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「うしおととら」の版間の差分

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蒼月潮と獣の槍、とらとの出会い、白面の者との戦いは全くの偶然によるものと思われていたが、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わり、長きに渡る宿命が明らかになっていく。
蒼月潮と獣の槍、とらとの出会い、白面の者との戦いは全くの偶然によるものと思われていたが、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わり、長きに渡る宿命が明らかになっていく。


うしおととらの、人間と妖怪を超えた深い絆を主軸におきながら、非常に多くの登場人物達のエピソードが描かれ、それらが終盤に向けて一つに収束していく。清々しく読める名作である。
うしおととらの、人間と妖怪を超えた深い絆を主軸におきながら、非常に多くの登場人物達のエピソードが描かれ、それらが終盤に向けて一つに収束していく。清々しく読める名作である。{{要出典}}


最後の大妖である九尾の狐を白面の者と呼ぶところに、[[日月神示]](ひつくしんじ)の影響を見ることもできる。
最後の大妖である九尾の狐を白面の者と呼ぶところに、[[日月神示]](ひつくしんじ)の影響を見ることもできる。{{要出典}}


== 受賞 ==
== 受賞 ==
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*[[週刊少年サンデー]]
*[[週刊少年サンデー]]
*[[妖逆門]]
*[[妖逆門]]
*[[蟲師]]


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==

2008年8月23日 (土) 06:48時点における版

うしおととら』は藤田和日郎による日本漫画。「週刊少年サンデー」(小学館)に1990年6号から1996年45号にかけて連載されていた。 通称「うしとら」。 全33巻(文庫版は全19巻、ワイド版は全18巻)。

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概要

主人公・蒼月潮(あおつき うしお)は自宅の蔵の中で一本の槍に縫いとめられていた妖怪を解放してしまう。うしおがとらと名づけたその妖怪は、かつて近隣一帯を恐怖のどん底に叩き落していた大妖怪であった。また、とらを500年間縫い留めていた槍こそ、2000年以上も前の中国で妖怪を滅ぼすためだけに作られた獣の槍(けもののやり)であった。獣の槍の伝承者となったうしおは、とらと共に様々な妖怪との戦いを繰り広げる。

始めこそ、降りかかる火の粉を払うごとく、襲ってくる妖怪を退治していた潮達であったが、物語は次第に世界を滅ぼす大妖怪白面の者(はくめんのもの)との決戦を中心に廻りだす。

蒼月潮と獣の槍、とらとの出会い、白面の者との戦いは全くの偶然によるものと思われていたが、物語が進むにつれて、それぞれの深い関わり、長きに渡る宿命が明らかになっていく。

うしおととらの、人間と妖怪を超えた深い絆を主軸におきながら、非常に多くの登場人物達のエピソードが描かれ、それらが終盤に向けて一つに収束していく。清々しく読める名作である。[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。

最後の大妖である九尾の狐を白面の者と呼ぶところに、日月神示(ひつくしんじ)の影響を見ることもできる。[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。

受賞


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


登場人物

武具

獣の槍

春秋・戦国期の中国大陸、刀剣の匠の家に生まれた兄妹は、両親を白面の者に殺され絶望の底にいた。傍には少年がいたが、交わされる言葉はない。しばらくして、兄は修行先で聞いた逸話を口にする。逸話とは、乙女の身が捧げられて造られた“鐘”が万里に澄んだ音を響かせたというもの。直後、二人の気付かぬ陰から聞いていた妹が、炉に身を捧げた。「よい剣をつくってくださいましね。」と最期の言葉を残して。…絶望と悲しみの中、その鉄塊から兄は“鬼”となって剣を鍛え始めた。しばらくすると兄自身の肉体も剣の柄として変化(へんげ)し、神剣となるはずだった剣に、兄が持つ白面への底知れぬ怨念と憎悪が取り憑いた、一本の“槍”が出来上がった。

そうして出来た“獣の槍”は意思を持ち、どんなに妖(バケモノ)を切り刻んでも刃こぼれせず、錆びもしない。誕生後は獣の槍単体で白面の者を求めて、見境無く大陸の妖を殺し回っていたが、妖達が団結・変化した赤い織布によって、深山に長く封印される。時を経て、一人の人間によって再び解き放たれた後は、様々な人間たちの手を経て現在に至る。

