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ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧

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ハリー・ポッターシリーズ > ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧

ハリー・ポッターの登場人物では、小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の人物を解説する。

名前は初登場時の「通常用いられる呼び名・(結婚後の)姓」に統一し、ミドルネームは省略(例:ロナルド・ビリウス・ウィーズリー→ロン・ウィーズリー)。ただしいくつかの例外もある(例:フィニアス・ナイジェラス・ブラック(作中では一貫してフィニアス・ナイジェラスと呼ばれているため)など)。また旧姓が判明している人物については旧姓も付記。

主要人物

ハリー・ポッター (Harry James Potter)
本作の主人公。ヴォルデモートに命を狙われたが、歴史上唯一生き残ったため「生き残った男の子」や「選ばれし者」と呼ばれる。額には当時受けた呪いのために出来た稲妻型の傷がある。くしゃくしゃの黒髪で母譲りの緑の目、丸い眼鏡を掛けている。後にジニー・ウィーズリーと結婚した。
ロン・ウィーズリー (Ronald Bilius "Ron" Weasley)
ハリーの親友。赤毛でのっぽ。ウィーズリー家の六男。生きているクモが苦手。兄たちが全員優秀なためひけ目を感じていたが、第5巻の「不死鳥の騎士団」で監督生となった。また、最終巻の「死の秘宝」の最終章である19年後では、ハーマイオニー・グレンジャーと結婚した。
ハーマイオニー・グレンジャー (Hermione Jean Granger)
ハリーの親友。マグル出身の魔女だが学年一の秀才。親は2人とも歯医者。初めはハリーやロンとそりが合わなかったが、トロールに襲われているところをハリーとロンに助けられ親友となった。前歯が少し大きい。

ハリーの家族と関係者

ハリーの親権者

ジェームズ・ポッター
ハリーの父。ハリーが1歳のハロウィーンの日にヴォルデモートに殺された。セブルス・スネイプとは犬猿の仲。
リリー・ポッター(旧姓エバンズ)
ハリーの母。ジェームズと同じくハロウィーンの日にヴォルデモートに殺された。セブルス・スネイプの片思いの相手でもあった。
シリウス・ブラック
ハリーの名付け親。12年間無実の罪でアズカバンに収容されていたが脱獄した。最初はハリーもシリウスを悪人だと思っていたが、やがてハリーの頼れる人物となる。

ダーズリー家(マグル)

ペチュニア・ダーズリー(旧姓エバンズ)
ハリーのおば。息子のダドリーに非常に甘い。馬のような顔をしている。日本語版では当初、リリーの「姉」と表記されていたが、後に翻訳者が著者に確認し「妹」と修正された。しかし、第7巻ではペチュニアが姉である可能性が指摘されている。なお、著者はペチュニアとリリーの関係について、どちらが姉でも物語には影響はないとしている。
バーノン・ダーズリー
ペチュニアの夫。マグルであり魔法を全く理解しない。ハリーを嫌っており、ひどい扱いをする。ドリル会社の社長。
ダドリー・ダーズリー
ペチュニアとバーノンの息子でハリーの従兄。食いしん坊でかなり太っている。ハリーの魔法の力におびえながらもいじめようとしてくる。
マージョリー・ダーズリー
バーノンの姉妹。バーノンと同じくハリーの事を嫌っており、第3巻でダーズリー家に遊びに来た時はハリーにひどい暴言を吐いた。ダドリーをとても可愛がっている。日本語版では当初、バーノンの「姉」と表記されていたが、後に翻訳者が著者に確認し「妹」と修正された。しかし、「ポッターモア」の作者の書下ろしコンテンツでは、マージが姉であるという記述がされている。

ダーズリー家の関係者(マグル)

イボンヌ
ペチュニアの友人。1巻でバーノンがハリーを預けようとしたが、その時はマジョルカ島に旅行に行っていた模様。
ピアーズ・ポルキス
ダドリーの子分。ダドリーの参謀的な存在で、ダドリーが人を殴る時、後ろに回って腕を抱え動けなくするのが役目。
デニス、マルコム、ゴードン
ダドリーの子分。
メイソン夫妻
2巻冒頭で、ダーズリー夫妻が会食した土建屋。妻は鳥が大の苦手。ドビーが原因でダーズリー一家との商談は破綻した。
ファブスター大佐
マージョリーが飼っている犬の面倒を見ている人。
マーク・エバンズ
ダドリーに殴られた10歳くらいの男の子。

ホグワーツ魔法魔術学校

教職員

現役の教職員

校長
アルバス・ダンブルドア
校長(~第6巻)。20世紀で最も偉大な魔法使いとされる。守護霊は不死鳥。
セブルス・スネイプ
校長(第7巻)。死喰い人不死鳥の騎士団の二重スパイ。ハリーの母・リリーに想いを寄せていた。守護霊は雌鹿。
ミネルバ・マクゴナガル
校長(物語終了後)。ダンブルドア校長の下では副校長を務めていた。
寮監
ミネルバ・マクゴナガル
グリフィンドール寮監。担当教科は変身術
フィリウス・フリットウィック
レイブンクロー寮監。担当教科は呪文学
ポモーナ・スプラウト
ハッフルパフ寮監。担当教科は薬草学
セブルス・スネイプ
スリザリン寮監(~第6巻)。担当教科は魔法薬学(~第5巻)→闇の魔術に対する防衛術(第6巻)。
ホラス・スラグホーン
スリザリン寮監(第7巻)。担当教科は魔法薬学(第6巻~第7巻)。
教師
カスバート・ビンズ
担当教科は魔法史。ホグワーツ魔法魔術学校で唯一のゴーストの教師[1]。彼の授業は生徒から酷く退屈に思われており、あまりの退屈さ故か、彼の授業で質問をする学生はほとんどいない。第2巻でハーマイオニーが「秘密の部屋」について質問するが、授業中に生徒から質問をされたのはこの時が初めてであったようである。
オーロラ・シニストラ
担当教科は天文学
マダム・フーチ
担当教科は飛行術。寮対抗クィディッチ試合では審判を務める。
シルバヌス・ケトルバーン[2]
担当教科は魔法生物飼育学(~第2巻)[3]。第3巻で「手足がまだ残っているうちに老後を楽しみたい」として退職した。
ルビウス・ハグリッド
担当教科は魔法生物飼育学(第3巻~第7巻)。
ウィルヘルミーナ・グラブリー=プランク
魔法生物飼育学の代用教師。第4巻と第5巻で、ハグリッドの代わりに授業を担当した。授業内容はハグリッドと比べて常識的かつ安全である。
シビル・トレローニー
担当教科は占い学
フィレンツェ
担当教科は占い学(第5巻~第7巻)。第5巻でドローレス・アンブリッジによってトレローニーが解雇されたため、ダンブルドアの依頼を受けて就任した。
セプティマ・ベクトル
担当教科は数占い
バスシバ・バブリング
担当教科は古代ルーン文字
チャリティ・バーベッジ
担当教科はマグル学(~第6巻)。日刊予言者新聞にマグルを擁護する主張を載せたため、第7巻でヴォルデモートに捕らえられ、殺害された挙句、遺体はナギニの餌にされた[4]。映画ではキャロリン・ピックルズが演じた。日本語版の吹き替えは林りんこが担当した。
アレクト・カロー
担当教科はマグル学(第7巻)。死喰い人の1人。
闇の魔術に対する防衛術
クィリナス・クィレル
第1巻での教師。「賢者の石」を巡って暗躍した。
ギルデロイ・ロックハート
第2巻での教師。著名な作家。「秘密の部屋」で記憶を失う。本での素晴らしいことは、全部ウソで、実際にやった人に忘却術をかけていた。
リーマス・ルーピン
第3巻での教師。狼人間。後に不死鳥の騎士団のメンバーとして登場する。
アラスター・ムーディ
第4巻での教師。しかし実際には死喰い人の1人であるバーテミウス・クラウチ・ジュニアが成りすましており、ヴォルデモートのために暗躍した。本物はトランクの中に閉じ込められていた。本物については闇祓い局を参照のこと。本物は後に不死鳥の騎士団のメンバーとして登場する。
ドローレス・アンブリッジ
第5巻での教師。後にホグワーツ高等尋問官に就任し、更にはダンブルドアを追い出して校長を自称する。ウィゼンガモット大法廷の上級次官でもある。
セブルス・スネイプ
第6巻での教師。
アミカス・カロー
第7巻での教師。死喰い人の1人。
職員
マダム・ポンフリー
ホグワーツ魔法魔術学校の校医。
アーガス・フィルチ
ホグワーツ魔法魔術学校の管理人。
マダム・ピンス
ホグワーツ魔法魔術学校の司書。

過去の教職員

歴代校長
アーマンド・ディペット
ダンブルドアの前任の校長。生徒の1人、トム・マールヴォロ・リドルを信頼していた。
フィニアス・ナイジェラス・ブラック
歴代校長の1人。歴代校長の中で最も人望がなかった。シリウス・ブラックの高祖父で、ブラック邸に肖像画がある。
デクスター・フォーテスキュー
歴代校長の1人。赤鼻のでっぷりとした魔法使い。フローリアン・フォーテスキュー・アイスクリームパーラーの店主、フローリアン・フォーテスキューとは苗字が同じであり、そのため何らかの関係があると思われる。
エバラード
歴代校長の中で最も有名な者の1人。
ディリス・ダーウェント
歴代校長の中で最も有名な者の1人。1722年から1741年まで聖マンゴ魔法疾患傷害病院で活躍した。
エルフリーダ・クラッグ
歴代校長の1人。魔法評議会委員長も務めており、「ヒトたる存在」を「ヒトの言葉を話すもの」と規定して会議を開いたが、簡単な言葉のみを話すトロールが会場を破壊するなどして再び成立しなかった。またクィディッチの試合でスニジェットを使用することを禁止した[5]
教師・職員
ガラテア・メリィソート
担当教科は闇の魔術に対する防衛術。同教科を約50年教えていたが退職。それ以来、この教科を1年以上担当した教師はいない。
ヘルベルト・ビーリー
担当教科は薬草学。ダンブルドアが変身術教授であった頃の同僚。後に退職し、魔法演劇アカデミー(W.A.D.A.)で教えるようになる。
アポリオン・プリングル
アーサー・ウィーズリーが学生だった頃の管理人。
オッグ
ハグリッドの前任の森番。

ホグワーツ創設者

ゴドリック・グリフィンドール
グリフィンドール寮の創設者。所縁の品は組分け帽子と剣。
ロウェナ・レイブンクロー
レイブンクロー寮の創設者。所縁の品は髪飾り。
ヘルガ・ハッフルパフ
ハッフルパフ寮の創設者。所縁の品は金のカップ。
サラザール・スリザリン
スリザリン寮の創設者。所縁の品はロケット。

生徒

グリフィンドール (Godric Gryffindor)

