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[[2006年]]に入り、『[[ふたりはプリキュア Splash Star]]』の放送が開始された。主人公を含む登場人物や舞台が前作から変更されており、人気の女児向けシリーズがメインキャラを一新することは当時大きな話題を呼んだ。玩具の売上は、女児向けアニメ作品としては依然高水準ではあるものの、前作を大きく下回った。 |
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[[2007年]]、再び登場人物を一新した『[[Yes! プリキュア5]]』が開始。「ふたり」がタイトルから外れてプリキュアが5人になったことは、これまでの作品と一線を画す大きな変更となった。変身や必殺技を一緒に行うという設定も変更され、今作では各自が単独で変身し、自分の属性に基づいた技を使う。また、変身用のアイテムもこれまでの[[携帯電話]]型のものから[[腕時計]]型のものへと変更された。美術設定も大きく変わり、ヨーロッパ風の町並みや学園のある町が舞台になった。プリキュアとその関係者がメインの話が多く、歴代のシリーズで度々見られた敵側や一般生徒をメインにした話はかなり少なくなった。この作品から[[ハイビジョン制作]]となっている。 |
[[2007年]]、再び登場人物を一新した『[[Yes! プリキュア5]]』が開始。「ふたり」がタイトルから外れてプリキュアが5人になったことは、これまでの作品と一線を画す大きな変更となった。変身や必殺技を一緒に行うという設定も変更され、今作では各自が単独で変身し、自分の属性に基づいた技を使う。また、変身用のアイテムもこれまでの[[携帯電話]]型のものから[[腕時計]]型のものへと変更された。美術設定も大きく変わり、ヨーロッパ風の町並みや学園のある町が舞台になった。プリキュアとその関係者がメインの話が多く、歴代のシリーズで度々見られた敵側や一般生徒をメインにした話はかなり少なくなった。この作品から[[ハイビジョン制作]]となっている。 |
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[[2008年]]には、『Yes! プリキュア5』の続編として『[[Yes! プリキュア5 Go Go!]]』の放送が開始。これまでは舞台の異なる作品の登場人物同士の競演はほとんど見られなかったが、この年はプリキュア5周年を記念する企画が行われ、ミュージカルや映画などで競演が見られるようになった。また、初のアニメ以外の関連番組として[[CLUBココ&ナッツ]]というwebラジオも同年の2月~12月まで製作された。尚変身用のアイテムは、今作から再びシリーズの伝統といえる[[携帯電話]]型の変身用アイテムに戻された。 |
[[2008年]]には、『Yes! プリキュア5』の続編として『[[Yes! プリキュア5 Go Go!]]』の放送が開始。これまでは舞台の異なる作品の登場人物同士の競演はほとんど見られなかったが、この年はプリキュア5周年を記念する企画が行われ、ミュージカルや映画などで競演が見られるようになった。また、初のアニメ以外の関連番組として[[CLUBココ&ナッツ]]というwebラジオも同年の2月~12月まで製作された。尚変身用のアイテムは、今作から再びシリーズの伝統といえる[[携帯電話]]型の変身用アイテムに戻された。 |
2009年3月22日 (日) 05:25時点における版
プリキュアシリーズは、ABC、ADK、東映アニメーション制作の日本のアニメシリーズである。
概要
プリキュアシリーズは、ABCの日曜朝アニメとして制作された『ふたりはプリキュア』に始まる女児向けアニメ作品群である。
主に幼児から小学校中学年までの女児を対象とした作品であるが、女児を対象とした従来の作品と異なった試みがなされている。
シリーズの特徴
主人公は中学校に通う女の子たちである。彼女たちは「プリキュア」と称される戦士に変身する能力を与えられ、悪に立ち向かっていく。変身後の個人は「キュア」で始まる名前で呼ばれる。また、小動物のような姿をしたマスコットキャラクターが登場し、アイテムに変身したり彼女たちに助言をしたりすることで彼女たちを支える。
戦闘の描写には、男児向けのヒーロー物に見られるような徒手格闘技による肉弾戦を展開する手法がとられている。また、本来この手の作品のメインテーマとされる事が多い恋愛の要素を抑える[1]やり方は、この分野にとっては新機軸ともいえる画期的手法である。『美少女戦士セーラームーン』に見られる「タキシード仮面」のような男性の助っ人キャラクターは登場せず、同種作品との差別化を図っている。
メディアミックスが盛んに行われており、アニメを中心として映画、漫画、ゲームなどに幅広く展開される。劇中に登場するアイテムは玩具として商品展開される。