獣の槍は使うものを選び、その者の魂と引き換えに強大な戦闘能力を与える。獣の槍に魂をすべて与えてしまった者のその後は知られていない。その真実は、物語終盤に明らかになる。

槍に選ばれた人間が手にして戦うと、槍は使用者に囁きかけ、魂と引換えに妖を滅させる力を与えるために使用者の身体能力は著しく向上する。また使用者は空中の妖気を頭から吸収し、髪が異様に伸びた外見となり(戦い終えると元の姿に戻る)、その姿では治癒能力は異常とも言える程向上、加えてこの状態は妖怪と同じ存在と 化している。但し魂が削られ過ぎると治りは次第に遅くなっていき、また外見も少しずつ異形になっていく。これらの変化は、選ばれていない者が槍を手にして戦っても一切表れない。変化した際には、蓄積された槍の使用者達の戦いの記憶と経験を、現在の使用者が瞬時に自らのものとして戦う事が可能となっている。

獣の槍の外見は通常我々が思い浮かべる「槍」と比べると、柄に比べて刃の部分が広く大きく、槍の穂先というよりは短めの諸刃の直刀のようである。これは上記のようにもともとが刀剣であったためである。

潮が手にした時点では槍の柄の先端、刃の根元付近にぼろぼろの赤布が少し巻き付いていた。この布は封印された時の赤い織布が千切れた物であり、完全にとはいかないまでも獣の槍の力を封じる力が残っている。そのため、この布を取り除く事によって、獣の槍の力は一層強くなるが、それに比例して魂の削られる量も増大するため、使用者の余命を縮める事になる。作品の中盤で潮自らが布を半分引き千切り、力を倍増させたことがある。終幕の戦いでは獣の槍が一度粉砕され、とらの身体を通じて再生されたのちに、覚悟を決めた潮が赤布をすべて取り去り全ての力を解放した。

槍の柄には文字(漢字)が彫り込まれている。擦り減っている為よく読めないが、この文字の内容は後ほど明らかになる。

エレザールの鎌

引狭が作り上げた最強の武法具。製作に際しては何度も失敗が続いていたが、斗和子の助言により完成を見た。刃に亜鉛を加え、柄には白木を通してある。これは斗和子曰く12世紀の学者ボルムス・エレザールが考案した方法とのこと。軽さ、法力の増幅、威力どれも優れているが、絶大な戦闘力を持つのは霧雄が持っている一本だけであり、囁く者達の家に大量に保管されていたものと、霧雄に従った若い僧たちの持っていたものは、従来の武法具と大差ない威力の代物であった。

武法具

錫杖
光覇明宗では最も基本的な武法具。特別な鍛鉄で出来ている。法力をこめて叩く、金属音を発して妖を退ける、雷や炎を捌く、結界の起点にする等、その用途は広い。袖に忍ばせるほど短いものに、伸縮するものや鎖の仕込まれたタイプなど複数の種類が存在する。
穿心角(せんしんかく)
光覇明宗の札幌寺院に保管されていた武法具。形状は剣とランスを合わせたような形になっている。引狭の過去のシーンにて名と形が確認できることから、彼の指揮の元で作られた武法具のようである。威力こそ凄まじいものの、引き換えに使い手の法力を極限まで吸い取るため、鍛錬不足の法力僧では精神に失調をきたす恐れがある。潮への復讐に燃える凶羅が強奪し、以降彼の得物となった。
千宝輪(せんぽうりん)
法輪の形をした投擲武器。紫暮や凶羅が使用した。8本の鋭く長い棘が仕込まれている。
独鈷(どっこ)
独鈷杵・三鈷杵……とらとの最後の戦いにおいて、流が使用した。
その他金剛杵……婢妖バスからの乗客救出や、ヴィタエ418・427戦で使用。結界を作るため地面に打ち込まれることが多かった。

