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因みに、東京急行電鉄創業者である[[五島慶太]]は[[小県郡]][[青木村]]出身で、[[上田温泉電気軌道青木線|青木線]]の沿線になる。 |
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== 歴史 == |
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<!-- 詳細な各路線の歴史は路線記事に記述 --> |
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=== 路線 === |
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*[[上田電鉄別所線|別所線]](上田電鉄が運営) |
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==== 廃止路線 ==== |
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前身会社のものも含む。<!-- 記事名に付けた会社名は廃止時点のもの--> |
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事業内容は、路線バス・定期観光バス・貸切バスがある。路線バスの運行路線のほとんどは鉄道路線廃止代替路線だが[[千曲バス]]と併営のため丸子線は廃止されてしまった。また、観光地であるため貸切バスの勢力が大きく、一時期中古車だらけになってしまった路線バスとは対照的に、貸切バスはハイグレード化が進む2極化現象にあったが、近年は路線バスの減車に伴い、高年式の自前車両を残し旧型車や譲渡車の廃車を進めた為、路線車の水準も高まりつつある。また、塗装も東急グループ統一のマーキュリーカラーベースの上電路線バス新塗装への塗り替えが進んでおり、東急バスから譲渡され未だに銀ボディに赤帯を巻いている2台以外は全て新塗装で営業に就いている。 |
事業内容は、路線バス・定期観光バス・貸切バスがある。路線バスの運行路線のほとんどは鉄道路線廃止代替路線だが[[千曲バス]]と併営のため丸子線は廃止されてしまった。また、観光地であるため貸切バスの勢力が大きく、一時期中古車だらけになってしまった路線バスとは対照的に、貸切バスはハイグレード化が進む2極化現象にあったが、近年は路線バスの減車に伴い、高年式の自前車両を残し旧型車や譲渡車の廃車を進めた為、路線車の水準も高まりつつある。また、塗装も東急グループ統一のマーキュリーカラーベースの上電路線バス新塗装への塗り替えが進んでおり、東急バスから譲渡され未だに銀ボディに赤帯を巻いている2台以外は全て新塗装で営業に就いている。 |
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[[画像:ueda01.jpg|frame|上電バス路線車(ワンステップバス・新塗装)]] |
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=== 現在の運行路線 === |
=== 現在の運行路線 === |
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*信州の鎌倉シャトルバス線 - 川西病院~塩田町駅~[[無言館]]~[[前山寺]]~[[龍光院]]~[[中禅寺]]~[[独鈷温泉]]~別所温泉 ※塩田町で別所線と接続 |
*信州の鎌倉シャトルバス線 - 川西病院~塩田町駅~[[無言館]]~[[前山寺]]~[[龍光院]]~[[中禅寺]]~[[独鈷温泉]]~別所温泉 ※塩田町で別所線と接続 |
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[[画像:ueda03.jpg|frame|上電バス貸切車]] |
