「レオパルト2」の版間の差分
m オスプレイ・ミリタリー・シリーズ、レオパルド2主力戦車1979-1998を参考に性能諸元を追加 |
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<tr><td>重量:</td><td>55t</td></tr> |
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<tr><td>主砲:</td><td>ラインメタル120mm L/44滑腔砲</td></tr> |
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<tr><td>副砲:</td><td>MG3A1機関銃×2(同軸×1、対空×1)</td></tr> |
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<tr><td>出力:</td><td>1500馬力</td></tr> |
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2005年1月2日 (日) 17:36時点における版
性能諸元 (レオパルド2A4、第5バッチ生産車両) | |
全長: | 9.67m |
全幅: | 3.75m |
全高: | 戦車長用パノラマサイトまでの高さ:2.87m 砲塔の天井までの高さ:2.48m |
重量: | 55t |
速度: | 68km/h (整地) --(不整地) |
主砲: | ラインメタル120mm L/44滑腔砲 |
副砲: | MG3A1機関銃×2(同軸×1、対空×1) |
出力: | 1500馬力 |
乗員: | 4名 |
レオパルド2(Leopard 2)は、第三世代主力戦車。ドイツ、クラウスマッファイ社製。
中空装甲(スペースドアーマー)から発展した複合装甲を持ち、120mm滑腔砲を装備。堅実で発展性のある設計から、開発国のドイツ連邦を始めとした西欧各国が運用中。近年ではオーストラリア陸軍・フィンランド陸軍等も中古購入している。
スウェーデン陸軍がStrv.103Cの後継として購入したStrv.122は、当初の計画ではA5そのものだった。しかし、購入後スウェーデン軍的な運用思想に合わせて独自改造(A5では見送られた車体前面の装甲を追加)を加えた結果、より重装甲になった。これは当時からドイツ本国で採用されていたオリジナルのA5はおろか、防御面にのみに限って言えばA6よりも更に強力である。
本車は、まだまだマイナーチェンジに耐えうるゆとりを残している。2004年現在、ドイツ本国での最新型はA6。外見上の顕著な相違点は砲身長。44口径から55口径に延長、砲身長が約1.3m長くなり命中精度と運動エネルギー増大による破壊力の向上の効果が狙いであると思われる。A6はオランダ、スペインも導入している。
A4以前の改修型の主砲塔側面装甲が垂直面で構成されていたため避弾経始上の欠陥と揶揄されたが、APFSDS弾等の特殊砲弾技術の発展により避弾経始が過去のものとなったといえる今日、然したる問題にはなっていない。A5以降の改修型でショト装甲と呼ばれる楔形の装甲が採用されたが、この形状は主に避弾経始の効果を狙ったものではない。
劣化ウラン装甲がコスト面や搭乗員の健康に与える影響を含めた効果を鑑みて疑問視する声が多いM1エイブラムスや、今後も実戦投入されることがないであろう90式戦車、追加装甲の発展余地を残したAMXルクレール、それまでの旧ソ連系戦車の集大成といえるT-80等、各国の21世紀初頭の現時点における各国の第三世代主力戦車の中で、間違いなく最強レベルの防御力と攻撃力を兼ね備えたものであると評価されている。