章タイトル一覧

  • 序章「うしおとらとであうの縁」
  • 第一章「石喰い」
    其ノ壱 旧校舎に消ゆ
    其ノ弐 獣の槍発揮
    其ノ参 百足変化
  • 第二章「絵に棲む鬼」
    其ノ壱 礼子
    其ノ弐 間崎
    其ノ参 鬼
    其ノ四 咆哮
    其ノ五 礼子像
  • 第三章「とら街へゆく」
    其ノ壱 餓眠様
    其ノ弐 街の中は危険がいっぱい!
    其ノ参 とらと文明あれるぎい
    其ノ四 とら推参!
    其ノ五 とらの濡れ衣
  • 第四章「符咒師 鏢」
    其ノ壱 化物を狩る男
    其ノ弐 刺客参上!
    其ノ参 鏢の過去
    其ノ四 うしお、なやむ
    其ノ五 鏢対うしお
  • 第五章「あやかしの海」
    其ノ壱 うしおととら海へ
    其ノ弐 あやかし
    其ノ参 とら・麻子、食われる
    其ノ四 あやかしの腹の中
    其ノ五 対決!!
    其ノ六 魂の果て
  • 第六章「伝承」
    其ノ壱 父の秘密
    其ノ弐 父の決意
    其ノ参 父の決断
    其ノ四 旅立ち
  • 第七章「ヤツは空にいる」
    其ノ壱 タキシング
    其ノ弐 テイク オフ
    其ノ参 フライト
    其ノ四 メイデイ
    其ノ五 アプローチ
    其ノ六 ランディング
  • 第八章「法力外道」
    其ノ壱 凶羅
    其ノ弐 初撃
    其ノ参 反撃
    其ノ四 破撃
  • 第九章「風狂い」
    其ノ壱 うしお、妖怪に頼みごとをされる
    其ノ弐 とらは災難に遭い、うしおは妖怪と闘う
    其ノ参 とらとうしおは十郎を追いかける
    其ノ四 うしおは立ちつくし、風は空に舞う
  • 第十章「童のいる家」
    其ノ壱 鷹取の小夜
    其ノ弐 封じこめの間
    其ノ参 童舞
  • 第十一章「一撃の鏡」
  • 第十二章「遠野妖怪戦道行」
    其ノ壱 うしお、妖怪どもに襲撃さる
    其ノ弐 妖怪ども相話す
    其ノ参 妖怪ども女を憎む
    其ノ四 妖怪どもうしお追撃す
    其ノ五 妖怪どもとらと相まみえる
    其ノ六 妖怪ども「白面の者」と闘うこと
    其ノ七 妖怪ども、とらと一鬼の決戦をみる
  • 第十三章「おまえは其処で乾いてゆけ」
    其ノ壱 包丁を持った死
    其ノ弐 史代と詩織
    其ノ参 鬼面の下
    其ノ四 三角の塔へ
    其ノ五 おまえはそこでかわいてゆけ
  • 第十四章「鎮魂海峡」
  • 第十五章「汝 歪んだ夜よりきたる」
    其ノ壱 男
    其ノ弐 夜
    其ノ参 三日月
    其ノ四 夜に還れ
  • 第十六章「湖の護り神」
    其ノ壱 香上・片山・歩、受難
    其ノ弐 土地神様と蛇神
    其ノ参 神酒を飲む
    其ノ四 槍の封印
    其ノ五 湖の護り神
  • 第十七章「霧がくる」
    其ノ壱 霧の道
    其ノ弐 霧からの脱出
    其ノ参 霧の追跡
    其ノ四 冥界の門
    其ノ五 霧の疾走
    其ノ六 まっすぐに立ってるか
  • 第十八章「婢妖追跡~伝承者」
    其ノ壱 関守日輪(1) 婢妖放たる
