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== 特徴 ==
== 特徴 ==
[[ファイル:風不死岳.jpg|thumb|220px|支笏湖畔の対岸から望む風不死岳]]
[[地質]]は[[安山岩]]質の[[成層火山]]で溶岩ドームを持つ。支笏カルデラの後カルデラ火山である。同じく後カルデラ火山の[[樽前山]]、[[恵庭岳]]より古く侵食が進んでいる。山麓には幅が極めて狭く深い峡谷がいくつもあり、そのひとつが[[苔の洞門]]である。
[[地質]]は[[安山岩]]質の[[成層火山]]で溶岩ドームを持つ。支笏カルデラの後カルデラ火山である。同じく後カルデラ火山の[[樽前山]]、[[恵庭岳]]より古く侵食が進んでいる。山麓には幅が極めて狭く深い峡谷がいくつもあり、そのひとつが[[苔の洞門]]である。



2010年5月1日 (土) 15:04時点における版

支笏湖畔から望む風不死岳
風不死岳の位置(日本内)
風不死岳
風不死岳

風不死岳(ふっぷしだけ)は、北海道千歳市にあるの第四紀火山である。標高は1102.5m。

特徴

支笏湖畔の対岸から望む風不死岳

地質安山岩質の成層火山で溶岩ドームを持つ。支笏カルデラの後カルデラ火山である。同じく後カルデラ火山の樽前山恵庭岳より古く侵食が進んでいる。山麓には幅が極めて狭く深い峡谷がいくつもあり、そのひとつが苔の洞門である。

支笏湖畔(支笏湖温泉)から眺めると、風不死岳が仰臥する女の顔、樽前山がその胸、そして樽前山の溶岩円頂丘が胸のペンダントに見える。

「ふっぷし」という風変わりな山名は、アイヌ語の「フプ・ウシ」(トドマツが多く生えている)から。その名の通り、かつては見事なトドマツの純林に覆われていたが、1954年の洞爺丸台風で大量の風倒木を出し、往時の面影はない。

噴火活動時期

  • 4万年より新しい

登山ルート

樽前山7合目ヒュッテから、及び樽前山からのルートが一般的。北側から尾根沿い及び沢を登るコースもある。山全域にわたりヒグマの出没が多く注意が必要である。

外部リンク


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