ハリー、ロンのルームメイト
ネビル・ロングボトム (Neville Longbottom)
ハリーとロンのルームメイト。薬草学は抜群に優秀だが、その他の教科は不振。物語が進むにつれ、意外な過去や運命が判明し、本人も成長する。
ディーン・トーマス (Dean Thomas)
ハリーとロンのルームメイト。黒人で、マグル界育ちの魔法使い。
シェーマス・フィネガン (Seamus Finnigan)
ハリーとロンのルームメイト。魔女とマグルの混血。
ハーマイオニーのルームメイト
ラベンダー・ブラウン (Lavender Brown)
ハーマイオニーのルームメイト。
パーバティ・パチル (Parvati Patil)
ハーマイオニーのルームメイト。
クィディッチ代表チーム
オリバー・ウッド (Oliver Wood)
ハリーの4学年上の男子生徒。グリフィンドール代表チームのキーパー(~第4巻)。
アンジェリーナ・ジョンソン (Angelina Johnson)
ハリーの2学年上の女子生徒。グリフィンドール代表チームのチェイサー(~第5巻)。
アリシア・スピネット (Alicia Spinnet)
ハリーの2学年上の女子生徒。グリフィンドール代表チームのチェイサー(第1巻~第5巻)。なお、ハリーが入学する前年の時点では補欠だった[6]ダンブルドア軍団のメンバーでもあり、第7巻終盤ではかつてのチームメイトと共にホグワーツの戦いに駆けつけた。
ケイティ・ベル (Katie Bell)
ハリーの1学年上の女子生徒。グリフィンドール代表チームのチェイサー(第1巻~第6巻)。ダンブルドア軍団のメンバーでもあり、第7巻終盤ではかつてのチームメイトと共にホグワーツの戦いに駆けつけた。6年生の時、ドラコ・マルフォイに「服従の呪文」をかけられて「呪いのネックレス」に触れ、一時的に聖マンゴ魔法疾患傷害病院に入院した。映画では『謎のプリンス』に登場し、ジョージーナ・レオニダスが演じた。日本語版の吹き替えは藤村歩が担当した。
アンドリュー・カーク (Andrew Kirke)、ジャック・スローパー (Jack Sloper)
第5巻で、クィディッチを禁止されたフレッドとジョージ・ウィーズリーの代役として起用されたビーター。
コーマック・マクラーゲン (Cormac McLaggen)
ハリーの1学年上の男子生徒。有名人の知己が多く、その為にホラス・スラグホーンから「スラグ・クラブ」に招かれる。第6巻で、クィディッチの試合に参加できなくなったロンに代わって一時的にキーパーを務めたが、キャプテンでもないのにメンバーに勝手な指示を出し、挙句ハリーに大怪我を負わせたため、チームから強制的に外された。映画では『謎のプリンス』『死の秘宝 PART2』に登場し、フレディー・ストローマが演じた。日本語版の吹き替えは小松史法が担当した。一方的にハーマイオニーに迫り、ハーマイオニーに迷惑がられるなど、小説よりも自己中心的な人物として描かれている。
デメルザ・ロビンズ (Demelza Robins)
ハリーが6年生の時のチェイサー。ブラッジャーを避けるのが上手い。
ジミー・ピークス (Jimmy Peakes)
ハリーが6年生の時のビーター。小柄だが胸ががっしりしている。
リッチー・クート
ハリーが6年生の時のビーター。容姿はひ弱そうだが、ブラッジャーの狙いが的確。
テレンス・ヒッグス (Terence Higgs)
スリザリンのシーカー。
ハーパー (Harper)
スリザリンのシーカー。
アドリアン・パーシー (Adrian Pucey)
スリザリンのチェイサー。
ルシアン・ボール (Lucian Bole)
スリザリンのビーター。
その他
リー・ジョーダン (Lee Jordan)
ハリーの2学年上の男子生徒。フレッドとジョージ・ウィーズリーの悪戯仲間。クィディッチの実況(~第6巻)。
コリン・クリービー (Colin Creevey)
ハリーの1学年下の男子生徒。ハリーを尊敬している。
ロミルダ・ベイン (Romilda Vane)
ハリーの2学年下の女子生徒。ハリーに一方的な好意を寄せる。
デニス・クリービー (Dennis Creevey)
ハリーの3学年下の男子生徒。コリンの弟で、兄同様ハリーを尊敬している。ダンブルドア軍団のメンバー。
リーアン (Leanne)
女子生徒(学年不明)。ケイティ・ベルの友人で、第6巻で「呪いのネックレス」を学校に持ち込もうとするケイティを諌めた。映画では「謎のプリンス」に登場し、イザベル・ラフランドが演じた。日本語版の吹き替えは嶋村侑が担当した。
ナタリー・マクドナルド (Natalie McDonald)
ハリーの3学年下の女子生徒。彼女の名前は、病死したカナダ人のハリー・ポッターファンの少女の名前を元にしたものである。
ナイジェル・ウォルパート
ハリーの3学年下の男子生徒。映画オリジナルの登場人物。ウィリアム・メリングが演じていた。日本語版の吹き替えは海鋒拓也が担当した。
『炎のゴブレット』で初登場。『不死鳥の騎士団』ではダンブルドア軍団に加わり、『死の秘宝』にも登場した。

レイブンクロー

ルーナ・ラブグッド (Luna Lovegood)
ハリーの1学年下の女子生徒。ジニーの友人。
チョウ・チャン (Cho Chang)
ハリーの1学年上の女子生徒。ハリーの初恋の女性。
パドマ・パチル (Padma Patil)
ハリーと同学年の女子生徒。パーバティの双子の妹。第5巻でロンとダンスパーティーにいく。
アンソニー・ゴールドスタイン (Anthony Goldstein)
ハリーと同学年の男子生徒。第5巻で、パドマと共にレイブンクロー寮の監督生となる。ダンブルドア軍団のメンバーで、第7巻終盤ではホグワーツの戦いに加わった。
マイケル・コーナー (Michael Corner)
ハリーと同学年の男子生徒。寮対抗クィディッチ試合のレイブンクロー代表チームのメンバー。第5巻でジニーと交際するが破局、後にチョウと交際する。ダンブルドア軍団のメンバーで、第7巻終盤ではホグワーツの戦いに加わった。
テリー・ブート (Terry Boot)
ハリーと同学年の男子生徒。ダンブルドア軍団のメンバーで、第7巻終盤ではホグワーツの戦いに加わった。
ロジャー・デイビース (Roger Davies)
男子生徒(学年不明)。寮対抗クィディッチ試合のレイブンクロー代表チームのキャプテン(第4巻時点)。第4巻のクリスマス・ダンスパーティではフラー・デラクールのパートナーを務めた。
ペネロピー・クリアウォーター (Penelope Clearwater)
ハリーの4学年上の女子生徒。ロンの兄のパーシー・ウィーズリーと交際していた。
マリエッタ・エッジコム (Marietta Edgecombe)
ハリーの1学年上の女子生徒。チョウの友人。
マーカス・ベルビィ (Marcus Belby)
ハリーの1学年上の男子生徒。第6巻ではホグワーツ特急に乗車中、スラグホーンに呼ばれるが、この際、雉肉が喉に詰まって死にかけた。映画では『謎のプリンス』に登場し、ロブ・ノックスが演じた。日本語版の吹き替えは岡本信彦が担当した。ロブは『謎のプリンス』完成後の2008年5月24日、ロンドンにて喧嘩に巻き込まれ、刺殺された。
スチュアート・アッカリー (Stewart Ackerley)

ハッフルパフ

セドリック・ディゴリー (Cedric Diggory)
ハリーの2学年上の男子生徒。第4巻では正式な「三大魔法学校対抗試合(トライウィザード・トーナメント)の代表選手に選ばれるが、第三の課題で優勝杯によってリトル・ハングルトンに連れて行かれ、ワームテールの死の呪文で殺された。
アーニー・マクミラン (Ernest "Ernie" Macmillan)
ハリーと同学年の男子生徒。
ハンナ・アボット (Hannah Abbott/Longbottom)
ハリーと同学年の女子生徒。後にネビル・ロングボトムと結婚。
スーザン・ボーンズ (Susan Bones)
ハリーと同学年の女子生徒。
ジャスティン・フィンチ-フレッチリー (Justin Finch-Fletchley)
ハリーと同学年の男子生徒。マグル生まれで、当初イートン校に行くことが決まっていたが、ホグワーツ校に入学した。第2巻で「ほとんど首無しニック」を通してバジリスクを見た為に石にされた。第5巻でダンブルドア軍団に参加した。
ザカリアス・スミス (Zacharias Smith)
ハリーと同学年の男子生徒。棘がある言動が目立ち、その為、周囲から嫌われている。第6巻では寮対抗クィディッチ試合の実況をしたが、この時、グリフィンドールをバカにした実況をしたため、激怒したジニーから突撃を喰らい、失神させられた。第5巻ではダンブルドア軍団に参加するが、リーダーのハリーとは仲違いしている。第7巻終盤ではホグワーツの戦いに参加せず逃げ出した。スラグホーンから「スラグ・クラブ」に招かれているが、彼がどのような縁で呼ばれたのかは不明。
エロイーズ・ミジョン (Eloise Midgen)
女子生徒(学年不明)。作中で名前がたびたび登場する。顔がニキビだらけ、鼻が顔の真ん中に付いていない等、あまり美人ではない様子。
オーエン コールドウェル (Owen Cauldwell)
男子生徒。ハリーポッターと炎のゴブレットで登場。
エレノア ブランストーン (Eleanor Branstone)
女子生徒。ハリーポッターと炎のゴブレットで登場。
ケビン ホイットビー (Kevin Whitby)
男子生徒。ハリーポッターと炎のゴブレットで登場。
ローズ ゼラー (Rose Zeller)
女子生徒。ハリーポッターとハリー・ポッターと不死鳥の騎士団で登場。
ローラ・マッドリー (Laura Madley)
女子生徒。ハリーポッターと炎のゴブレットで登場。
アントニー・オッターバーン (Anthony Otterburn)
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(PS2)、ハリー・ポッターと謎のプリンス(NDS)のゲームのみで登場する人物。

