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XTバス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
XT バスから転送)
XTバス
XTバスのカード(上)。上から順に XTバス, ISA 16ビット, EISA
XTバスのピン配置

XTバス(エックスティー バス、XT bus architecture)は、1981年発売のIBM PC 及び、1983年発売の PC XT に搭載された、8ビットバスである。

XTバスは8つの割り込みチャネル(IRQ)を持ち、そのうち6つが拡張スロットに引き出されている。また、4つのDMAチャネルを持ち、うち3つが引き出されている。

XTバスを更に16ビットに追加拡張したATバス(ISA、Industry Standard Architecture) とは下位互換性を持ち、共存もできるため、1990年代のISAバス搭載マシンにも搭載されていた。「8ビットISA」とも呼ばれる。なお1987年発売のIBM PS/2モデル25/30もXTバスである。

割り込み
チャネル
拡張スロット 標準で割り当てられた機能
0 インターバルタイマ
1 キーボード
2 汎用(拡張カード用)
3 シリアルポート(COM2)
4 シリアルポート(COM1)
5 汎用(拡張カード用)
6 フロッピーディスクコントローラ
7 パラレルポート
DMA
チャネル
拡張スロット 標準で割り当てられた機能
0 DRAMリフレッシュ
1 汎用(拡張カード用)
2 フロッピーディスクコントローラ
3 ハードディスクコントローラ

関連項目

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