    其ノ弐 関守日輪(2) 「獣の槍」発見さる
    其ノ参 関守日輪(3) 槍の伝承者
    其ノ四 秋葉流(1) バイクに乗った伝承者
    其ノ五 秋葉流(2) 妖
    其ノ六 秋葉流(3) 婢妖のバス
    其ノ七 秋葉流(4) 激走停止
  • 第十九章「畜生からくり」
    其ノ壱 麻子と真由子 前編
    其ノ弐 麻子と真由子 中編
    其ノ参 麻子と真由子 後編
  • 第二十章「追撃の交差~伝承者」
    其ノ壱 杜綱悟(1) 伝承者の攻撃
    其ノ弐 杜綱悟(2) 式神の撃退
    其ノ参 杜綱悟(3) 過去の疵
    其ノ四 杜綱悟(4) 悟めざめる
    其ノ五 杜綱悟(5) うしお体内へ
    其ノ六 杜綱悟(6) 体内鳴動
    其ノ七 杜綱悟(7) 頭脳への侵攻
    其ノ八 杜綱悟(8) 血袴の哄笑
    其ノ九 杜綱悟(9) 網膜に映る一撃
    其ノ拾 杜綱悟(10) 望んだ数だけ
  • 第二十一章「変貌」
    其ノ壱 通達
    其ノ弐 行動
    其ノ参 カムイコタンへ
    其ノ四 婢妖襲来
    其ノ五 遭遇
    其ノ六 礼子・小夜
    其ノ七 日輪・純・勇
    其ノ八 洞へ~真由子
    其ノ九 真由子・とら
    其ノ拾 麻子
    其ノ拾壱 反撃~麻子
    其ノ拾弐 復活~そしてついに
  • 第二十二章「時逆の妖」
    其ノ壱 洞の妖
    其ノ弐 時さかのぼりて
    其ノ参 二千三百年の記憶
    其ノ四 神剣をつくる
    其ノ五 白面の妖
    其ノ六 暗冥へ…
    其ノ七 獣の槍の妖
    其ノ八 導きの妖
    其ノ九 妖、帰還す
  • 第二十三章「暁に雪消え果てず」
    其ノ壱 雪込めの街
    其ノ弐 雪娘
    其ノ参 佐久間
    其ノ四 涙凍りつき
    其ノ五 とら帰る
    其ノ六 暁に雪消え果てず
  • 第二十四章「獣の槍を手放す潮」
    其ノ壱 うしお絶対のピンチか!?
  • 第二十五章「時限鉄道」
    其ノ壱 進行
    其ノ弐 突入
    其ノ参 三十二分前
    其ノ四 十八分前
    其ノ五 十三分前
    其ノ六 十分前
    其ノ七 六分前
    其ノ八 通過直前
    其ノ九 トンネル通過
    其ノ拾 線路は続くよ
  • 第二十六章「HIGH SPEED EATER」
    其ノ壱 THE FIRST ~始まり~
    其ノ弐 BIKER ~バイカー~
    其ノ参 ATTACK ~攻撃~
    其ノ四 IGNITION ~点火~
    其ノ五 BATTLE ~戦闘~
    其ノ六 OVER DRIVE ~オーバードライブ~
  • 第二十七章「四人目のキリオ」
    其ノ壱 白面胎動
    其ノ弐 本山の危機
    其ノ参 お役目様
    其ノ四 "くらぎ"との戦い
    其ノ五 参ります、初代様
    其ノ六 うしおからキリオ
  • 第二十八章「檄召~獣の槍破壊のこと」
    其ノ壱 長飛丸とら
    其ノ弐 式神使い・杜綱悟、心術・純
    其ノ参 空骸の糸
    其ノ四 赤い織布
    其ノ五 獣の槍強奪
    其ノ六 囁く者達の家
    其ノ七 流ととら(1)