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=== 上田丸子電鉄→上田交通バス部門時代に廃止されてしまった路線 === |
=== 上田丸子電鉄→上田交通バス部門時代に廃止されてしまった路線 === |
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*[[角間温泉]]線 - 上田駅~赤坂~赤井~角間温泉 |
*[[角間温泉]]線 - 上田駅~赤坂~赤井~角間温泉 |
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*:現在の豊殿線は上田丸子電鉄時代角間温泉まで路線の伸ばしていて同温泉を路線名に関していた。後に赤坂までとなり、現在の豊殿線となる。 |
*:現在の豊殿線は上田丸子電鉄時代角間温泉まで路線の伸ばしていて同温泉を路線名に関していた。後に赤坂までとなり、現在の豊殿線となる。 |
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[[画像:ueda02.jpg|frame|上電バス路線車(旧塗装)]] |
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*上田市内線 - 上田駅~緑ヶ丘 |
*上田市内線 - 上田駅~緑ヶ丘 |
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*:長野病院線新設に伴い廃止された。 |
*:長野病院線新設に伴い廃止された。 |
2007年4月1日 (日) 02:51時点における版
種類 | 株式会社 |
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略称 | 上交、上電 |
本社所在地 |
386-8577 長野県上田市天神1丁目2番1号 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 8100001009568 |
事業内容 | 宿泊業、不動産業、他 |
代表者 | 代表取締役社長 森 良則 |
資本金 | 1億6,000万円 |
従業員数 | 75名 |
主要子会社 | 上田電鉄・上電バス |
上田交通株式会社(うえだこうつう)は、長野県上田市で不動産事業などを運営し、傘下に鉄道、バス、タクシー、ホテル事業を営む子会社を擁する持株会社である。本社は長野県上田市天神1丁目2番1号にある。略名は、旧名の上田電鉄 (初代)・上田丸子電鉄に由来する上電(うえでん、じょうでん)である。
東京急行電鉄(東急)の系列会社で、社紋も東急とは文字が異なるだけである(上田電鉄の分社後の社紋は五七の桐の中央の「七」の部分にかつての上田丸子電鉄社紋のうち円形の「上田」部分をあしらったもの)。
鉄道やバスも直営していたが、バス事業は1999年に上電バスとして分社化し、かつては西丸子線や真田傍陽線など最盛期で4路線48.0kmの路線網を擁していた鉄道事業も、別所線11.6kmだけの運営となり、2005年に上田電鉄 (2代)として分社化した。
因みに、東京急行電鉄創業者である五島慶太は小県郡青木村出身で、青木線の沿線になる。
歴史
- 1916年(大正5年) 丸子鉄道(株)設立(この年を創立年としている)。
- 1918年(大正7年)11月21日 丸子鉄道、大屋~丸子町間を開業。
- 1920年(大正9年)1月5日 (株)上田温泉軌道設立。11月(株)上田温泉電軌に社名変更。
- 1921年(大正10年)6月17日 温電青木線(三好町~青木間)、川西線(上田原~信濃別所)間が開業。
- 1924年(大正13年)8月 千曲川鉄橋完成し温電青木線、川西線上田に乗り入れ。
- 1925年(大正14年)8月1日 丸子鉄道、上田東~大屋間を開通。
- 1926年(大正15年)8月12日 温電依田窪線(下之郷~西丸子間)が開業。
- 1927年(昭和2年)11月20日 温電北東線上田~伊勢山間が開業。
- 1928年(昭和3年)1月10日 伊勢山~本原間開通。
