「新宿御苑」の版間の差分
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== データ == |
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*入園時間 - 9:00 - 16:00(閉園は16:30) |
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(茶室は 10:00 - 16:00) |
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*休園日 - 毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)と年末年始(12/29~1/3) |
*休園日 - 毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)と年末年始(12/29~1/3) |
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(3月25日から4月24日と11月1日から15日については、月曜日も開園) |
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*入園料 - 大人(高校生以上)200円 小中学生50円 幼児無料 |
*入園料 - 大人(高校生以上)200円 小中学生50円 幼児無料 |
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2010年4月8日 (木) 06:18時点における版
新宿御苑 Shinjuku Gyoen National Garden | |
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日本庭園(2007年10月) | |
分類 | 国民公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯35度41分07秒 東経139度42分35秒 / 北緯35.68528度 東経139.70972度 |
面積 | 58.3 ha |
前身 | 新宿植物御苑 |
開園 | 1906年(明治39年)5月 |
運営者 | 環境省 |
年来園者数 | 126万人 |
設備・遊具 | 日本庭園、旧洋館御休所、旧御涼亭(台湾閣) |
駐車場 | 300台 |
事務所 | 環境省新宿御苑管理事務所 |
事務所所在地 |
〒160-0014 東京都新宿区内藤町11番地 |
公式サイト | 公式ホームページ |
新宿御苑(しんじゅくぎょえん)は、東京都新宿区と渋谷区に跨る環境省所管の庭園である。
概要
もともとは江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地である。 1879年(明治12年)に新宿植物御苑が開設され、宮内省(現在の宮内庁)の管理するところとなったが、第二次世界大戦後は一般に公開され、現在は環境省管轄の国民公園として親しまれている。2006年(平成18年)に「新宿御苑」の名を冠してから100周年を迎えた。開園100周年事業の一環として、絶滅が危惧されている植物の保護センターを設置することが計画されている。
例年4月上旬には内閣総理大臣主催の「桜を見る会」、11月上旬には環境大臣主催の「菊を観る会」が開催される。大正天皇・昭和天皇の大喪の礼が執り行われた場所でもある。
隣接する東京都立新宿高等学校の敷地は、1921年(大正10年)にこの新宿御苑の土地の一部が東京府へ下賜されたものである。
歴史
- 1872年 - 農業振興を目的とした内藤新宿試験場となる。
- 1879年5月 - 皇室の御料地、農園の新宿植物御苑となる。
- 1906年5月 - 新宿御苑が開園する。
- 1917年4月 - 初の観桜会の開催(戦後は「桜を見る会」)
- 1927年2月 - 大正天皇の大喪の礼が行われる。
- 1929年11月 - 初の観菊会の開催(戦後は「菊を観る会」)
- 1945年5月 - 空襲を受け施設がほぼ全焼する(旧御休所と旧御凉亭は現存)
- 1949年5月 - 国民公園となり一般に利用が開放される。
- 1989年2月 - 昭和天皇の大喪の礼が行われる。
- 2006年4月 - 植物園自然保護国際機構(BGCI)による「植物園の保全活動に対する国際アジェンダ」に登録。
見所・イベント
御苑内は約58ヘクタールのスペースに「日本庭園」、「イギリス風景式庭園」、「フランス式整形庭園」を組み合わせており、樹木の数は1万本を超える。桜は約1300本あり、春には花見の名所として大勢の観光客で賑わう。
「玉藻池」を中心とする回遊式日本庭園は、内藤家下屋敷の庭園『玉川園』の遺構であり、安永元年(1772年)に完成した。
多くの温室植物を集めた大型温室は1958年(昭和33年)に完成し、当時としては東洋一の規模であった。2007年5月13日、建て替えのため閉館した。閉館期間は2011年(平成23年)までの予定。現在は施設内部の見学はできないが、一部の植物は御苑内のエコハウスにて展示中である。
母子が森に親しむための「母と子の森」も作られている。
文化財
御苑内の施設は1945年(昭和20年)5月の空襲で大きな被害を受けたが、戦災を逃れた建造物も残る。
- 旧御涼亭(台湾閣) 皇太子(後の昭和天皇)の御成婚記念として1927年(昭和2年)に建てられた中国風木造建築で、東京都選定歴史的建造物に指定されている。
御苑の守衛などが使用していた旧新宿門衛所、旧大木戸門衛所など昭和初期の建造物も見ることができる。
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旧新宿門衛所
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旧大木戸門衛所
イベント
- 桜を見る会
毎年4月上旬に内閣総理大臣主催で開催される。政財界や文化・芸能、スポーツ界など各界の著名人が1万人前後招待され、一般利用者は入園できない。戦前は皇室主催の観桜会として開催され、始まりはそれまでの会場であった浜離宮から変更された1918年(大正6年)に遡る。
- 菊を観る会(菊花壇展)
毎年11月1日から15日まで、御苑内の日本庭園にて環境大臣主催で開催される。期間中は特別開館期間となり休園日もなく入園が可能。130年以上続く菊花壇展のルーツとなったのは1878年(明治11年)、皇室関係者向けの「菊花拝観」を宮内庁が主催して赤坂の仮皇居で開催。1904年(明治37年)より新宿御苑でも菊の栽培、1929年(昭和4年)から観菊会が行われた[1]。同展示会の特色ある展示物のひとつである菊花壇「大作り花壇」とは、1884年(明治17年)より作られており[1]1株の菊を数百輪集めて、半円形の形状に仕上げて咲かせた技法の名称。他に回遊式の日本庭園の景観・順路に沿ってさまざまなテーマに合わせて上家(うわや)の建物内に趣向を凝らした花壇が展示されている。
- 森の薪能
毎年10月の夜に新宿区観光協会と財団法人国民公園協会新宿御苑の共催で開催される。伝統芸能の普及などを目的とし、これまでに観世・金春・宝生・喜多と各流派の能が行われている。始まりは1985年(昭和60年)だが、御苑内に舞台を設置するため雨天の場合中止となり、通算すると実際の開催は2年に1度をやや上回る程度である。
規模
周辺駅
- ○丸ノ内線 - 新宿御苑前駅(新宿門・大木戸門)
- ○都営新宿線 - 新宿三丁目駅(新宿門)
- JR・京王・小田急線 - 新宿駅南口(新宿門)
- 西武新宿線 - 西武新宿駅(新宿門)
- ■中央・総武線 - 千駄ケ谷駅(千駄ケ谷門)
- ○副都心線 - 北参道駅(千駄ケ谷門)
- ○都営大江戸線 - 国立競技場駅(千駄ケ谷門)
データ
- 入園時間 - 9:00 - 16:00(閉園は16:30)
(茶室は 10:00 - 16:00)
- 休園日 - 毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)と年末年始(12/29~1/3)
(3月25日から4月24日と11月1日から15日については、月曜日も開園)
- 入園料 - 大人(高校生以上)200円 小中学生50円 幼児無料
各種割引などあり(いずれも2010年4月現在)
年表引用元・出典
関連項目
外部リンク
- 新宿御苑公式ホームページ・環境省
- 新宿御苑へようこそ・国民公園協会新宿御苑支部