矢崎拓也
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広島東洋カープ #13 | |
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2017年6月18日 マツダスタジアムにて | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都中野区 |
生年月日 | 1994年12月31日(30歳) |
身長 体重 |
176 cm 90 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2016年 ドラフト1位 |
初出場 | 2017年4月7日 |
年俸 | 1,450万円(2018年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
矢崎 拓也(やさき たくや、1994年12月31日 - )は、東京都中野区出身のプロ野球選手(投手)。旧姓:加藤(かとう)。右投右打。広島東洋カープ所属。
経歴
東京都中野区出身[2]。鷺宮小学校2年時に白鷺ヘロンズで野球を始め[3]、小学4年生から東京中野リトルに所属した。中野区立第八中学校在籍中は、杉並シニアで捕手を守った。慶應義塾高校に進み、1年秋以降に投手に転向[4]。1年生からベンチ入りし、3年春からエースに。3年夏の神奈川大会では8強入りを果たした。
慶應義塾大学では1年春にリーグ戦デビュー。1年秋には球速150km/hをマークした。2年春には4勝して、チームの東京六大学野球リーグの優勝に貢献した[5]。4年秋には東京大学戦でノーヒットノーランを達成した。大学時代は先発、抑え共に経験し、大学通算24勝 (12敗) をマークした。また、リーグの最優秀防御率を2度経験し、リーグ通算309奪三振、最速153km/hを記録している。2016年秋のNPBドラフト会議で広島東洋カープから1位指名をされ、入団した。また、同年11月5日に開催された明治神宮外苑創建90年記念奉納試合の東京六大学野球選抜にも選出された[6]。
広島時代
2017年、ジョンソンが咽頭炎で登録抹消されたことで、4月7日の東京ヤクルトスワローズ戦(マツダスタジアム)で先発としてプロ初登板[7]、9回1死でバレンティンに左前ヒットを打たれるまで無安打無得点の投球でプロ初勝利[8]。2018年は一軍での登板はなかった。シーズン前に結婚[9]し、シーズン終了後、2019年からの登録名を『矢崎拓也』(やさき たくや)に変更することが発表された[10]。
選手としての特徴
先発、救援共にこなせる力投型右腕[2][11]。大学時代で直球の最速は153km/h[5][3]。変化球は、落差のあるフォーク[12]、スライダー[12]を操る。足を高く上げるフォームが特徴で、「慶大のライアン」の異名もある[4]。大学時代は気迫を前面に出した投球スタイルで活躍し、ハートの強さ、気持ちの強さがある選手である。対戦したいバッターは、慶大の先輩の横尾俊建、山本泰寛だという[11]。
人物
2017年3月20日に行われたオリックス・バファローズとのオープン戦後のインタビューでの受け答えが無愛想だったため、インターネット上で「広島のエリカ様」との異名をとった[13]。プロ初勝利を挙げた同年4月7日のヤクルト戦後のヒーローインタビューでは、その受け答えが改善された[14]。慶大の大久保秀昭監督によれば、このような対応は加藤がシャイなことに起因すると明かし、大久保も加藤を理解するのに時間を要したと言う[15]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2017 | 広島 | 7 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | .250 | 136 | 29.1 | 20 | 2 | 31 | 0 | 1 | 28 | 3 | 0 | 14 | 14 | 4.30 | 1.74 |
NPB:1年 | 7 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | .250 | 136 | 29.1 | 20 | 2 | 31 | 0 | 1 | 28 | 3 | 0 | 14 | 14 | 4.30 | 1.74 |
- 2018年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2017 | 広島 | 7 | 0 | 6 | 0 | 1 | 1.000 |
通算 | 7 | 0 | 6 | 0 | 1 | 1.000 |
- 2018年度シーズン終了時
記録
- 初登板・初先発登板・初勝利・初先発勝利 : 2017年4月7日、対東京ヤクルトスワローズ1回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、8回1/3を1失点7奪三振
- 初奪三振 : 同上、1回表に山田哲人から空振り三振
背番号
- 13(2017年 - )
代表歴
脚注
- ^ “広島 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2018年6月17日閲覧。
- ^ a b “指名6選手の横顔 ドラフト会議 話題 カープ 中国新聞アルファ”. 中国新聞アルファ. 2016年12月18日閲覧。
- ^ a b “【広島1位】慶大・加藤拓 最速153キロ直球は「鉛玉」- スポニチ Sponichi Annex 野球”. スポニチアネックス. 2016年12月19日閲覧。
- ^ a b “広島1位加藤は気迫前面に 黒田に近づける投手に - 野球 : 日刊スポーツ”. 日刊スポーツ. 2016年12月19日閲覧。
- ^ a b “ルーキーズの素顔by瀬川ふみ子 広島ドラ1位・加藤拓也を紹介:首都スポ:中日スポーツ(CHUNICHI Web)”. 中日スポーツ. 2016年12月17日閲覧。
- ^ “【プロ野球】明大・柳裕也、慶大・加藤拓也・・・注目「ドラ1」がヤクルト打線に真っ向勝負も1-12で完敗 - 産経ニュース”. 産経ニュース. 2016年12月17日閲覧。
- ^ “初勝利・加藤 九回1死までノーヒット・ノーラン”. 毎日新聞 2017年4月8日閲覧。
- ^ “広島D1・加藤、あと2人でノーヒットノーラン逃すも鯉党の前でプロ1勝”. 産経スポーツ. (2017年4月7日) 2017年4月8日閲覧。
- ^ “広島・加藤が結婚へ 1歳上一般女性と 今季1勝、来季飛躍だ”. Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2017年10月3日) 2018年12月14日閲覧。
- ^ “広島加藤拓也投手の登録名を「矢崎拓也」に変更”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2018年12月14日) 2018年12月14日閲覧。
- ^ a b “広島東洋カープ公式サイト”. 広島東洋カープ公式サイト. 2016年12月15日閲覧。
- ^ a b “「日本一」目指す広島、加藤拓也らが入団会見、「黒田投手」の背中追いかける声援頼もしく・・・ 【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア”. ひろスポ!. 2016年12月20日閲覧。
- ^ “プロ野球界に「エリカ様」降臨 広島大型ルーキーが「喧嘩腰」対応”. J-CASTニュース (2017年3月21日). 2017年4月8日閲覧。
- ^ “広島加藤ノーヒッター逃すも初勝利 塩対応も改善”. 日刊スポーツ (2017年4月8日). 2017年4月8日閲覧。
- ^ “【広島】慶大・大久保監督、初勝利の加藤は「無愛想?シャイなだけ」”. スポーツ報知. 2017年4月8日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 矢崎拓也 - NPB.jp 日本野球機構