    其ノ八 流ととら(2)
    其ノ九 日輪とうしお(1)
    其ノ拾 日輪とうしお(2)
    其ノ拾壱 引狭の日記
    其ノ拾弐 マテリア
    其ノ拾参 九印対とら
    其ノ拾四 獣の槍破壊
    其ノ拾五 斗和子化身
    其ノ拾六 嘲笑の家
    其ノ拾七 獣の槍鳴動
    其ノ拾八 激越
    其ノ拾九 砕魔砕神
    其ノ弐拾 永劫の孤独
    其ノ弐拾壱 檄召~失敗のこと
  • 第二十九章「麻子の運動会」
  • 第三十章「愚か者は宴に集う」
    其ノ壱 宴への招待状
    其ノ弐 変化す
    其ノ参 戦闘真由子
    其ノ四 たゆら・などか
    其ノ五 戯れ事
    其ノ六 泥と帽子
    其ノ七 真由子走る
    其ノ八 真由子ととら
  • 第三十一章「ブランコをこいだ日」
    其ノ壱 ミノル
    其ノ弐 悪夢
    其ノ参 さとり
    其ノ四 手術前日~当日
    其ノ五 ブランコをこいだ日
  • 第三十二章「うしおととらの一年事始め」
  • 第三十三章「外堂の印」
    其ノ壱 四国から来たる
    其ノ弐 外堂発現
    其ノ参 水乃緒
    其ノ四 憑依
    其ノ五 当惑
    其ノ六 女外堂
    其ノ七 水乃緒乱舞
    其ノ八 本体
    其ノ九 激震校舎
    其ノ拾 外堂憑く
    其ノ拾壱 外堂帰りぬ
  • 第三十四章「西の国・妖大戦」
    其ノ壱 西の長
    其ノ弐 遠野妖
    其ノ参 妖たち
    其ノ四 戦始まる
    其ノ五 蛇妖・一鬼
    其ノ六 鎌鼬・雷信・かがり
    其ノ七 雷獣とら
    其ノ八 うしお・威吹
    其ノ九 神野対潮
    其ノ拾 賭試合
    其ノ拾壱 東の鎌鼬・西の鎌鼬
    其ノ拾弐 妖刃煌く
    其ノ拾参 かがり進みて
    其ノ拾四 瞬斬
    其ノ拾五 奸計
    其ノ拾六 イズナの1秒
    其ノ拾七 空屋敷脱出
    其ノ拾八 一斉進行
    其ノ拾九 西の妖総攻撃
    其ノ弐拾 白面の者の反撃
    其ノ弐拾壱 白面の記憶
    其ノ弐拾弐 獣の槍絶叫
    其ノ弐拾参 二力相爆
    其ノ弐拾四 退戦
    其ノ弐拾五 嵐の彼方
    其ノ弐拾六 戦一時終結
  • 第三十五章「満月」
  • 第三十六章「かがりととらおつかいに」
  • 第三十七章「TATARI BREAKER」
    其ノ壱 KIDNAPPING ~誘拐~
    其ノ弐 H・A・M・M・R ~ハマー機関~
    其ノ参 THUNDER METHAMORPHOSE ~雷妖~
    其ノ四 EXAMINATION ~調査~
    其ノ五 BALDANDERS ~バルトアンデルス~
    其ノ六 EMERGENCY ~緊急事態~
    其ノ七 CRITICAL CONDITIN ~危険状態~
    其ノ八 DEATH FLOOR ~死の階~
    其ノ九 THE KIRLIAN MACHINE OPERATERS ~キルリアン機操作者~
    其ノ拾 CLASH AND DESTROY ~衝突・破壊~
    其ノ拾壱 TATARI BREAKER~ 祟り打ち砕く者~