「プリキュア」の英字表記はPretty CureまたはPrecure。前者は『ふたりはプリキュア』などのロゴの『ア』の字に『Pretty Cure』と書かれているのが見られる。後者は、朝日放送や東映アニメーションの公式サイトの公式サイトのURLの表記がそのようになっている。海外で放送される場合、主に前者がタイトルとして用いられている。
変遷
本節では、これまでの作品の変遷を詳述する。
2004年、『ふたりはプリキュア』がスタートした。従来の女児向けアニメの方法論にこだわらない斬新な設定・構成が話題を呼び、女児にとどまらず広い層から人気を集めて大ヒット作となった。主役2人の少女のイメージカラーを「黒・白」にしたことも斬新な試みである。この年の東京アニメアワード・テレビ部門優秀作品賞を受賞している。
翌2005年、『ふたりはプリキュア』の続編として『ふたりはプリキュア Max Heart』が制作された。「50億円売れれば大成功」と言われる女児向け玩具市場において、バンダイの玩具によるキャラクター収入は前作の100億円以上を超える120億円以上を記録。平均視聴率においても、前作の7.3%から7.9%へと0.6ポイント上回り、大人気を博した。
2006年に入り、『ふたりはプリキュア Splash Star』の放送が開始された。主人公を含む登場人物や舞台が前作から変更されており、人気の女児向けシリーズがメインキャラを一新することは当時大きな話題を呼んだ。玩具の売上は、女児向けアニメ作品としては依然高水準ではあるものの、前作を大きく下回った。
2007年、再び登場人物を一新した『Yes! プリキュア5』が開始。「ふたり」がタイトルから外れてプリキュアが5人になったことは、これまでの作品と一線を画す大きな変更となった。変身や必殺技を一緒に行うという設定も変更され、今作では各自が単独で変身し、自分の属性に基づいた技を使う。また、変身用のアイテムもこれまでの携帯電話型のものから腕時計型のものへと変更された。美術設定も大きく変わり、ヨーロッパ風の町並みや学園のある町が舞台になった。プリキュアとその関係者がメインの話が多く、歴代のシリーズで度々見られた敵側や一般生徒をメインにした話はかなり少なくなった。この作品からハイビジョン制作となっている。
2008年には、『Yes! プリキュア5』の続編として『Yes! プリキュア5 Go Go!』の放送が開始。これまでは舞台の異なる作品の登場人物同士の競演はほとんど見られなかったが、この年はプリキュア5周年を記念する企画が行われ、ミュージカルや映画などで競演が見られるようになった。また、初のアニメ以外の関連番組としてCLUBココ&ナッツというwebラジオも同年の2月~12月まで製作された。尚変身用のアイテムは、今作から再びシリーズの伝統といえる携帯電話型の変身用アイテムに戻された。
2009年は登場人物を一新した『フレッシュプリキュア!』を制作。
作品一覧
プリキュアシリーズは、以下の作品により構成されている。
TVシリーズ
- ふたりはプリキュア(2004年2月1日 - 2005年1月30日)全49話
- ふたりはプリキュア Max Heart(2005年2月6日 - 2006年1月29日全47話
- ふたりはプリキュア Splash Star(2006年2月5日 - 2007年1月28日)全49話
- Yes! プリキュア5(2007年2月4日 - 2008年1月27日)全49話
- Yes! プリキュア5Go Go!(2008年2月3日 - 2009年1月25日)全48話
- フレッシュプリキュア!(2009年2月1日 - )
劇場版
- 映画 ふたりはプリキュア Max Heart(2005年4月16日公開)
- 映画 ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち(2005年12月10日公開)
- 映画 ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!(2006年12月9日公開)
- 映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!(2007年11月10日公開)
- 映画 Yes! プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪(2008年11月8日公開)
- ちょ~短編 プリキュアオールスターズ GOGOドリームライブ!(同時上映短編映画)
- 映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!(2009年3月20日公開)
関連項目
脚注
- ^ ただし、現行の『フレッシュプリキュア!』では恋愛要素が強められている。
テレビ朝日系・ABC制作 日曜8時台後半 | ||
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