スリザリン

ドラコ・マルフォイ (Draco Malfoy)
ハリーと同学年の男子生徒。ハリーのライバル的存在。
ビンセント・クラッブ (Vincent Crabbe)
ハリーと同学年の男子生徒。ドラコの子分。
グレゴリー・ゴイル (Gregory Goyle)
ハリーと同学年の男子生徒。ドラコの子分。
パンジー・パーキンソン (Pansy Parkinson)
ハリーと同学年の女子生徒。
セオドール・ノット (Theodore Nott)
ハリーと同学年の男子生徒。
ブレーズ・ザビニ (Blaise Zabini)
ハリーと同学年の男子生徒。黒人。お高くとまった性格で、女性にはうるさい。母親は美人で有名で、現在は母親と2人暮らし。父親は7人いたが全員亡くなっており、その度に保険金が転がり込んだため金持ちである。同寮のドラコに対しては、ドラコの父ルシウスが逮捕されたことを揶揄するなど微妙な関係であることが窺える[7]。映画では『謎のプリンス』と『死の秘宝 PART2』に登場し、ルイス・コーダイルが演じた。日本語版の吹き替えは河西健吾が担当した。映画ではクラッブに代わり、ドラコやゴイルと共に「必要の部屋」でハリーたちと戦った。
ミリセント・ブルストロード (Millicent Bulstrode)
ハリーと同学年の女子生徒。第2巻では、決闘クラブでハーマイオニーの対戦相手を務めた。猫を飼っている。
ダフネ・グリーングラス (Daphne Greengrass)
ハリーと同学年の女子生徒。アステリア・グリーングラスの姉。
アステリア・グリーングラス (Astoria Greengrass/Malfoy)
ダフネの・グリーングラスの妹。後にドラコ・マルフォイの妻となった。
マーカス・フリント (Marcus Flint)
ハリーの3学年上の男子生徒。寮対抗クィディッチ試合のスリザリン代表チームのチェイサー兼キャプテン(~第3巻)。映画では『賢者の石』と『秘密の部屋』に登場し、日本語版の吹き替えは天田真人が担当した。
グラハム・モンタギュー (Graham Montague)
寮対抗クィディッチ試合のスリザリン代表チームのチェイサー(~第5巻)。第5巻ではキャプテンを兼任する。大男。
ベイジー (Vaisey)
寮対抗クィディッチ試合のスリザリン代表チームのチェイサー(第6巻)。スリザリン代表チームの得点王。
フローラ・クロー (Flora Carrow)
映画オリジナルキャラクター。ヘスティアと双子姉妹。ハリーポッターと謎のプリンス、ハリーポッターと死の秘宝①と②で登場。
ヘスティア・クロー (Hestia Carrow)
映画オリジナルキャラクター。フローラと双子姉妹。ハリーポッターと謎のプリンス、ハリーポッターと死の秘宝①と②で登場。

所属寮不明

オリーブ・ホーンビー (Olive Hornby)
嘆きのマートルが生きている頃、マートルをからかっていた生徒。
ディビィ・ガージョン
かつて暴れ柳の攻撃で片目を失いかけた生徒。それ以来、生徒が暴れ柳に近づくのは禁止となった。

ゴースト、絵画、銅像

ゴースト

ほとんど首無しニック
グリフィンドール寮憑きのゴースト。本名はニコラス・ド・ミムジー・ポーピントン卿。映画ではサー・ニコラスと呼ばれていた。
灰色のレディ
レイブンクロー寮憑きのゴースト。本名はヘレナ・レイブンクローで、ロウェナ・レイブンクローの実の娘。若く美しいが、気位が高く傲慢。7巻終盤ではハリーにレイブンクローの髪飾りの在り処を聞かれて当初は返答を拒否するが、ハリーの必死の説得によって髪飾りを生前にアルバニアの森の木のうろに隠し、在学中のトム・リドルにそのことを語った事や、髪飾りの形状をハリーに語った。映画版では『賢者の石』と『死の秘宝 PART2』に登場。『死の秘宝 PART2』ではケリー・マクドナルドが演じた。日本語版の吹き替えは愛河里花子が担当した。映画版ではルーナと仲が良く、ヴォルデモートがレイブンクローの髪飾りに闇の魔術をかけた事や、髪飾りをホグワーツのどこに隠したかを知っていた。
血みどろ男爵
スリザリン寮憑きのゴースト。血だらけでげっそりとしており、加えて目は虚ろという恐ろしい風貌のゴースト。その為、他のゴーストから一目置かれている(同時に恐れられている)。性格は生真面目で神経質であり、仰々しい口調で喋る。ピーブズを制御できる唯一のゴーストでもある。生前、ヘレナ・レイブンクロー(現在の「灰色のレディ」)に恋をしており、ヘレナの母ロウェナから依頼を受けてヘレナを追うも、ヘレナに拒絶され、怒りのあまり彼女を殺害してしまう。そしてそれを後悔し、自殺した。映画版では『賢者の石』に登場。
太った修道士
ハッフルパフ寮憑きのゴースト。温和で寛容な性格。自身もかつてハッフルパフ寮の卒業生だった。映画版では『賢者の石』に登場。
嘆きのマートル
初めて秘密の部屋が開かれた時、バジリスクに殺された生徒。
ピーブズ
校内で常に騒ぎを引き起こす。言い聞かすことのできるのは、ゴーストの血みどろ男爵のみ。なお、正確にはポルターガイストでありゴーストではない。

絵画

太った婦人
グリフィンドール寮の入り口を守る絵画。少なくとも、アーサーとモリー・ウィーズリーが学生のころからグリフィンドール寮の番を任されている。3巻ではシリウス・ブラックに襲われ職を退いたが、トロールに警備されることを条件に再任された。映画版では『賢者の石』と『アズカバンの囚人』に登場。『アズカバンの囚人』ではドーン・フレンチが演じた。尚、『賢者の石』と『アズカバンの囚人』では容姿が異なった。
カドガン卿
老騎士の絵画。勇敢で血の気が多く、通りかかるものには無条件で戦いを挑んでいた。3巻で太った婦人に代わり、自ら望んでグリフィンドール寮の番を任された。奇怪な合言葉を多用するが、当時指名手配中だったシリウス・ブラックを通してしまったことで解雇された。
バイオレット
皺々魔女の絵画。太った婦人の友人。
バカのバーナバス
7階にあるタペストリートロールにバレエを教えようとする様が描かれている。
監督生専用浴場の人魚
監督生専用浴場に飾ってある。入浴中のセドリックやハリーを誘惑した。

銅像

憂いのウィルフレッド像
おべんちゃらのグレゴリー像
銅像。後ろに隠し通路がある。
隻眼の魔女の像
この像のこぶを杖で叩き、「ディセンディウム」と唱えると、ホグズミード村のハニーデュークス店の地下に繋がる隠し通路が現れる。
ガーゴイル像
校長室の門番。合言葉を言わないと校長室へは通さない。

闇の魔法使い

ヴォルデモート一派

ヴォルデモート
本名トム・マールヴォロ・リドル。物語史上、最凶・最悪の闇の魔法使い。魔法界では「例のあの人」、「名前を言ってはいけないあの人」、「闇の帝王」などと呼ばれ、広く恐れられている。サラザール・スリザリンの最後の子孫。蛇語を話せる。魔法にも極めて長けている。

死喰い人

その他

ゲラート・グリンデルバルド
ダンブルドアの蛙チョコレートのカードに書かれていた。1945年にダンブルドアと戦い、敗北した。
腐ったハーポ
ギリシアの闇の魔法使い。パーセルマウスで、バジリスクを創りだした。
悪人エメリック
魔法史の教科書に載っている。中世初期、「ニワトコの杖」を持ち英国南部を暴れまわっていた人物。極悪人エグバードと幾度も決闘をしていたが最後には若くして敗死し、エグバードに杖を奪われた。
極悪人エグバート
悪人エメリックを殺害し「ニワトコの杖」を手に入れた。
ゴデロット
エグバードが「ニワトコの杖」を所有してから1世紀を経て、その杖を所有していた人物。闇の魔術の学問の第一人者でもあるが、息子のヘレワードに自宅の地下室に幽閉され非業の死を遂げる。
ヘレワード
ゴデロットの息子。自らの手で父を自宅の地下室に幽閉、死に追いやり「ニワトコの杖」を奪ったとされる。
バーナバス・デベリル
18世紀初頭、「庭床(ニワトコ)の杖」を所有した人物。杖を使って自分は恐ろしい魔法戦士だという評判を打ち立てたがロクシアスに殺害される。
ロクシアス
バーナバス・デベリルを殺害し「ニワトコの杖」を手に入れた悪名高い人物。デベリルから奪った杖を「死の杖」と改名し幾多の殺人を行った。その後何者かに殺害されたとされ(殺害犯と主張する人物は、彼の実母を含め多数いる)、「ニワトコの杖」の足跡は彼の所で途絶える。
アーカス
ロクシアスから杖を奪ったと主張する魔法使いの一人
リビウス
ロクシアスから杖を奪ったと主張する魔法使いの一人

不死鳥の騎士団

魔法省 

魔法大臣

アルテミシア・ラフキン
初代魔法大臣。任期は1798〜1811。
グローガン・スタンプ
それなりの人望があった。「ヒトたる存在」を「魔法社会の法律を理解する知性を持ち、立法に関する責任の一端を担うことができる生物」と規定した。任期は1811〜1819。
オッタリン・ギャンボル
ホグワーツへの輸送手段として汽車を提案。
エバンゲリン・オーピントン
キングズ・クロス駅に魔法使いのための新しいプラットホームを作ることを提案。任期は1849〜1855。
ファリス・スパーヴィン
任期は1865〜1903。
ノビー・リーチ
任期は1962〜1968。
ミリセント・バグノールド
任期は1980〜1990。
コーネリウス・ファッジ
任期は1990~第5巻後半。
ルーファス・スクリムジョール
魔法大臣(任期は第6巻~第7巻前半)。
パイアス・シックネス
魔法大臣(任期は第7巻後半)。『死食い人』または『ヴォルデモート』によって『服従の呪文』をかけられていた。
キングズリー・シャックルボルト
第7巻終盤、暫定の魔法大臣に指名された。物語終了後、正式に魔法大臣に就任。

次官・補佐官

ドローレス・アンブリッジ
魔法大臣付上級次官。
パーシー・ウィーズリー
魔法大臣付下級補佐官(第5巻~)。

魔法法執行部

部長

アメリア・ボーンズ
部長(~第5巻)。片メガネを掛けた、ゲジゲジ眉の魔女。スーザン・ボーンズの叔母で、弟のエドガーは不死鳥の騎士団の創立メンバー。ニンファドーラ・トンクス曰く「公平な魔女で、話をちゃんと聞いてくれる」。第5巻でファッジ、アンブリッジと共に、プリペッド通りで守護霊の呪文を使った件でハリーを尋問したが、ハリーを有罪にしようとするファッジに対し、終始公平な立場を保った。第6巻の冒頭で、闇の陣営に殺害されたことが明かされた。戦闘能力も高かったらしく、ヴォルデモート自身によって殺害されたのではないかと推察されていた。映画では『不死鳥の騎士団』に登場し、シアン・トーマスが演じた。日本語版の吹き替えは一柳みるが担当した。
パイアス・シックネス
部長(第6巻~第7巻前半)。
ヤックスリー
部長(第7巻後半)。
ユリトゥス・ピリウィックル
20世紀前半の部長。

闇祓い局

ルーファス・スクリムジョール
局長(~第5巻)。
ガウェイン・ロバーズ
局長(第6巻~)。
アラスター・ムーディ
元闇祓い。
キングズリー・シャックルボルト
闇祓い。
ニンファドーラ・トンクス
闇祓い。
ドーリッシュ
闇祓い。白髪交じりの男。学生時代の成績は優秀で、N・E・W・Tの成績は全て【優・O】だった。任務に忠実で、第5巻ではファッジの命令でダンブルドアを攻撃したが、第6巻ではスクリムジョールの命令でホグワーツ城近辺を護衛した。第7巻ではオーガスタ・ロングボトムを襲撃したが返り討ちに遭い、聖マンゴ魔法疾患傷害病院へ入院した。スネイプ曰く「錯乱の呪文にかかりやすい」。
ウィリアムソン
闇祓い。紅のローブを纏ったポニーテールの男。第5巻でファッジの護衛を担当。
ブラウドフット
闇祓い。
サベッジ
闇祓い。