- 1928年(昭和3年)1月20日 (株)上田温泉電軌、乗合・貸切自動車業務兼業開始。
- 1928年(昭和3年)4月2日 本原~傍陽間開通。
- 1928年(昭和3年)5月1日 本原~真田間開通し温電北東線全通。
- 1932年(昭和7年)1月1日 丸子鉄道(株)、譲受により乗合自動車業務兼業開始。
- 1938年(昭和13年)7月25日 青木線が廃止。
- 1939年(昭和14年)3月19日 川西線・依田窪線を軌道法による軌道から地方鉄道法による鉄道に変更し、それぞれ別所線、西丸子線に改称。北東線を菅平鹿沢線に改称。
- 1939年(昭和14年)9月1日 (株)上田電鉄に社名変更。
- 1940年(昭和15年) 丸子鉄道(株)、丸子自動車(株)に乗合自動車路線を譲渡(※丸子自動車(株)は3年後千曲自動車(株)に吸収合併される)。
- 1943年(昭和18年)9月 (株)上田電鉄、千曲自動車(株)に乗合自動車路線を譲渡し、貸切自動車業務を廃止。
- 1943年(昭和18年)10月21日 (株)上田電鉄と丸子鉄道(株)が合併し上田丸子電鉄(株)に。上田東~丸子町間を丸子線とする。
- 1952年(昭和27年)3月20日 乗合旅客自動車運送事業を開始(※合併後初)。以降バス路線を拡充。
- 1956年(昭和31年)4月 この月からハイヤー業を拡大、営業所を設置。
- 1958年(昭和33年) 東京急行電鉄の系列会社となる。
- 1960年(昭和35年)4月1日 菅平鹿沢線を真田傍陽線に改称。
- 1961年(昭和36年)6月29日 西丸子線が災害のため休止に。1963年11月1日に廃止。
- 1969年(昭和44年)4月20日 丸子線が廃止。
- 1969年(昭和44年)5月31日 上田交通(株)に社名変更。
- 1972年(昭和47年)2月20日 真田傍陽線が廃止。
- 1999年(平成11年)8月1日 バス部門を上電バス(株)に譲渡。
- 2005年(平成17年)6月22日 鉄道部門を上田電鉄(株)として分社、子会社化する方針を発表。
- 2005年(平成17年)10月3日 鉄道部門が上田電鉄(株)として独立。これにより上田交通(株)は持ち株会社となる。
上田電鉄
路線
- 別所線(上田電鉄が運営)
廃止路線
前身会社のものも含む。
車両
詳細は各路線の記事を参照。
上田丸子電鉄時代の1950年に、電車、電気機関車の車番の付番方法を下記の通り定め、1986年の別所線昇圧まで適用されていた。形式称号はこれに電車の場合はモハ・クハ・サハ、電気機関車の場合はEB・EDが前に付く。
- 千の位 - 電動機出力
- 1 - 50馬力(≒37kw)以下
- 2 - 50馬力超、60馬力(≒45kw)以下
- 3 - 60馬力超、70馬力(≒52kw)以下
- 4 - 70馬力超、80馬力(≒60kw)以下
- 5 - 80馬力超
- 百の位 - 制御器方式
- 1 - 直接制御
- 2 - 間接制御手動進段(HL式)
- 3 - 間接制御自動進段(カム軸式)
- 十の位 - 車両全長
- 両側連結器間の全長をメートル単位で四捨五入した値の下1桁。
- 1 - 11.5m未満
- 2 - 11.5m以上、12.5m未満
- 3 - 12.5m以上、13.5m未満
- 4 - 13.5m以上、14.5m未満
- 5 - 14.5m以上、15.5m未満
- 6 - 15.5m以上、16.5m未満
- 7 - 16.5m以上、17.5m未満
- 8 - 17.5m以上、18.5m未満(適用対象車両には存在しなかった)
- 9 - 18.5m以上
電気機関車と電動制御車(モハ)は電動機・制御器があるため4桁、制御車(クハ)は制御器があるため3桁、付随車(サハ)は2桁となる。
なお、東急からの譲受車のうち3300形・3660形・3770形は当初貸与扱いだったためか適用対象から外れている。また、他にも適用されていても実際の区分と異なる例がある。
上電バス
