本来は「アントニー」をミドルネームとし、「堀田 アントニー 世紀」となるはずだったが母親がつけ間違えたため『世紀』がミドルネームとなり、現在の名前になった[3]。
- 憧れの芸人は山崎弘也(アンタッチャブル)、おぎやはぎ[3]。
- アフリカ系アメリカ人のプロボクサーだった父[4]と日本人の母を持つハーフである。弟も同じ父親の子である[5]。父親はアントニーが3歳の時に死去しているため英語が話せず、中学1年生のとき英検5級に不合格となり[3]それを学級新聞に大きく書かれたというエピソードを持つ[6]。
- 母親はその後、日本人の寿司職人と再婚しており[3]実家は寿司屋である[3]。しかし、その外見のせいで(実家以外の)寿司屋で板前に「お任せで」と注文するとカリフォルニアロールが出てきたという[7]。
- 上述の通り英語が話せないが英会話スクールでは先生に間違われ、生徒から英語で挨拶されたこともある[3]。
- 幼い頃から体が大きく、小学5年生の時点で身長が172cmあった。小学生時代は野球をやっており時速120kmの球を投げ、『板橋の怪物』とまで呼ばれていた[4]。打席に立つと相手チームの監督が外野を下がらせてレフトの子が川に落ちてしまい、「レフト殺し」のあだ名がついた[8]。小学6年生の時に肘の故障で野球を辞めた[4]が、2018年現在は趣味として草野球を続けており、通行人にアルフレド・デスパイネと間違われたこともある[9]。
- 阪神タイガースのファンである。球場へ観戦に行くこともある[10]。
- 同じ吉本所属でハーフ芸人のデニス植野、JOY、関口メンディーと共にハーフ会を結成している[11]。
- 大トニー(おおトニー 旧芸名及び本名:大野 大介〈おおの だいすけ〉 1990年2月15日 - )(34歳)
- ツッコミ(ネタによってボケ)・ネタ作り担当。立ち位置は右。
- 東京都板橋区出身、東京富士大学中退。血液型O型。身長166cm。
- 憧れの芸人は品川祐(品川庄司)[3]。
- ダーツバーでアルバイトをしている[12]。
- テレビ番組『水曜日のダウンタウン』の企画で調査されたコンビ知名度格差ランキングでは、アントニーの知名度が下がって格差が縮まったが、大野は2回いずれも0%だった。2016年9月7日放送の同番組にて、大野本人より「名前に特徴がないと覚えてもらえないのでは?」と発案し、松本人志(ダウンタウン)に芸名の名づけを依頼。その結果「大トニー(おおトニー)」と改名された[13]。放送直後本人のTwitterや所属事務所公式プロフィールが「大トニー」に書き換えられている[14]。
来歴
2人は東京都立北豊島工業高等学校にて1年生の時に出会い、高校生の時に「グランドスラム」というコンビを組んでM-1甲子園に出場した。大トニーがアントニーを誘う形でNSCに入学[3]。進路に吉本興業を選んだ理由は、アントニー曰く「母が大阪出身なのでその影響もあって、お笑いで売れている人が多い事務所は吉本だというイメージだった」とのこと[3]。またアントニーは小学生の頃から母に連れられてよく吉本新喜劇を観に行っており、その影響もあるという[7]。アントニーが憧れていたアンタッチャブル、おぎやはぎが共にプロダクション人力舎所属ということはNSC入学後に気付いたという[3]。
大トニーが2010年9月5日付けの公式ブログで、コンビ名を「ブラックリスト」から「マテンロウ」に改名した事を発表。名付け親はハイキングウォーキングの松田洋昌[15]だが、先に御茶ノ水男子のおもしろ佐藤がブログで発表してしまった[15][16]。
賞レースなどでの戦績
- 2009年 キングオブコント 2回戦敗退[17]
- 2010年 キングオブコント 2回戦敗退[17]
- 2010年 M-1グランプリ 準々決勝敗退(予選 57位)
- 2015年 M-1グランプリ 3回戦敗退
- 2016年 キングオブコント 1回戦敗退
- 2016年 M-1グランプリ 準々決勝敗退
- 2017年 M-1グランプリ 2回戦敗退
- 2018年 M-1グランプリ 2回戦敗退
- 2019年 M-1グランプリ 2回戦敗退[18]
芸風
- 主に漫才。コントも行う。デビューしてしばらくの頃はシュールなコントのネタなどを演じていたが、「そういう事を求められていない」ということに気付き、徐々にアントニーがハーフであることなど見た目を生かしたネタを多く行うようにシフトチェンジして行ったとのこと[3]。
主なメディア出演
テレビ
現在の出演番組
レギュラー番組
- 絶好調W (北陸放送、2018年10月24日 - )- アントニーはレギュラーゲスト、大トニーも準レギュラーとして出演
- 本能Z(CBCテレビ)リポーター
- 水曜日のダウンタウン(TBS、2014年 - )- 準レギュラー。初期はアントニーのみ、後に大トニーも定着
- 魁!ミュージック (2016年4月11日 - 、フジテレビ) - コーナー「レキシ歩記」
- メッセンジャーの○○は大丈夫なのか?(毎日放送、2018年 - )- 準レギュラー(アントニーのみ)
- そんなコト考えた事なかったクイズ!トリニクって何の肉!?(朝日放送テレビ)- 準レギュラー(アントニーのみ)
過去の出演番組
- ミント!(毎日放送、2019年4月5日 - 2019年6月28日)- 金曜レギュラー(アントニーのみ)
映画
- アントニー
- 獣道(2017年7月15日、サードウインドウフィルムズ)- 北川堅太 役