その他の局員

アーサー・ウィーズリー
マグル製品不正使用取締局局長(~第5巻)。偽の防衛呪文ならびに保護器具の発見ならびに没収局局長(第6巻~)。
マファルダ・ホップカーク
魔法不適正使用取締局次長。ふわふわした白髪の、老齢の女性。第2巻と第5巻で、学校の敷地外で魔法を使ったとしてハリーに警告状を送った[8]。第7巻では魔法省に潜入する際、ハーマイオニーがポリジュース薬で彼女に変身した。映画では『不死鳥の騎士団』(声のみ)と『死の秘宝 PART1』に登場し、ソフィー・トンプソンが演じた。日本語版の吹き替えは堀越真己が担当した。
ボブ・オグデン
かつて魔法警察部隊隊長を務めていた職員。背が低く丸っこい体型で、分厚い眼鏡をかけていた。モーフィン・ゴーントにウィゼンガモットからの召喚状を届ける為にゴーント家を訪問した。

魔法生物規制管理部

エイモス・ディゴリー
職員。セドリック・ディゴリーの父親。
カスバード・モックリッジ
小鬼連絡室室長(第4巻時点)。
ダーク・クレスウェル
小鬼連絡室室長(第7巻時点)。マグル生まれの魔法使い。第7巻でアルバート・ランコーンから「家系図を捏造した」と告発され、アズカバン送りになるが、護送途中にドーリッシュを失神させて脱走する。その後、闇の陣営のマグル生まれ狩りから逃亡し続けていたが、捕らえられて殺害された。ホグワーツ魔法魔術学校ではリリー・ポッターの1年後輩で、スラグホーンのお気に入りの学生の1人だった。
ボブ
職員。

国際魔法協力部

バーテミウス・クラウチ・シニア
部長(~第4巻)。
パーシー・ウィーズリー
職員(第4巻)。

魔法ゲーム・スポーツ部

ルード・バグマン
部長。
バーサ・ジョーキンズ
職員。ここ数年、部から部へとたらい回しにされてきた「厄介者」。第4巻で、旅行先のアルバニアで行方不明となる[9]。シリウス曰く、学生時代のバーサは「ゴシップとなると、すばらしい記憶力」だったが、「いつ口を閉じるべきなのかを知らない」ため、よく災いに巻き込まれていた模様。魔法省入省後、国際魔法協力部に在籍していた頃、偶然にもクラウチ家の「秘密」を知った。

神秘部

オーガスタス・ルックウッド
元職員。
ブロデリック・ボード
無言者。第5巻でルシウス・マルフォイに服従の呪文をかけられ、神秘部に置かれている予言を取ろうとするが失敗。その影響で聖マンゴ魔法疾患傷害病院に入院することになるが、口封じとして死喰い人から悪魔の罠を贈られ、絞殺された。
クローカー
無言者。

魔法試験局

グリゼルダ・マーチバンクス
局長。ダンブルドアが学生の頃からO・W・Lの試験官を務める古株で、かなり高齢の魔女。NEWT試験でダンブルドアの変身術と呪文学の試験官を担当、「あれほどの杖使いは見た事がない」と評した。そのため若干耳が遠い模様。オーガスタ・ロングボトムと親交がある。ウィゼンガモットの古参でもあったが、第5巻で魔法省がホグワーツ高等尋問官の職を新設したことに抗議し、辞任する。
チベリウス・オグデン
O・W・Lの試験官。ウィゼンガモットの古参でもあったが、魔法省がホグワーツ高等尋問官の職を新設したことに抗議し、辞任する。
トフティ
O・W・Lの試験官。

その他の職員

ニーモン・ラドフォード
魔法省初の忘却術士。記憶修正術の発明者でもある。
エリック・マンチ
守衛。外部からやってきた者の杖の登録を担当する。
ウィルキー・トワイクロス
姿あらわし指導官。白髪交じりで覇気のない小男。ベテランの指導官で、少々の事故では動じない。学生の成果には期待せず、長期的な構えで指導を行う。
ハーバート・チョーリー
職員。マグル界で政務次官を務める。
レジナルド・カターモール
魔法ビル管理部の職員。小柄な男性。第7巻で魔法省に潜入する際、ロンがポリジュース薬で彼に変身した。妻メアリーはマグル生まれ登録委員会の尋問にかけられるが、ハリーとハーマイオニーによって助けられる。映画では「死の秘宝 PART1」に登場し、ステファン・ロードリが演じた。
アルバート・ランコーン
髭面の屈強な男性職員。第7巻前半で魔法省に潜入する際、ハリーがポリジュース薬で彼に変身した。ダーク・クレスウェルが家系図を偽っているとして告発し、彼をアズカバン送りの処分に追い込む[10]。同僚に恐れられている一方、ヤックスリーやシックネス、アンブリッジといった闇の陣営下の魔法省首脳部とは親しげな関係である。映画では『死の秘宝 PART1』に登場し、デヴィッド・オハラが演じた。
ワカンダ
職員。
ブレッチリー
職員。

歴史上の人物

蛙チョコレート

コーネリアス・アグリッパ
蛙チョコカードに載っている昔の魔法使い。
プトレマイオス
蛙チョコカードに載っている昔の魔法使い。
モルガナ
蛙チョコカードに載っている昔の魔女。
ヘンギスト
蛙チョコカードに載っている昔の魔法使い。
アルベリック・グラニオン
蛙チョコカードに載っている昔の魔法使い。
キルケ
蛙チョコカードに載っている昔の魔女。
パラセルサス
蛙チョコカードに載っている昔の魔法使い。
マーリン
蛙チョコカードに載っている昔の魔法使い。
ルークス・スパタード
蛙チョコカードに載っている昔の魔法使い。

その他

ニコラス・フラメル
錬金術賢者の石を作った人。ハリーが1年生の時に665歳。オペラ愛好家。デボン州に住む。
ペレネレ・フラメル
ニコラス・フラメルの妻。ハリーが1年生の時に658歳。
奇人ウリック
クラゲを帽子替わりに被る風変わりな魔法使い。その他、「オーグリーの鳴き声は死の予兆である」との迷信から、飼っていた50匹のオーグリーが鳴くのを聞いて自分が死んでゴーストになったと思い込み、壁を通り抜けようとして脳震盪を起こしたり、長く聞くと正気を失わせるフウーパーの鳴き声は実は健康に良いと主張し、それを証明するために3ヶ月間その鳴き声を聞き続けて結果を発表したが、その際彼が頭に死んだアナグマをかぶっただけの姿だったために信用されなかった、などのエピソードがある。
熱血漢エフリック
熱血漢エフリックの反乱が魔法史に載っている。
変わり者のウェンデリン
魔女狩りの際、47回もわざと火あぶりになった魔法使い。魔法史の宿題で登場。
ピエール・ボナコー
国際魔法使い連盟の初代最高魔法使い。トロールに権利を与えようとしたため、凶暴な山トロールにてこずっていたリヒテンシュタインの魔法使いは国際魔法使い連盟に加盟しようとせず、フランスで行われた第一回目の会合にも参加しなかった(その会議に出席しようとした子鬼は締め出された)。
バードック・マルドゥーン
14世紀の魔法使い評議会委員長。「ヒトたる存在」を「2本足で歩くもの」と規定して会議を開いたが、2本足の鳥や怪物などが会場で騒いだために成立しなかった。
リセット・ド・ラパン(兎のリセット)
1422年にパリで魔女判決を受けた魔女。処刑前夜に独房から姿を消した。その後については明確ではないが、実は動物もどきで、ウサギに変身することができたため独房を脱出し、ドーバー海峡を大鍋で渡り、ヘンリー6世の相談役になったとの推定がある。
バーバルス・ブラッグ
魔法使い評議会委員長。1269年クィディッチにスニジェットを持ち込む。

その他の魔法使い

本の著者

ミランダ・ゴズホーク
「基本呪文集(1年~7年用)」の著者。
バチルダ・バグショット
「魔法史」の著者。様々な人脈を持つ。ゴドリックの谷に住んでいた。第7巻前半で闇の魔術によって殺害されていることが判明した。映画版では『死の秘宝 PART1』に登場した。ヘイゼル・ダグラスが演じた。
アドルバード・ワフリング(アダルバート・ワッフリング)
「魔法論」の著者。
エメリック・スィッチ
「変身術入門」の著者。
フィリダ・スポア
「薬草ときのこ1000種」の著者。
アージニウス・ジガー
「魔法薬調合法」の著者。
ニュート・スキャマンダー(ニュートン・アルテミス・フィド・スキャマンダー)
幻の動物とその生息地』の著者。1897年生まれ。ホグワーツ卒業後、魔法省に入省。「魔法生物規制管理部」「屋敷しもべ妖精転勤室」「ドラゴンの研究および制御室」などで働く。1947年「狼人間登録簿」、1965年「実験的飼育禁止令」を作成。1979年、マーリン勲章勲二等を授与される。現在はポーペンチナ夫人とペットのニーズル(ホッピー、ミリー、モーラー)と共に暮らしている。
ケニルワージー・ウィスプ
クィディッチ今昔』、『奇跡のウィグタウン・ワンダラーズ』、『飛ぶときゃ飛ばすぜ(「危険な野郎」ダイ・ルウェリンの伝記)』、『ブラッジャーをぶっ飛ばせ-クィディッチの防衛戦略研究』の著者。クィディッチの専門家で熱狂的ファン。ノッティンガムシャーの自宅と、ウィグタウン・ワンダラーズの遠征先(毎週変わる)との間を行き来している。趣味はバックギャモン、ベジタリアン料理研究、クラシック箒の収集。
クエンティン・トリンブル
「闇の力-護身術入門」の著者。
ヴィンディクタス・ヴェリディアン
呪いのかけ方・解き方(友人をうっとりさせ、最新の復讐方法で敵を困らせよう-ハゲ・クラゲ脚・舌もつれ、その他あの手この手-)の著者。
カッサンドラ・トレローニー(旧姓バブラツキー)
シビル・トレローニーの曾祖母。占い学の教科書「未来の霧を晴らす」著者。
エルドレド・ウォープル
「血兄弟-吸血鬼たちとの日々」の著者。スラグホーンのかつての生徒。小柄で眼鏡をかけている。
リバチウス・ボラージ
「上級魔法薬」の著者。
ウィルバード・スリンクハード
「防衛術の理論」の著者。
イニゴ・イマゴ
「夢のお告げ」の著者。
ゲルタ・カード
「自家製魔法チーズの作り方」の著者。
ブルータス・スクリムガー
「ビーターのバイブル」の著者。
フィフィ・ラフォイユ
「魅惑の出会い」シリーズの著者。
デイジー・フーカム
「マグルとして生きて」の著者。
ベアトリックス・ブロクサム
1794-1910。「吟遊詩人ビードルの物語」を、自分の理想に従って恐ろしい部分を取り除き、「毒キノコ物語」として書き換えたが、それはすこぶる評判が悪い。
バートランド・デ・ポンセ・プロフォンデス(沈思黙考のバートランド)
著名な哲学者。「自然死についての形而上ならびに形而下の影響を覆す可能性の研究――特に物質と精神との再結合に関して」を著した。
ビードル
15世紀の魔法使いで、『吟遊詩人ビードルの物語』の作者。詳しい生涯は不明であるが、ヨークシャー生まれで、豊かなあごひげを蓄えていたことだけが判明している。
モルディカス・エッグ
「俗なるものの哲学――なぜマグルは知ろうとしないのか」の著者。