  • 第三十八章「あの眸は空を映していた」
    其ノ壱 白羽
    其ノ弐 犬
    其ノ参 しっぺい太郎
  • 第三十九章「業鬼」
    前編・後編
  • 第四十章「記録者の独白」
  • 第四十一章「獣群復活」
    其ノ壱 復活
    其ノ弐 集合過程
    其ノ参 出現
    其ノ四 字伏
    其ノ五 紅煉
    其ノ六 怨
    其ノ七 漆黒の群れ
  • 第四十二章「三日月の夜」
  • 第四十三章「風が吹く前」
    其ノ壱 日常風景
    其ノ弐 風
    其ノ参 風が吹く
  • 第四十四章「季節石化」
    其ノ壱 総本山
    其ノ弐 逆風
    其ノ参 拉致・追跡
    其ノ四 原因
    其ノ五 真由子発現
    其ノ六 灼熱の炉へ
    其ノ七 つかめなかったもの
    其ノ八 炎の中
    其ノ九 黒炎
    其ノ拾 単妖戦闘
    其ノ拾壱 撃砕双妖
  • 第四十五章「雨に現れ、雨に消え」
    其ノ壱 去り、消え…
    其ノ弐 去り、現れる…
    其ノ参 現れ、去る…
    其ノ四 現れ、そして現れ…
    其ノ五 雨に進み…
    其ノ六 手に入れ、失い…
    其ノ七 現れ、壊し…
    其ノ八 現れ、消す…
  • 第四十六章「不帰の旅」
  • 第四十七章「混沌の海へ」
    其ノ壱 沖縄へ
    其ノ弐 流、妨害
    其ノ参 ハマーからの手紙
    其ノ四 麻子、沖縄へ
    其ノ五 海へ
    其ノ六 流対とら(1)
    其ノ七 流対とら(2)
    其ノ八 流対とら(3)
    其ノ九 海に吹く風
  • 第四十八章「雷鳴の海」
    其ノ壱 深淵にて
    其ノ弐 母
    其ノ参 崩れる岩柱
    其ノ四 復活の時
    其ノ五 轟音の幕開け
    其ノ六 恐怖、報道さる
    其ノ七 虐
    其ノ八 決裂の時
    其ノ九 憎しみの海
    其ノ拾 四分二十七秒
  • 第四十九章「獣の槍破壊」
  • 第五十章「とら」
    其ノ壱 帰還する者
    其ノ弐 遠景I
    其ノ参 遠景II
    其ノ四 遠景III
    其ノ五 白面の者誕生
    其ノ六 流転が始まる
  • 第五十一章「降下停止、浮上」
    其ノ壱 降下停止
    其ノ弐 破壊妖
    其ノ参 希望
    其ノ四 記憶奪回
    其ノ五 降下停止、浮上
  • 第五十二章「鳴動天 開門す」
    其ノ壱 冥界の門ふたたび
    其ノ弐 開門
    其ノ参 獣の槍 復活
  • 第五十三章「約束の夜へ」
    前編・後編
  • 第五十四章「太陽に 命 どとくまで」
    其ノ壱 娘 静かに舞い降りぬ
    其ノ弐 最強の悪態
    其ノ参 400メートル
    其ノ四 旅の意味
    其ノ五 太陽
  • 最終章「うしおととら」
    其ノ壱 最終局面
    其ノ弐 白面の者
    其ノ参 うしおととらの縁
  • うしおととら外伝
    • 妖今昔物語
    • 桃影抄~符咒師・鏢
    • 里に降る雨
    • 雷の舞
    • プレゼント
    • 永夜黎明
    • ECLIPSE(『原画集 月と太陽』 p159~p177)