事業内容は、路線バス・定期観光バス・貸切バスがある。路線バスの運行路線のほとんどは鉄道路線廃止代替路線だが千曲バスと併営のため丸子線は廃止されてしまった。また、観光地であるため貸切バスの勢力が大きく、一時期中古車だらけになってしまった路線バスとは対照的に、貸切バスはハイグレード化が進む2極化現象にあったが、近年は路線バスの減車に伴い、高年式の自前車両を残し旧型車や譲渡車の廃車を進めた為、路線車の水準も高まりつつある。また、塗装も東急グループ統一のマーキュリーカラーベースの上電路線バス新塗装への塗り替えが進んでおり、東急バスから譲渡され未だに銀ボディに赤帯を巻いている2台以外は全て新塗装で営業に就いている。
現在の運行路線
- 菅平高原線 - 上田駅~上川原柳~神科小前~本原~真田自治センター入口~(※旧道経由とバイパス経由あり)~真田~大日向~菅平高原ダボス~サニアパーク(冬季は通過)~西菅平
※以前はジェイアールバス関東と共同運行されていたが、同社の撤退に伴い上電バスが増発・延長の上、単独で運行している。
- 真田・渋沢線 - 上田駅~上川原柳~神科小前~本原~真田自治センター入口~真田~大日向~上渋沢
- 傍陽線 - 上田駅~上川原柳~神科小前~本原~真田自治センター入口~傍陽
- (長野県道35号長野真田線経由)~入軽井沢
- (旧小県郡傍陽村中心部経由)~横道~大倉
- 豊殿線 - 上田駅~川原柳~金井~神科小前(~ショッピングセンター前 ※一部の便のみ)~下郷~殿城郵便局前~赤坂
- 上田市内・千曲川川西方面
- 長野病院線 - 上田駅~長野病院
- 塩田(別所)線 - 長野病院~上田駅~千曲高校前~上田創造館前~神畑~川西病院~塩田町駅~新町~山田~別所温泉駅前~別所温泉
- 西丸子線 - 下之郷駅~東塩田~富士山~(下組 ※一部の便のみ)~林間工業団地~原~御岳堂~河原町~丸子町駅 ※下之郷駅で別所線と接続
- 信州の鎌倉シャトルバス線 - 川西病院~塩田町駅~無言館~前山寺~龍光院~中禅寺~独鈷温泉~別所温泉 ※塩田町で別所線と接続
上田丸子電鉄→上田交通バス部門時代に廃止されてしまった路線
- 菅平高原線(須坂駅延伸区間) - 上田駅~菅平高原~峰の原高原~須坂駅
- 国鉄バス(現在のジェイアールバス関東)と共同運行の路線で、上田丸子電鉄時代に長野電鉄の須坂駅を結んでいたことがある。上田交通時代短縮されて峰の原高原を終点と定めたが、現行に移行する直前に菅平高原止まりとなった。
- 草津温泉線 - 上田駅~上渋沢~新鹿沢温泉~草津温泉
- 上渋沢まで現存、現在の真田・渋沢線。真田から草津温泉まで国鉄バスと共同運行であった。
- 傍陽線(入軽井沢線延伸区間) - 上田駅~入軽井沢(※ここまで現存)~松井新田
- 現行の入軽井沢経由線はかつては地蔵峠の奥地の集落、松井新田を終点としていた。
- 角間温泉線 - 上田駅~赤坂~赤井~角間温泉
- 現在の豊殿線は上田丸子電鉄時代角間温泉まで路線の伸ばしていて同温泉を路線名に関していた。後に赤坂までとなり、現在の豊殿線となる。
- 上田市内線 - 上田駅~緑ヶ丘
- 長野病院線新設に伴い廃止された。
- 金剛寺線 - 上田駅~金剛寺
- 上田交通時代に廃止。
- 山口線 - 上田駅~山口
- 上田交通時代に廃止。
- 須川湖線 - 上田駅~須川湖~長瀬駅
- 上田交通時代に廃止。
- 丸子線 - 上田駅~(上田東駅 ※後に同駅経由の経路は廃止になった)~大屋駅~長瀬駅~丸子町駅
- 鉄道の丸子線の廃止代替バスだが、千曲バスに路線を譲渡して廃止された。
- 和田峠線 - 上田駅~下之郷駅~丸子町駅~上和田
- 上田丸子電鉄時代、国鉄バスとは別ルートで運行していた。現在は上田駅~下之郷駅間は千曲バスに、丸子町駅~上和田間はジェイアールバス関東に譲渡したため路線自体は廃止されている。
- 大門峠線 - 上田駅~下之郷駅~丸子町駅~入大門
- 和田峠線の大門峠行き。同様に現在は分割譲渡により廃止されている。
- 鹿教湯温泉線 - 上田駅~別所温泉~大明神岳~鹿教湯温泉
- 別所温泉までは塩田(別所)線として現存。上田丸子電鉄時代、別所温泉から大明神岳を越えて鹿教湯温泉へ行くバス路線を走らせていたことがあった。
- 保福寺峠線 - 上田駅~保福寺峠~松本駅
- 上田丸子電鉄時代、松本電気鉄道との共同運行で大明神岳を越えて松本へ行くバス路線を走らせていたことがあった。