コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「名古屋市交通局3050形電車」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Signcurve (会話 | 投稿記録)
WP:ELに基づいて削除した。個人サイトをリンクすることは禁止されてます
178行目: 178行目:


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.maruhachi-kotsu.com/subcar/3050.html 地下鉄鶴舞線3050形] - まるはち交通センター
* [https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/ENJOY/TRP0001492.htm 鶴舞線車両 3050形の概要・主要諸元] - 名古屋市交通局
* [https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/ENJOY/TRP0001492.htm 鶴舞線車両 3050形の概要・主要諸元] - 名古屋市交通局



2022年5月1日 (日) 05:10時点における版

名古屋市交通局3050形電車
3050形電車
(2018年7月15日 / 日進駅
基本情報
運用者 名古屋市交通局
製造所 日本車輌製造[1]
製造年 1993年 - 1994年[2]
製造数 10編成58両[3]
運用開始 1993年4月1日
投入先 鶴舞線[2]
主要諸元
編成 6両編成[2]
軌間 1,067 mm(狭軌[1]
電気方式 直流1,500 V(架空電車線方式[1]
最高運転速度 75 km/h(鶴舞線)[5]
100 km/h(名鉄線)
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 3.0 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.0 km/h/s
車両定員 先頭車138人(46席)[3]
中間車152人(54席)[3]
自重 赤池方から順に36.0 t・28.0 t・34.0 t・25.0 t・35.0 t・30.0 t[3][4]
長さ 20,000 mm[3]
2,746 mm[3]
高さ 4,090 mm[3]
車体 ステンレス鋼[3]
台車 ボルスタレス式空気ばね台車[3]
日車製ND721・ND721T[注釈 1][1]
主電動機 かご形三相誘導電動機[3]
東芝
三菱
主電動機出力 170 kw × 4(台/両)[3]
駆動方式 WNドライブ
歯車比 99:16
編成出力 2,040 kw(3151編成 - 3158編成・3160編成)
制御方式 VVVFインバータ制御
更新前:GTO素子
更新後:IGBT素子
制御装置 更新前:滑り周波数制御
東芝製 INV019-A0~A2
三菱製 MAP-174-15V14
更新後:ベクトル制御、応荷重演算制御機能付き
三菱製 MAP-174-15V333
制動装置 NSC遅れ込め制御付きATC連動電気指令式電空併用ブレーキ
応荷重式、回生ブレーキ付き
耐雪ブレーキ付き
保安装置 車内信号ATC(地下鉄線内)
M式ATS(名鉄線内)[3]
テンプレートを表示

名古屋市交通局3050形電車(なごやしこうつうきょく3050がたでんしゃ)は、1993年平成5年)に登場した名古屋市交通局名古屋市営地下鉄鶴舞線用の通勤形電車である。

鶴舞線のほか、名古屋鉄道犬山線豊田線三河線直通運転をしている。ただし、三河線では梅坪 - 豊田市間以外、営業運転内での直通は行われていない。

概要

乗り入れ先の名鉄犬山線を走行する3050形
(2007年7月5日)

鶴舞線の輸送力強化と庄内緑地公園 - 上小田井間延伸開業分として6両編成8本(48両)と4両が竣工し、運用増強として6両編成1本が増備された。基本設計は1987年昭和62年)に登場した桜通線6000形と共通化してコストダウンを図っている[2]

本形式の内、3159編成は3000形2両を4両の中間に組み込んだ混成編成を組んでいる。

車両概説

車体

オールステンレス車体を採用し、青帯のラインカラーは大小2本帯が腰部、Vカットが前面部に入っている[2]。側面は桜通線6000形と同じ形状だが、前面は名鉄犬山線との相互直通運転のため、スカートを装備している[2]

内装

天井・壁面は白系化粧板で仕上げられている[3]

座席モケットバケットシートとなっており[3]材質は3159編成までポリウレタンで、3160編成はポリエステルに変更されている。

荷物棚パイプ型で、ラインカラーは入っていない。

LED式(一部編成はLCD式に更新)車内案内表示器は車端部妻面貫通路上部、車椅子スペースは両先頭車に設置されている[3]

機器類

集約分散式冷房装置は3000形と同じく4台/両を搭載し、パンタグラフは2機/両がMc車とM車に設置されていたが、離線による回生失効対策のため、2004年から2008年にかけてうち1機が撤去された。

制御装置はVVVFインバータ制御を採用している[2]

補助電源装置は静止形三相インバータ140 kVAを採用している。

台車は日車製ND721形ボルスタレス式空気ばね台車を採用している。

編成

← 豊田市・赤池
上小田井・犬山 →
形式 3150 3250 3350 3450 3750 3850
区分 Mc T1 M T2 M Tc
車両番号 3151 3251 3351 3451 3751 3851
3158 3258 3358 3458 3758 3858
3160 3260 3360 3460 3760 3860
← 豊田市・赤池
上小田井・犬山 →
備考
形式 3150 3250 3700 3800A 3750 3850
区分 Mc T1 M1 M2 M Tc
車両番号 3159 3259 3706 3806 3759 3859 前後4両

廃車

N3000形の増備に伴い、3000形2両を中間に組み込んだ3159編成が2019年9月27日付で廃車された。

その他

市営交通資料センターでは本形式の運転台で鉄道運転シミュレーションが体験できる[6]

脚注

注釈

  1. ^ 鶴舞線で運用されている車両で唯一日車製の台車を採用している。

出典

  1. ^ a b c d 名古屋市交通局殿向け3050形”. 日本車輌製造. 2021年5月4日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 名古屋市交通局『名古屋の地下鉄 メモリアル50』名古屋市交通局、2008年、102頁。 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 鶴舞線車両 3050形”. 名古屋市交通局. 2021年5月4日閲覧。
  4. ^ 名古屋市交通局『名古屋の地下鉄 メモリアル50』名古屋市交通局、2008年、171頁。 
  5. ^ 名古屋市交通局『名古屋の地下鉄 メモリアル50』名古屋市交通局、2008年、165頁。 
  6. ^ 施設内のご案内”. 名古屋市交通局. 2021年5月4日閲覧。

関連項目

外部リンク

');