二宮正人
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二宮 正人(にのみや まさと、1948年11月17日 - )は、ブラジルの法学者、弁護士、翻訳家。サンパウロ大学法学部博士教授。専門は、比較法、国際私法。長野県上田市出身。
人物
ブラジルの弁護士として、日本企業の法務に携わるほか、ブラジルと日本の両国の大学で教鞭をとる。
日系人の移民の歴史にも造詣が深く、また、日本の公人がブラジルを訪問した際、逆にブラジルの公人が日本を訪問した際の通訳を務める。
一般財団法人あしなが育英会賢人達人会メンバー、日本学術振興会(JSPS)顧問、国際協力機構(JICA)顧問を務める。
略歴
- 1954年1月 - 家族とともにブラジルへ移住
- 1972年 - 東京大学大学院法学政治学研究科に、文部省国費留学生として国費留学。
- ~ 2013年3月 - 東京大学大学院法学政治学研究科客員教授
- 2019年11月 - 瑞宝中綬章叙勲
研究テーマ
著書
単著
共著
- (矢谷通朗)『ブラジル法要説―法令・判例へのアプローチ』(アジア経済研究所, 1993年11月)
- 『日系人とグローバリゼーション : 北米, 南米, 日本』(人文書院, 2002年)
- (ヒサオ・アリタ)『ブラジル知的財産法概説』(信山社, 2015年9月)
共編著
- ポ日法律用語集 森征一共著 有斐閣 2000.4