- 魔法少年☆ワイルドバージン(2019年12月6日)
テレビドラマ
- アントニー
- 水曜ミステリー9 ソタイ 組織犯罪対策課(2014年11月12日、テレビ東京) - ボブ 役
- 崖っぷちホテル!(2018年6月17日、日本テレビ)- ホテル・スィーヴルのスタッフ 役
吹き替え
- アントニー
- ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日(2014年) - ジョナ・ヒル 役
ネット配信
- アントニー
- HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル(2016年、Amazonプライム・ビデオ)シーズン1
MV
- アントニー
CM
- アントニー
- アプリゲーム『ファイトリーグ』(2017年6月、ミクシィ・XFLAG スタジオ)[19][20]– タッグプレイ・アントニー&ハリー杉山編
単独ライブ
- 2016年
- 「マテンロウのどうにかしてくれ!」(1月26日、ヨシモト∞ホール/東京)
- 2017年
- 「HEISEI維新」(9月8日、ヨシモト∞ホール/東京)
- 2018年
- 「トニー・トニー」(4月29日、渋谷Fu/東京)
脚注
- ^ “https://twitter.com/hsa199029/status/254206696354893824”. Twitter. 2020年6月10日閲覧。
- ^ マテンロウ プロフィール 吉本興業 2020年6月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 「今月のコンテンツガイド」『日経エンタテインメント!』、日経BP社、2013年11月号(105ページ)。
- ^ a b c “2014年9月6日「さんまのまんま」”. gooテレビ (2014年9月6日). 2014年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月10日閲覧。
- ^ 羽根田真智 (2017年8月21日). “アントニー「確実に、ほかの芸人さんより努力してない」 (1/2)”. AERA dot. 2019年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
- ^ “マテンロウのハーフ芸人アントニー、英検5級落ちて笑い物”. サンケイスポーツ (2014年4月9日). 2014年4月9日閲覧。
- ^ a b 朝日新聞 2014年2月8日夕刊3面『ポップ』より。
- ^ 今、注目の爆笑ハーフ芸人! アントニー リアルライブ 2013年07月10日
- ^ “「マテンロウ」アントニー、デスパイネと間違えられる 野球ファンから「頑張って」”. J-CASTニュース (2018年6月8日). 2018年7月6日閲覧。
- ^ “【巨人VS阪神】芸能人トークバトルが止まらない!”. AVALON. J-WAVE (2016年7月22日). 2016年4月21日閲覧。
- ^ “アントニー、JOYらと“ハーフ会”結成「鎖国は終わりだ!」”. オリコン (2014年7月30日). 2016年4月21日閲覧。
- ^ マテンロウ 大トニー twitter 2012年5月26日(2016年9月8日閲覧)
- ^ “マテンロウ・大野大介が「大トニー」に改名 松本人志が命名”. スポーツニッポン. (2016年9月8日) 2016年9月10日閲覧。
- ^ “芸人プロフィール > マテンロウ”. 吉本興業. 2016年9月9日閲覧。
- ^ a b 大野大 (2010年9月5日). “取り急ぎ” (日本語). よしもと芸人 マテンロウ大野のイチゴジャム. ラフブロ. 2010年12月28日閲覧。
- ^ おもしろ佐藤 (2010年9月4日). “異常気象な野望。” (日本語). 「御茶ノ水男子」おもしろ佐藤の「かりん党党首の野望!」. ラフブロ. 2010年12月28日閲覧。
- ^ a b 堀田世紀アントニー (2010年8月5日). “悔しすぎるぜ夏!!!” (日本語). よしもと芸人マテンロウ堀田世紀アントニーの「日の丸背負って生きてます」. ラフブロ. 2010年12月28日閲覧。
- ^ “マテンロウ コンビ情報詳細|M-1グランプリ 公式サイト”. コンビ情報詳細|M-1グランプリ 公式サイト. 2020年7月1日閲覧。
- ^ “【ファイトリーグ】開幕宣言イベントに先駆けて主要ブランドのメインビジュアルを公開”. ファミ通App (2017年6月20日). 2017年6月20日閲覧。
- ^ “XFLAG、新作「ファイトリーグ」の最新情報を公開”. GAME Watch (2017年6月20日). 2017年6月20日閲覧。
外部リンク
- 公式プロフィール
- アントニー
- マテンロウ アントニー (@hsa199029) - X(旧Twitter)
- アントニー (@anthonymatenroudayo) - Instagram
- 大トニー
- マテンロウ 大トニー (@m_ohnodaisuke) - X(旧Twitter)
- 大トニー(マテンロウ) (@ohnodaisuke) - Instagram
- 大野 大介 (daisuke.ohno.50) - Facebook
- アントニー オフィシャルブログ「あいあむじゃぱにーず」