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「炙甘草湯」の版間の差分

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==概要==
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[[不整脈]]、[[動悸]]、[[息切れ]]、[[心臓神経症]]、[[心臓弁膜症]]、[[バセドウ病]]に伴う[[呼吸困難]]などに効果があり、[[貧血]]や体力がなく顔色が悪く疲れやすい[[虚証]]、[[燥証]]体質に向く。[[便秘]]、乾燥肌、[[口渇]]などをともなうときに適する。[[炙甘草]]は、[[甘草]]を火であぶったもので、火を通すことで、体力を補強する作用が増強されるとされる。
[[不整脈]]、[[動悸]]、[[息切れ]]、[[心臓神経症]]、[[心臓弁膜症]]、[[バセドウ病]]に伴う[[呼吸困難]]などに効果があり、[[貧血]]や体力がなく顔色が悪く疲れやすい[[虚証]]、[[燥証]]体質に向く。[[便秘]]、乾燥肌、[[口渇]]などをともなうときに適する。[[炙甘草]]は、[[甘草]]を火であぶったもので、火を通すことで、体力を補強する作用が増強されるとされる<ref name="interq">[http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se52/se5200066.html おくすり110番]</ref><ref name="shindan">[http://net-shindan.com/kusuri/kusuri064/index.html 漢方薬ネット診断.com]</ref><ref name="">[http://blog.livedoor.jp/idiacorp/archives/1678277.html 水戸漢方薬研究会]</ref>


== 組成 ==
== 組成 ==
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* [[大棗]] 3.0
* [[大棗]] 3.0
* [[生姜]]1.0
* [[生姜]]1.0
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== 適応 ==
== 適応 ==
* 体力の落ちているものの動悸、息切れ、不整脈など。
* 体力の落ちているものの動悸、息切れ、不整脈など。
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*心臓神経症
*心臓神経症
*心臓弁膜症
*心臓弁膜症
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==用法==
==用法==
*成人の場合、1日9.0gを2~3回に分割し、食前または食間に経口服用する。年齢、体重、症状により増減する。
*成人の場合、1日9.0gを2~3回に分割し、食前または食間に経口服用する。年齢、体重、症状により増減する。
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*[[胃]]の不快感、食欲不振、吐き気、嘔吐、[[下痢]]などの胃腸症状。
*[[胃]]の不快感、食欲不振、吐き気、嘔吐、[[下痢]]などの胃腸症状。
*[[発疹]]、発赤、かゆみなど皮膚の異常。
*[[発疹]]、発赤、かゆみなど皮膚の異常。
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==注意事項==
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*[[発疹]]・かゆみ等、[[アレルギー]]の既往歴のある人。
*[[発疹]]・かゆみ等、[[アレルギー]]の既往歴のある人。
*1ヵ月以上服用しても症状がよくならない場合は医師に相談。
*1ヵ月以上服用しても症状がよくならない場合は医師に相談。
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2016年11月23日 (水) 17:53時点における版

炙甘草湯(しゃかんぞうとう)漢方方剤処方のひとつ。

概要

不整脈動悸息切れ心臓神経症心臓弁膜症バセドウ病に伴う呼吸困難などに効果があり、貧血や体力がなく顔色が悪く疲れやすい虚証燥証体質に向く。便秘、乾燥肌、口渇などをともなうときに適する。炙甘草は、甘草を火であぶったもので、火を通すことで、体力を補強する作用が増強されるとされる[1][2][3]

組成

[1][2][4]

適応

  • 体力の落ちているものの動悸、息切れ、不整脈など。
  • 虚弱体質
  • 心臓神経症
  • 心臓弁膜症

[1][2][5]

用法

  • 成人の場合、1日9.0gを2~3回に分割し、食前または食間に経口服用する。年齢、体重、症状により増減する。

副作用

[1][2][6]

注意事項

以下の者は、服用に注意。

  • 医師の治療を受けている人。
  • 妊婦又は妊娠の可能性のある人。
  • 生後3ヶ月未満の乳児
  • 発疹・かゆみ等、アレルギーの既往歴のある人。
  • 1ヵ月以上服用しても症状がよくならない場合は医師に相談。

[1][2][7]

脚注

関連項目

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