ダイアゴン横丁、夜の闇横丁、ホグズミード村

トム
ダイアゴン横丁の入り口であるパブ「漏れ鍋」マスター。店の管理をしている。
マダム・マルキン
ダイアゴン横丁「マダム・マルキンの洋装店」店主。
オリバンダー老人
杖と言ったらオリバンダーの店と言われる程の杖職人。過去自らが渡した杖の全てを覚えている。
ベリティ
フレッドとジョージの助手。短いブロンド。
ボージン
夜の闇横丁「ボージン・アンド・バークス」店主。マルフォイ一家に媚び、常にねっとりした作り笑いを浮かべていた。ドラコに「輝きの手」を売った。映画版では、『秘密の部屋』の未公開シーンのみ登場。
カラクタカス・バーク
 夜の闇横丁「ボージン・アンド・バークス」創設者。後に分霊箱となるスリザリンのロケットをヴォルデモートの母メローピー・ゴーントから安値で買い取った。
フローリアン・フォーテスキュー
ダイアゴン横丁「フローリアン・フォーテスキュー・アイスクリーム・パーラー」店主。ハリーの魔法史の宿題を手伝った。6巻で死喰い人に抹殺され行方不明になった。
アバーフォース・ダンブルドア
ホグズミード村「ホッグズ・ヘッド」の主人。汚れた布でコップを拭く変わった人物。記憶力が良い。
マダム・ロスメルタ
ホグズミード村「三本の箒」の女主人。曲線美が美しい気さくな女性。第6巻では服従の呪文によってドラコに操られた。映画版では『アズカバンの囚人』のみ登場。ジュリー・クリスティが演じた。日本語版の吹き替えは弥永和子が担当した。

クィディッチ選手および関係者

クィディッチ・ワールドカップ決勝戦の関係者も参照のこと。

ジョーイ・ジェンキンズ
チャドリー・キャノンズのビーター。
ドラゴミール・ゴルゴビッチ
チャドリー・キャノンズのチェイサー。ロンがハリーから「グレゴロビッチ」と聞いて思いついた。
グウェノグ・ジョーンズ
女性のみで構成されたクィディッチチーム、ホリヘッド・ハーピーズのキャプテン。スラグホーンの教え子。
グリニス・グリフィス
ホリヘッド・ハーピーズのシーカー。
グエンドリー・モーガン
ホリヘッド・ハーピーズの前キャプテン。
ケビン、カール・ブロードムア
ファルマス・ファルコンズのビーターコンビ。
ランドルフ・キーチ
ファルマス・ファルコンズのプレイヤーで、コメット商事の創立者でもある。
バジル・ホートン
ファルマス・ファルコンズのプレイヤーで、キーチと共にコメット商事を創立した。
ヘーミッシュ・マックファーレン
モントローズ・マグパイズのキャプテン。
ユニス・マレー
モントローズ・マグパイズのシーカー。
カトリオーナ・マコーマック
プライド・オブ・ポーツリーのチェイサー兼キャプテン。
ミーガン
カトリオーナ・コーマックの娘。プライド・オブ・ポーツリーのキーパー。
ロデリック・プラントン
タッツヒル・トルネードーズのキャプテン兼シーカー。
ダレン・オヘア
ケンメアー・ケストレルズのキーパー。アイルランド・ナショナル・チームのキャプテンを3度つとめた。
ダイ・ルウェリン
通称「危険な野郎」。ケアフェリー・カタパルツのプレイヤー。
ルドルフ・ブランド
ハイデルベルグ・ハリヤーズのキャプテン。
ファビウス・ワトキンズ
モントローズ・マグパイズの伝説的なキャプテン。
カラシオック・カイツ
ノルウェーの選手。
ペトロバ・ポルスコフ
ロシアのチェイサー。
ヨセフ・ウロンスキー
ポーランドのシーカー。
ラディスロフ・ザモフスキー
クィディッチポーランド代表チームのキーパー。
ボーマン・ライト
金属細工師。金のスニッチを初めてゴドリックの谷で鋳造した。
デブリン・ホワイトホーン
ニンバス競技用箒会社の創立者。
エリアス・グリムストーン
ポーツマスの箒職人。「オークシャフト79」という箒の発明者。
グラディス・ブースビイ
「ムーントリマー」という箒の発明者。
レオナルド・ジュークス
「シルバーアロー」という箒の発明者。
ボブ、ビル、バーナビー・オラートン
クリーンスイープ箒製造会社。
ニュージェント・ポッツ
審判。
アブラハム・ピースグッド
「クォドポット」発明した魔法使い。
シプリアン・ユーデル
ノーフォーク州のクィディッチの審判。地方の魔法使い同士の友好的な試合中に何者かに殺害された。
エイブル・スパドモア
ティンダーブラストやスイフトスティックを開発したエラビー・アンド・スパドモア社の代表。
ランドルフ・スパドモア
エイブル・スパドモアの息子。極秘プロジェクトとして、炎の雷・ファイアボルトを開発。

芸能人

セレスティナ・ワーベック
人気歌手の魔女。モリー御贔屓。
スタビィ・ボードマン
ザ・ホブゴブリンズのリードヴォーカル。
ドナハン・トレムット
人気バンド「妖女シスターズ」のベーシスト。
カーリー・マコーマック
人気バンド「妖女シスターズ」のリードギタリスト。父のカトリオーナはプロクィディッチチーム「プライド・オブ・ポーツリー」のキャプテン。
グレンダ・チットック
WWN(魔法ラジオネットワーク)放送局「魔女の時間」の司会者。
ローカン・ドイス
吸血鬼の血を引く歌手。

その他

スタン・シャンパイク
夜の騎士バス車掌。第6巻で無実にも関わらず、アズカバンに収容された。
アーニー・プラング
夜の騎士バスの運転手。映画版では『アズカバンの囚人』に登場。
ドリス・クロックフォード
「漏れ鍋」にいた魔女。ハリーに何度も握手を求めた。
マダム・マーシ
アバーガブニーに行くため夜の騎士バスを利用していた魔女。乗り物酔いが激しい。
スカビオール
「人さらい」。フェンリール・グレイバックと共にハリー達を追い詰めた。映画版では『死の秘宝』に登場。ニック・モランが演じた。日本語版の吹き替えは佐藤せつじが担当した。映画版では原作と比べて役割が大きくなり、「人さらい」の中心的人物として描かれている。『死の秘宝 PART2』ではホグワーツの戦いにも死喰い人側として参戦したが、シェーマス・フィネガンが仕掛け、ネビル・ロングボトムが引き起こした渡り廊下の爆発によって谷底に落ちていき死亡した。

名前だけ登場

バルッフィオ
「ウィン・ガー・ディアム・レヴィ・オーサ」をちゃんと発音しなかったため体の上にバッファローを呼んだという魔法使い。
グラディス・ガージョン
ロックハートの大ファン。手紙を送ってきた。ロックハートが聖マンゴに入院しても手紙を送っている。
ベロニカ・スメスリー
ロックハートの大ファン。
マダム・Z・ネットルズ
トップシャム在住。KWIK SPELLを受講し、魔法が使えるようになったと資料に掲載されている魔女。
D・J・プロッド
ディズベリー在住。KWIK SPELLを受講し、魔法が使えるようになったと資料に掲載されている魔法戦士。
ロビー・フェーミック
映画のみ登場。ハーマイオニーの父の腕を歯の治療中に噛んだ(その際、ハーマイオニーの父は腕を10針縫った)。
ノビー
ベアトリクス・ブロクサムのおじ。
ウィル
マンダンガス・フレッチャーの話に出てくる、まぬけな人物。
ウォーティー・ハリス
マンダンガス・フレッチャーの話に出てくる、ヒキガエルを盗まれた人。
ウィリー・ウィダーシン
逆流トイレ事件の首謀者。ホッグズ・ヘッドでDAの話し合いを盗み聞きした。
アンブロシウム・フルーム
スラグホーンの誕生日にハニーデュークスを一箱送るかつての生徒。
シセロン・ハーキス
スラグホーンのかつての生徒。スラグホーンがシセロンにアンブロシウム・フルームを紹介した。
アーキー・フィルポット
グリンゴッツ銀行の警戒措置で「潔白検査棒」を突っ込まれた人。
ダモクレス
マーカス・ベルビィのおじ。マーリン勲章を受けた。スラグホーンの教え子。「トリカブト薬」を発明。
チベリウス
コーマック・マクラーゲンのおじ。ノーホーク州でノグテイル狩に行ったらしい。
バーティ・ヒッグス
マクラーゲンやチベリウスたちとノーホーク州でノグテイル狩に行った人。スクリムジョールも同行した。
ヘクター・ダグワース-グレンジャー
超一流魔法薬師協会設立者。
スラグホーンがハーマイオニーに関係があるか聞いたが、関係はなかった。
ハンフリー・ベルチャー
ダンブルドアの話に出てきたチーズ製の大鍋を作る時期を間違えた人。
サングィニ
エルドレド・ウォープルの友人。吸血鬼。パーティーに来た際、生徒の血を吸おうとしたのでウォープルにたしなめられた。
オクタビウス・ペッパー
マンダンガスがアズカバンに収容されたニュースの次のニュースに掲載された。姿を消したらしい。
ルパード・ブルックスタントン
斧振り男。ハーマイオニーが調べたR・A・Bに該当する人物。
アイバー・ディロンスビー
竜の血液の8つの使用法の発見者を名乗る。アルバス・ダンブルドアが自分の功績を借用したと主張した。
大胆不敵のフィンガル
エインジンジェインというスポーツのチャンピオン
ガッスリー・ロッホレン
スコットランドの魔法使い。1107年に初期の箒に乗り、「尻が木のささくれだらけになり、痔がひどくなった」と述べた。
へこみ頭のマグナス・マクドナルド
クレオスシアンという極めて危険な1762年に非合法になったスポーツの再開キャンペーンを先頭に立って展開した。
ガーディ・ケドル
11世紀にクィアディッチ湿原に住んでいた魔女。最初期のクィディッチを日記に記したとされている。
グエノグ
ガーディ・ケドルをクィディッチ観戦に誘った人物。
グッドウィン・ニーン
ヨークシャー州在住の魔法使い。ニーンがクィディッチをやっていたことからみて、たった1世紀でクィディッチがイギリス中に広まっていたことが伺える。
オラフ
グッドウィンのいとこ。ノルウェー在住。
グンヒルダ
グッドウィンの妻。グッドウィンのクィディッチチームのキャッチャー(チェイサーの古称)だったが龍痘に罹り休んだ。
ラドルフ
グンヒルダの代理。鍛冶屋。
ウッガじいさん
グッドウィンのいるクィディッチチームのビーター。
ウーナ
飲み屋の店長。グッドウィンのクィディッチチームの勝利祝いに蜂蜜酒を無料で振る舞った。
モディスティ・ラブノット
ケント州在住。バーバルス・ブラックが持ち込んだスニジェットを救ったことでバーバルスから10ガリオンを罰金として取られたため家を売り、妹の家に移住した。
プルーデンス
モディスティの妹。アバディーン在住。
インゴルファ
短長格詩人。
マレクリー
フランスの魔法使い。「ああ、我が足は変身せり」という劇を描いた。
エリオット・スメスウィック
クッション呪文の発明者。
ウォルター・パーキン
肉屋。息子4人と娘3人はプロクィディッチチーム「ウィグダウン・ワンダラーズ」を結成した。ウォルターが肉屋なのでウィグダウン・ワンダラーズの選手は胸に肉切り包丁の絵がついた血のように赤いローブを着ている。
アガサ・チャップ
古代魔法遺物の専門家。
オーガスタス・ワーム
オブスキュラス・ブックスの職員とおもわれる。ニュート・スキャマンダーに「幻の動物とその生息地」を書くことを勧めた。
ブルーノ・シュミット
エルクリングに襲われた記録上最後の魔法使い。
フラビウス・ベルビー
レシフォールドに襲われた記録上最初の魔法使い。
ヤヌス・シッキー
レシフォールドに襲われたと嘘をついた魔法使い。
クィンティス・マクブーン
マクブーン家の家長。ドゥガルドに決闘を申し込んだため、一家もろともクィンタペッドという5本足の怪物に変身させられた。
ドゥガルド・マクリバート
マクリバート家の家長。マクブーン一家をクィンタペッドという5本足の怪物に変身させた後、クィンタペッドに一家もろとも殺された。