小説

原作/イラスト 藤田和日郎 文 城池勝幸

  • VOL.1 「我は冥界に斬り結ぶ」1993年1月20日発行 ISBN 4094400613
  • VOL.2 「妖美術 アート・オブ・ザ・ダークネス」 1993年8月20日発行 ISBN 4094400621
  • VOL.3 「風霜に舞うひとひら」 1994年5月20日発行 ISBN 409440063X
  • VOL.4 「妖病棟」1995年11月1日発行 ISBN 4094400648

その他書籍

  • うしおととら全集 上 原画集 月と太陽 1997年5月10日発行 ISBN 409179291X
  • うしおととら全集 下 大図鑑 森羅万象 1997年8月10日発行 ISBN 4091792928

アニメ

1992年から1993年の間に全10話のOVAが発売。その後2002年6月25日に、全話他番外編を収録したDVDコレクションボックスが東芝デジタルフロンティアから発売された。ちなみに、第1話から第6話が第1期、第7話から最終話が第2期と呼称されている(第2期で若干スタッフが入れ替わり、主題歌も変更されている)。

また、番外編の位置づけで、2頭身にデフォルメされたキャラクターたちが織り成す『うしおととらCD(コミカル・デフォルメ)劇場』という作品も作られた。

なぜか第7話だけに次回予告が存在する。また、スタッフの一部は後にオー・エル・エムを立ち上げ、『ポケットモンスター』に関わっていく者が多く参加している。

スタッフ

  • 原作:藤田和日郎
  • 企画:宇佐見廉
  • 製作:藤原正道、浅見勇、宍戸史紀
  • プロデューサー:高尾弘・大場龍男→高尾弘、植田文郎、大場龍男(第7話-第10話)
  • CDプロデューサー:芝原靖史、竹内信夫、奥野敏聡、神田修吉
  • シナリオ:寺田憲史
  • キャラクターデザイン・総作画監督:松原徳弘
  • 美術監督:伊藤芳雄
  • 色彩設計→色彩設定(第7話-第10話):岡久美子
  • 撮影監督:池上元秋
  • 編集:JAY FILM(松村将弘・船見康恵)
  • タイトル:マキ・プロ
  • 音楽:鷺巣詩郎若草恵(第7話-第10話)
  • 音楽プロデューサー:藤田純二
  • 音楽ディレクター:浅井裕子
  • 音楽制作:ユーメックス
  • サウンドトラック盤:東芝EMI
  • 音響プロデューサー:黒田洋
  • 音響監督・音響演出:三間雅文
  • 効果:今野康之(スワラ・プロ
  • 調整:佐藤進→成田一明(整音スタジオ、第7話-第10話)
  • 音響制作担当:岸阿里子→神川隆之(第7話-第10話)
  • 音響制作:青二企画
  • 録音:整音スタジオ
  • 現像:IMAGICA
  • フィルム:EASTMAN
  • 監督補佐:池端隆史(第1話-第3話)
  • 制作デスク:太田昌二、渡辺秀信、小板橋司、吉田幸夫、築瀬義也
  • 制作協力:小学館/週刊少年サンデー編集部
  • 監督:湯山邦彦
  • 制作:PASTEL
  • 製作:東宝小学館東芝EMIオービー企画

キャスト

協力:青二プロダクション

主題歌

  • オープニング1『勇気のファイター』(第1話-第6話)
作詞:及川眠子、作曲:葉山たけし、唄:YASU
  • オープニング2『獣の槍』(第7話-第10話)
作詞:田口俊、作曲・編曲:西脇辰弥、唄:井口慎也
  • エンディング1『Dear My Best Friend』(第1話-第6話)
作詞:及川眠子、作曲:西脇辰弥、唄:佐々木望
  • エンディング2『誰かがおまえを狙ってる』(第7話-第10話)
作詞:田口俊、作曲・編曲:井上日徳、唄:佐々木望

各話リスト

話数 サブタイトル シナリオ 絵コンテ 演出 作画監督 アニメーション協力
第一話 うしお とらとであうの縁 寺田憲史 湯山邦彦 池端隆史 - コープ
第二話 石喰い・百足変化 越智浩仁 青野厚司 アートランド
第三話 符咒師 鏢 池端隆史 千北實 コープ
第四話 転輪疾走 湯山邦彦 山口美浩 小林利充 アニメーション501
第五話 餓眠様〜とら街へ行く(前編) 日高政光 神奈弘一 コープ
第六話 餓眠様〜とら街へ行く(後編) 湯山邦彦 加戸誉夫 -
第七話 あやかしの海(前編) 渡辺すみお 上野賢 ACJ
第八話 あやかしの海(後編) 福多潤 須藤昌朋
第九話 風狂い(前編) 加戸誉夫 松岡秀明 コープ
第十話 風狂い(後編) 日高政光 毛利和昭

CD

  • 『うしおととら オリジナルアルバム』1992年 東芝EMI発売 TYCY-5232
  • オリジナルサウンドトラック『うしおととらII』1992年 東芝EMI発売 TYCY-5247
  • オリジナルサウンドトラック『うしおととらIII Resurrection』1993年5月26日 TYCY-5306
  • 『うしおととら ヴォーカルコレクション』1993年6月23日 TYCY-5308
  • 『うしおととら CD劇場』1993年9月29日 TYCY-5333

デジタル化

1994年に小学館から発売されたムック『PCエンジン CD-ROMカプセル5』に付属するPCエンジンCD-ROMに、DUO COMICとして漫画の第一話をデジタル化したものが収録されている。これは漫画から画像を取り込み、OVA版と同じ声優陣によるセリフ・効果音・音楽をつけ、ゲーム機で読む漫画を試みたものである。

また、2008年4月21日よりNTTドコモiモード公式携帯サイト『漫画家・藤田和日郎』が開始され、現在週刊少年サンデーにて連載中の「月光条例」をはじめ「うしおととら」や「からくりサーカス」の待受画像やきせかえツールを配信している。

ゲーム

以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


関連項目

外部リンク

小学館漫画賞少年部門
第36回 平成2年度
第37回 平成3年度
『うしおととら』
藤田和日郎
第38回 平成4年度
星雲賞コミック部門
第27回 1996年度
第28回 1997年度
『うしおととら』
藤田和日郎
第29回 1998年度
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