J・K・ローリング公式サイト・ゲーム・ポッターモア

イグナチア・ワイルドスミス
フルーパウダー」を発明した。
ガスパード・シングルトン
自動攪拌鍋の発明者。
ゴンドリン・オルファント
トロールの生活と習慣を研究。コッツウォルズでスケッチ中に棍棒で殴り殺された。
ショーンシー・オルドリッジ
龍痘の最初の患者。
フェリックス・サマービー
「元気の出る呪文」の発明者。
ブリジット・ウェンロック
著名な数占い師。数字の7の魔法的な力を初めて立証した。
ホウノーリア・ナットコーム
「鬼婆改心協会」の創設者。
ウィルフレッド・エルフィック
アフリカ産「エルンペント」の角で突き刺された最初の魔法使い。
エドガー・ストラウルガー
「かくれん防止器」を発明した魔法使い。
オズワルド・ビーミッシュ
小鬼の権利を訴えた。
カルロッタ・ピンクストーン
「国際魔法使い機密保持法」を撤廃し、非魔法族に魔法族の存在を知らせるため運動を起こした魔女。
エセルレッド・ザ・エバーレディ
意味なく怒り出し、罪のない傍観者に呪いをかけた。
ダーウェント・シンプリング
賭けで毒手草を食べた。
ヤードリー・プラット
連続殺小鬼犯。
デイジー・ドッダリッジ
「漏れ鍋」最初の女主人。
ターキン・マクダヴィッシュ
自宅のヤカンに、近所のマグルを閉じ込めた。
ハンブルドン・キンス
魔法使いは火星から、マグルはキノコから生じた、という異論の多い説の提唱者。
エリカ・ステンライト
お掃除用魔法薬を開発し、財を成したがその魔法薬は長く使用すると、逆にカビ・汚れが増殖するので、名声は失墜した。
イドリス・オークビー
スクイブ支援協会設立者。
ローレンシア・フレットワック
天馬のブリーダー兼騎手。
ハーヴェイ・リッジビッド
ドラゴン学者。ルーマニアに世界最大のドラゴン保護区を設置した。
ティルデン・トゥーツ
著名な薬草学者。デイジー・フーカムと結婚した。
マゼンダ・コムストック
実験アーティスト。
アーチー・エイムスロウ
過激派グループ、フレッシュ・エア・リフレッシズ・トータリー(F.A.R.T)の代表。
ラザフォード・ポーク
聖マンゴ病院のスポークス魔ンで癒者。
カンタンケラス・ノット
『純血一族一覧』の著者とされている。
マーロウ・フォーファング
狼人間研究の権威。
カトゥルス・スパングル
18世紀の偉大な呪文研究者。著書に『防衛と抑止の呪文』がある。

マグル

英国の首相
首相になったとき、ファッジやスクリムジョールに魔法界のことをいろいろ知らされる。
ジム・マックガフィン
一巻登場。天気予報士。
プレンティス
ドリス・パーキス
「ザ・クィブラー」に掲載されたシリウス・ブラックの項に載っているマグル。
ブラザー・ベネディクト
ウスターシャー州出身。フランシスコ会の修道士。
ドッジー・ダーク
イルフラクーム事件の大規模忘却呪文を逃れて「巨大な醜い空飛ぶトカゲ」が自分のエアマットをパンクさせたと、くだを巻いているらしい。
アレクサンダー・ポープ
マグルの詩人。実在。

ジャーナリスト

バーナバス・カッフ
日刊予言者新聞の編集長。スラグホーンの教え子。ホグワーツ城にある「バカのバーナバスの像」とは何の関係もない。
リータ・スキーター
フリーライター。中傷記事を書くのが得意。
ベティ・ブレイスウェット
日刊予言者新聞の記者。7巻に登場し、リータの新著『アルバス・ダンブルドアの真っ白な人生と真っ赤な嘘』に関してリータにインタビューをする。
ゼノフィリウス・ラブグッド
ルーナ・ラブグッドの父。雑誌『ザ・クィブラー』編集長。

聖マンゴ魔法疾患傷害病院

現役の職員

ヒポクラテス・スメスウィック
聖マンゴの癒師。ウィーズリー氏の主治癒。
オーガスタス・パイ
研修癒。ウィーズリー氏の担当。マグルの手術でよく使われる「縫合」を試すが失敗する。
ミリアム・ストラウト
癒者。ボードが死亡したことについて戒告処分を受けた。

入院患者

アグネス
ロックハートと同じ病室にいる患者。
ブロデリック・ボード
無言者。第5巻でルシウス・マルフォイに服従の呪文をかけられ、神秘部に置かれている予言を取ろうとするが失敗。その影響で聖マンゴ魔法疾患傷害病院に入院する。

過去の職員

マンゴ・ボナム
聖マンゴ魔法疾患傷害病院」を設立した癒者。
ウルクハート・ラックハロウ
聖マンゴ魔法疾患傷害病院の額にある魔法使い。生没年は1612-1697。
ディリス・ダーウェント
ホグワーツの歴代校長参照。
ランスロット
プルウェット家参照。

魔法使いの家族たち

ウィーズリー家

純血の一族だが、祖先に半純血も混ざっている。ロンの視点で紹介する。

父=アーサー・ウィーズリー
魔法省の役人。第5巻からは不死鳥の騎士団としても活動する。
母=モリー・ウィーズリー(旧姓プルウェット)
専業主婦。第5巻からは不死鳥の騎士団としても活動する。
長兄=ビル・ウィーズリー
グリンゴッツ魔法銀行勤務。5巻からは不死鳥の騎士団としても活動する。
次兄=チャーリー・ウィーズリー
ドラゴン使い。第5巻からは不死鳥の騎士団としても活動する。
三兄=パーシー・ウィーズリー
ホグワーツを卒業後、魔法省に就職。
四兄及び五兄=フレッド・ウィーズリー&ジョージ・ウィーズリー
悪戯好きの一卵性双生児。5巻でホグワーツを退学、ダイアゴン横丁で悪戯専門店を開く。
フレッドは最後の「ハリー・ポッターと死の秘宝」の激戦で20歳の若さで戦死。
長女兼末子=ジニー・ウィーズリー (Ginevra Molly "Ginny" Weasley/Potter)
ハリーに憧れている。後にハリー・ポッターと結婚。
叔父=ビリウス
グリム(死神犬)を見た24時間後に亡くなった。生前はパーティを盛り上げる花形で、フレッドとジョージからは慕われていた模様。
祖父=セプティマス・ウィーズリー
祖母=セドレーラ・ウィーズリー(旧姓ブラック)
ブラック家出身。
?=テシー・ウィーズリー
映画でのみ登場。
義姉=フラー・デラクール
三大魔法学校対抗試合のボーバトン代表。ヴィーラの血を引いている美女。第6巻でロンの兄ビルと付き合うようになる。7巻でビルと結婚。

プルウェット家

ミュリエル
モリーの叔母で、7巻時点で107歳。ウィーズリー兄妹の中ではビルを可愛がっており、ビルの結婚式で新婦のフラー・デラクールに所蔵のティアラを貸した。映画版ではマテロック・ギブスが演じた。日本語版の吹き替えは沢田敏子が担当した。
ランスロット
ミュリエルのいとこ。聖マンゴの癒者。
ギデオン・プルウェット、フェービアン・プルウェット
モリーの弟(ギデオンが兄でフェービアンが弟)で「英雄」。不死鳥の騎士団の創立メンバーで、後に死喰い人のアントニン・ドロホフ達に殺された。フェービアンの腕時計は、7巻前半のハリーの誕生日にモリーからハリーにプレゼントされた。
イグネイシャス・プルウェット
シリウスとモリーの伯父。
ルクレティア・プルウェット(旧姓ブラック
シリウスとモリーの伯母。ブラック家参照。

マルフォイ家

本作でもっとも登場する純血の最大名家。ドラコの視点で紹介する。

父=ルシウス・マルフォイ
元ホグワーツ理事にして死喰い人
母=ナルシッサ・マルフォイ(旧姓ブラック
ブラック家三姉妹の三女。
祖父=アブラクサス・マルフォイ
相当の歳で龍痘にかかり死亡。
先祖=ブルータス・マルフォイ
17世紀の人物で、「戦う魔法戦士」という反マグル雑誌の編集長。1675年、マグル贔屓の魔法使いの魔力が弱いという偏見めいた文章を書き、それを世間に定着させた。
先祖=ルシウス・マルフォイ
エリザベス一世に求婚して断られた腹いせに呪いをかけた。
先祖=アーマンド・マルフォイ
国王ウィリアム一世に仕え、謎のいかがわしい魔法(ほぼ確実に魔法を使う)仕事をこなした見返りとして、ウィルトシャー州に地方領主から没収した一等地を与えられた。

ロングボトム家

純血家としてはもっとも古い大名家。ある意味ポッター家と同じ運命を持つ。ネビルの視点で紹介する。

父=フランク・ロングボトム
不死鳥の騎士団員。優秀な闇祓いであり妻のアリスと共に人望があった。ヴォルデモート失踪後、彼を探す死喰い人ベラトリックス・レストレンジバーテミウス・クラウチ・ジュニア達に「磔の呪い」で拷問され、廃人となった。聖マンゴに入院中。
母=アリス・ロングボトム
不死鳥の騎士団員。優秀な闇祓いであった。ヴォルデモート失踪後、夫と共にベラトリックス・レストレンジバーテミウス・クラウチ・ジュニア達に「磔の呪い」で拷問され、廃人となった。聖マンゴに入院中だが、息子のネビルや義母のオーガスタが訪ねてきても分からない状態である。第5巻でマッド-アイ・ムーディがハリーに見せた古いボロボロの写真にも写っていた。それによると丸顔で、人懐っこい顔でネビルそっくりである。
祖母=オーガスタ・ロングボトム
厳格な老女で、ネビルが「理想の孫」になることを願う。
大叔父=アルジー・ロングボトム
ネビルに、ヒキガエルのトレバーや植物のミンビュラス・ミンブルトニアをプレゼントした。
大叔母=エニド・ロングボトム
?=カリドーラ・ロングボトム(旧姓ブラック
ハーファング・ロングボトムの妻。ブラック家参照。
?=ハーファング・ロングボトム
カリドーラ・ロングボトムの夫。

ブラック家

「高貴で由緒正しい」純血家系。多くの家系との繋がりがあり、ポッター家やウィーズリー家、マルフォイ家をはじめ、ロングボトム家、プルウェット家、マクミラン家、スリザリン家系のクラウチ家、クラッブ家、フリント家、ブルストロード家、ヤックスリー家、ロジエール家、レストレンジ家などあらゆる純血家系と繋がりを持つ純血中の純血。それによりブラック家の人間は自分たちを事実上の王族と考えている。更にはスリザリンが提唱した純血主義に色濃く染まっており、マグルやマグル出身の魔法使いを擁護する魔法使い、スクイブやマグル及びマグル生まれの魔法使いは漏れなく家系図より削除されている。シリウスの視点で紹介し、相当数がいるので家族・父方・母方・祖先及びその他で表記する。

他家へ嫁いだ・家系図から排除した人物を除き、ブラック家直系は不幸が続いた結果、「シリウス・ブラックが(家名を継ぐ)最後の一人」とされている。シリウスの死後はブラック家全ての資産はシリウスの被後見人であるハリー・ポッターが相続した。

家族
父=オリオン・ブラック
1929-1979。
グリモールド・プレイス12番地にあるブラック邸に位置探知不可能呪文などの保護呪文を施した。名前の由来はギリシャ神話のオーリーオーン及びオリオン座から。
母=ヴァルブルガ・ブラック
1925-1985。現在はブラック家に肖像画として残っている。
弟=レギュラス・ブラック
1961-1979。死喰い人
父方
曽祖父=シリウス・ブラック
1877-1952。
曽祖母=ヘスパー・ブラック(旧姓ガンプ)
祖父=アルクトゥルス・ブラック
1901-1991。魔法省に多額の寄付をしたことによりマーリン勲章を授与されているが、両親がはとこで母方の祖父ポルックスもブラック家の人物であるからして、どちらの祖父が授与されたのかは不明。名前の由来はうしかい座の恒星アークトゥルスから。
祖母=メラニア・ブラック(旧姓マクミラン)
大叔母=リコリス・ブラック
1904-1965。
大叔父=レギュラス・ブラック
1906-1959。
叔母=ルクレティア・プルウェット(旧姓ブラック
1925-1992。名前の由来は小惑星ルクリーシアから。
母方
曽祖父=シグナス・ブラック
1889-1943。
曽祖母=ヴァイオレッタ・ブラック(旧姓ブルストロード)
大叔母=ドレア・ポッター(旧姓ブラック
1920-1977。ポッター家に嫁いだ。
大叔父=マリウス・ブラック
スクイブであったため家系図から抹消されていた。
大叔母=カシオペヤ・ブラック
1915-1992。
祖父=ポルックス・ブラック
1912-1990。
魔法省に多額の寄付をしたことによりマーリン勲章を授与されているが、両親がはとこで父方の祖父アルクトゥルスもブラック家の人物であるからして、どちらの祖父が授与されたのかは不明。名前の由来はギリシャ神話のポリュデウケース及びふたご座の恒星ポルックスから。
祖母=イルマ・ブラック(旧姓クラッブ)
アラミンタ・メリフルアの叔母。
叔父=アルファード・ブラック
故人。シリウスに資金援助をしたために家系図から消された。名前の由来はうみへび座の恒星アルファルドから。
叔父=シグナス・ブラック
1929-1979[11]ベラトリックスアンドロメダナルシッサの父。名前の由来ははくちょう座から。
叔母=ドゥルーエラ・ブラック(旧姓ロジエール)
ベラトリックスアンドロメダナルシッサの母。
従姉=ベラトリックス・レストレンジ(旧姓ブラック
1951-1998。死喰い人参照。
従姉=アンドロメダ・トンクス(旧姓ブラック
1953頃-。トンクス家参照。
従姉=ナルシッサ・マルフォイ(旧姓ブラック
1955-。マルフォイ家参照。
母親の従姉=アラミンタ・メリフルア
マグル狩りを合法化しようとした。
祖先及びその他
曾曾曾曾祖叔父または曾曾曾曾祖叔母=ミスター(又はミス)・ブラック
1820?-?
曾曾曾曾祖叔母=フィービー・ブラック
1810-1882。
曾曾曾曾祖叔父=エダーダス・リメット・ブラック
1820-1899。家系図から抹消された最初の人物。
曾曾曾曾祖叔母=アレクシア・ワルキン・ブラック
1810?-?。
曾曾曾曾祖母=ミセス・ブラック(旧姓トライプ)
曾曾曾曾祖父=ミスター・ブラック
1808?-1872。
曾曾曾祖伯母=ミサピノア・ブリッシュウィック(旧姓ブラック
1826-1926。
曾曾曾祖叔父=アルクトゥルス・ブラック
1835-1893。
曾曾曾祖母=エラ・ブラック(旧姓マックス)
曾曾曾祖父=シグナス・ブラック
1829-?。
高祖叔母=アイラ・ヒッチェンス(旧姓ブラック
マグルのボブ・ヒッチェンスと結婚したため家系図から抹消されている。
高祖叔母=エラドーラ・ブラック
1850-1931。「屋敷しもべ妖精がまともにお茶を運べなくなったら首を刎ねる」というブラック家の伝統を打ち立てた。
高祖伯父=シリウス・ブラック
1845-1853。
高祖父=フィニアス・ナイジェラス・ブラック
1847-1925。ホグワーツの歴代校長参照。
曽祖伯母又は曽祖叔母=ライサンドラ・ブラック(旧姓ヤックスリー)
曽祖伯父又は曾祖叔父=アルクトゥルス・ブラック
1884-1959。
曽祖伯母又は曽祖叔母=ベルヴィーナ・バーク(旧姓ブラック
1886-1962。
曾祖伯父又は曾祖叔父=フィニアス・ブラック
マグルの活動を援助したことから家系図から抹消されている。
従祖叔母=カリドーラ・ロングボトム(旧姓ブラック
1915-。
従祖叔母=セドレーラ・ウィーズリー(旧姓ブラック
血を裏切るウィーズリー家の人物と結婚したため家系図から抹消された。
従祖叔母=チャリス・クラウチ(旧姓ブラック
1919-1973。

ゴーント家

ヴォルデモートの過去に関わる人物参照。

スネイプ家

セブルスの視点で紹介する。

母=アイリーン・スネイプ(旧姓プリンス)
純血。ホグワーツ在学中は、ゴブストーン・チームのキャプテンだった。
父=トビアス・スネイプ
マグル。妻とは不仲で、妻を怒鳴りつける描写がある。

ダンブルドア家

ある事件がきっかけで家族中が不幸に見舞われてしまう。アルバスの視点で紹介する。

父=パーシバル・ダンブルドア
アリアナに暴行したマグルの少年を攻撃してアズカバンに収容され、そこで獄中死する。
母=ケンドラ・ダンブルドア
アルバスがホグワーツを卒業した直後、アリアナの発作による事故で死亡。
弟=アバーフォース・ダンブルドア
若い頃は奇妙な人物であったらしい。山羊に不適切な魔法をかけ起訴されたことがある。
かつて妹アリアナの死を巡ってアルバスと仲違いしていた。その後仲直りし、不死鳥の騎士団に加わっていた。後に、第7巻に登場し、パブ「ホッグズ・ヘッド」のバーテンダーをつとめていたことが判明した。
妹(末子)=アリアナ・ダンブルドア
魔法が使えないため、ダンブルドア家と親しいごく一部の人物を除いて、その存在は知られていなかった。アルバスがホグワーツを卒業した数ヶ月後に死亡し、アルバスとアバーフォースの不和の原因となった。6歳の頃に、魔法を使っているところ(アバーフォースが言うにはこの年頃の魔法使い・魔女は魔法の力の制御はできない)を3人のマグルの少年に見られてしまい乱暴される。それが原因で精神的に不安定となってしまい、自分を抑えきれなくなると魔法が発動するようになる。それを隠すように一家はゴドリックの谷に引越し、ひっそりと暮らすようになる。しかし、アリアナが14歳のとき、アバーフォースが留守中、魔法が発動し母を殺してしまった。その後、家長となったアルバスの元にゲラート・グリンデルバルドが現れるようになる。後に彼とアバーフォースとの間に口論が生じ、これが戦闘に発展してしまい(アルバスはゲラートを止めようとしたが)、誰かが放った呪いがアリアナの命を奪ってしまった。
おば=オノリア
生涯独身を通した。一時は魔法省魔法不正使用取締局勤務の魔法使いと婚約をしていたが、本人曰く「その男が「毛の生えた心臓」を持っていることに気付いた」ため婚約破棄した(ただし、噂ではその男が数匹のホークランプを可愛がっていて、それが当人にとってショックだったからであるという)。

トンクス家

ニンファドーラの視点で紹介する。

父=テッド・トンクス
いわゆる“マグル生まれ”の魔法使い。娘いわく「とてもだらしない」。
アンドロメダ・トンクス(旧姓ブラック
シリウス・ブラックの母方の従姉で、三姉妹の次女(ベラトリックスの妹、ナルシッサの姉)。マグル出身の魔法使いと結婚したため、家系図からは抹消されている。家事の魔法が得意。

ペベレル家

何世紀にも前に姓名が絶えてしまった純血の家系。「吟遊詩人ビードルの物語」に登場する三人兄弟はこの家の三兄弟がモデルである。

アンチオク・ペベレル
長男。強力な杖を欲しあるいは作ったため、力に飢えた人々に殺害された。
カドマス・ペベレル
次男。蘇りの石を欲しあるいは作ったために、死者への執着を断てず、かつて『妻にと望んだ女性』と添い遂げるために自害した。この時点で誰かと結婚しており、残された子供はゴーント家の先祖になった。
イグノタス・ペベレル 
三男。透明マントを欲しあるいは作り、それを息子に譲る。ゴドリックの谷の墓地に彼の墓がある。息子はポッター家の先祖となった。

ポッター家

ハリーの視点で説明するが、詳しくは項目を参照すること。

父=ジェームズ・ポッター
ハリーの親権者参照。
母=リリー・ポッター(旧姓エバンズ)
ハリーの親権者参照。
ドレア・ポッター(旧姓ブラック)
ブラック家参照。
チャールズ・ポッター
ドレアの夫。

バーク家

カラクタカス・バーク
ハーバート・バーク
ベルヴィーナの夫。
ベルヴィーナ・バーク(旧姓ブラック)
ハーバートの妻。ブラック家参照。

クラウチ家

カスパー・クラウチ
チャリスの夫。
チャリス・クラウチ(旧姓ブラック)
カスパーの妻。ブラック家参照。
バーテミウス・クラウチ・シニア
魔法省参照。クラウチ・ジュニアの父。
バーテミウス・クラウチ・ジュニア
死喰い人参照。

マクゴナガル家

ミネルバの視点で紹介する。

母=イゾベル・マクゴナガル(旧姓ロス)
才能ある魔女だったが、マグルとの結婚、マグルの村での生活により、魔法を隠して生活する羽目になる。
父=ロバート・マクゴナガル・シニア
マグルの牧師。
弟=マルコム・マクゴナガル
ミネルバと同じく、魔法力を父に隠して生活する羽目になる。
弟=ロバート・マクゴナガル・ジュニア
ミネルバと同じく、魔法力を父に隠して生活する羽目になる。

ルーピン家

リーマスの視点で紹介する。

父=ライアル・ルーピン
魔法省勤務。尋問で人狼を侮辱してフェンリール・グレイバックを怒らせた。
母=ホープ・ルーピン(旧姓ホーウェル)
保険会社に勤務していたマグル。森でボガートに襲われたところをライアルに助けられた。

その他

カッサンドラ・トレローニー
シビル・トレローニーの曽々祖母。偉大な予言者と謳われていた。旧姓はバブラッキー。
レジナルド・カターモール
魔法省職員。
メアリー・エリザベス・カターモール
レジナルド・カターモールの妻。“マグル生まれ”であるため、魔法省の尋問を受けた。
映画版ではケイト・フリートウッドが演じた。
メイジー、エリー、アルフレッド
カターモール家の子供たち。
オットー・バグマン
ルード・バグマンの弟。変な力を持つ芝刈り機を使用したらしい。
ファーガス
シェーマス・フィネガンの従兄。どこでも姿くらましをしてシェーマスをいらいらさせた。

終章に登場する人物

ポッター夫妻

長男=ジェームズ・シリウス・ポッター
次男=アルバス・セブルス・ポッター
長女=リリー・ルーナ・ポッター

ウィーズリー夫妻

長女=ローズ・ウィーズリー
長男=ヒューゴ・ウィーズリー

ルーピン夫妻

テディ・リーマス・ルーピン

ウィーズリー夫妻

長女=ビクトワール・ウィーズリー

マルフォイ夫妻

スコーピウス・ヒュペリオン・マルフォイ

その他・詳しくは本項目・登場人物家族構成を参照。

ヴォルデモートの過去に関わる人物

リトル・ハングルトン村

ゴーント家

マールヴォロ・ゴーント
ヴォルデモートの祖父。
モーフィン・ゴーント
マールヴォロの息子で、ヴォルデモートの伯父。
メローピー・ゴーント
マールヴォロの娘でモーフィンの妹。ヴォルデモートの母。

マグル

トーマス・リドル
マリー・リドル
トム・リドル・シニアの両親、ヴォルデモートの祖母。トーマスは1880年生まれ、マリーは1883年生まれ。金持ちだったが高慢で礼儀知らずな性格であった。1943年、息子と共にヴォルデモートに殺害された。二人とも名前は原作には登場せず、映画で設定されたもの。映画では墓石のみ登場した。
トム・リドル・シニア
ヴォルデモートの父。リトル・ハングルトンの資産家の息子。
セシリア
トム・リドル・シニアの婚約者。
フランク・ブライス
リドルの館に勤める庭番。
ドット
パブ「首吊り男」の客。フランクをリドル一家殺害犯と疑っていた。

ロンドンの孤児院

ミセス・コール
孤児院の院長。かなり鋭い人物。酒に強く、ジンが好み。
マーサ
孤児院が預かっている孤児。
エリック・ホエイリー
孤児院が預かっている孤児。水疱瘡になっていた。
ビリー・スタッブズ
孤児院が預かっている孤児。トムと口論した直後、飼っていた兎が首を吊った。
エイミー・ベンソン、デニス・ビショップ
孤児院が預かっている孤児。夏の遠足でトムに洞窟へ連れて行かれ、おかしくなった。

その他

カラクタカス・バーク
バーク家参照。ボージン・アンド・バークスの創業者の一人。
ヘプジバ・スミス
ヘルガ・ハッフルパフの末裔で、魔法具の収集家。

イギリス国外の魔法使い

クィディッチ・ワールドカップ決勝戦の関係者も参照のこと。

ブルガリア(北欧)

イゴール・カルカロフ (Igor Karkaroff)
ダームストラング専門学校校長。元死喰い人で、司法取引により罪を免れた。
ビクトール・クラム (Viktor Krum)
三大魔法学校対抗試合のダームストラング代表。クィディッチW杯ブルガリア代表シーカー。
ハーマイオニーに好意を寄せる。
ポリアコフ (Poliakoff)
ダームストラング校の生徒。ワインをねだりカルカロフに怒られた。
グレゴロビッチ
杖職人。昔、ゲラート・グリンデルバルドに「ニワトコの杖」を奪われた。最期はニワトコの杖を求めたヴォルデモートに殺された。映画版では『死の秘宝 PART1』に登場。ラデ・シェルベッジアが演じた。日本語版の吹き替えは外谷勝由が担当した。
オブランスク
ブルガリアの魔法大臣。

フランス

オリンペ・マクシーム
ボーバトン魔法アカデミー校長。ハグリッド並みの巨大な女性で、巨人の血を引いていると思われるが、本人は「骨が太いだけ」と否定している。ハグリッドからは上の名前の「オリンペ」と呼ばれる。ハグリッドとは仲の良い様子を見せていた。ダンブルドアの要請を受け、ハグリッドと共に巨人の説得を試みる。意外にも好戦的な性格で、同じく巨人の説得を行っていた死喰い人に何度も攻撃を仕掛けようとしてハグリッドに制止されていた。魔法の実力も優秀で、死喰い人の説得を受け入れ、攻撃してきた巨人をいとも簡単に組み伏せた。映画版では『炎のゴブレット』と『死の秘宝 PART1』に登場。フランシス・デ・ラ・トゥーアが演じた。日本語版の吹き替えは久保田民絵が担当した。
フラー・デラクール (Fleur Delacour)
三大魔法学校対抗試合のボーバトン代表。ヴィーラの血を引いている美女。6巻でロンの兄ビルと付き合うようになる。7巻でビルと結婚。
ガブリエル・デラクール (Gabrielle Delacour)
フラーの妹。ハリーが四学年時には8歳。三大魔法学校対校試合の第2の課題で人質になるが、ハリーによって救助される。そのことでハリーに好意を持ったような様子を見せ、第7巻前半で姉フラーの結婚式に出席するために「隠れ穴」に来訪してハリーに再会した際には、頬を赤らめていた。
アポリーヌ・デラクール (Apolline Delacour)
フラー、ガブリエルの母。ビルとフラーの結婚式に出席するため夫やガブリエルと共に「隠れ穴」に来訪した。

その他

アディ・バシール
英国に魔法の絨毯を輸出したがっているアラブの魔法使い。後に不正輸出で捕まった。

クィディッチ・ワールドカップ決勝戦の関係者

ブルガリア代表選手

レフ・ゾグラフ (Lev Zograf)
クィディッチW杯決勝ブルガリアのキーパー。
ピオトル・ボルチャコフ (Pyotr Vulchanov)
クィディッチW杯決勝ブルガリアのビーター。
イヴァン・ボルコフ (Ivan Volkov)
クィディッチW杯決勝ブルガリアのビーター。
ヴァシリ・ディミトロフ (Vasily Dimitrov)
クィディッチW杯決勝ブルガリアのチェイサー。
クララ・イワノバ (Clara Ivanova)
クィディッチW杯決勝ブルガリアのチェイサー。
アレクシ・レブスキー (Alexei Levski)
クィディッチW杯決勝ブルガリアのチェイサー。

アイルランド代表選手

バーリー・ライアン (Barry Ryan)
クィディッチW杯決勝アイルランドのキーパー。
コノリー (Connolly)
クィディッチW杯決勝アイルランドのビーター。
クィブリー (Quigley)
クィディッチW杯決勝アイルランドのビーター。
トロイ (Troy)
クィディッチW杯決勝アイルランドのチェイサー。
マレット (Mullet)
クィディッチW杯決勝アイルランドのチェイサー。女性。
モラン (Moran)
クィディッチW杯決勝アイルランドのチェイサー。女性。
エイダン・リンチ (Aidan Lynch)
クィディッチW杯決勝アイルランドのシーカー。

審判・役員

ハッサン・モスタファー
国際クィディッチ連盟のチェアマン。ワールドカップ決勝戦で審判を務めた。ヴィーラの誘惑に負けたときもある。

キャンプ場の管理人

ロバーツ
クィディッチW杯のためにやってきたウィーズリー家のキャンプ場の管理人。ワールドカップ内での唯一のマグル。一日に何度も忘却術をかけなければ機嫌が保てない模様。
ペイン
ディゴリー家のキャンプ場の管理人。

観客

ケビン
杖でナメクジを巨大化させてしまった2歳未満の男の子。
アーチー
男性がネグリジェを着るのが正しいと考えている老魔法使い。
ロディ・ポントナー
クィディッチW杯決勝アイルランドVSブルガリア戦に於いてルード・バグマンと掛け勝負をし、ブルガリアが先取点を取ると賭けた。
アガサ・ティムズ
クィディッチW杯決勝アイルランドVSブルガリア戦に於いてルード・バグマンと掛け勝負をし、試合が一週間続くと賭けた。

脚注

  1. ^ 暖炉で眠り込んだ後、授業に行こうとしてそのまま体を置いてきた模様。
  2. ^ 吟遊詩人ビードルの物語』で名前が判明した。
  3. ^ ただし、魔法生物飼育学は3年次から履修可能な教科なので、ハリーはケトルバーンの授業は受けていない。
  4. ^ 後に日刊予言者新聞では教職を辞任したと掲載された。
  5. ^ スニジェットに代わるものとして創り出されたのがスニッチである。
  6. ^ 第1巻第11章。
  7. ^ 作中では些細なことからクラッブと蹴り合う場面もある。
  8. ^ ただし、第2巻で実際に魔法を使ったのはハリーではなくドビー。
  9. ^ 後にヴォルデモートから情報を引き出された挙句、殺害されたことが判明した。
  10. ^ 実際にはクレスウェルは護送途中に脱走したため、アズカバンに収監されなかった。
  11. ^ ただし、『ハリー・ポッター 公式ガイドブック 映像の魔術』114ページや『ハリー・ポッター映画大全』153ページに掲載されている作者直筆のブラック家の系図よると1938-1992。
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