プロジェクト‐ノート:化学/過去の議題/元素の族の表記について
元素の族の表記について
[編集]現在、[[第n族の元素]]、[[第n族元素]]および通称([[ホウ素族]]など)と複数の表記が混在しています。これらの表記の統一を提案いたします。
- 第1族の元素† -> アルカリ金属 (第1族元素が別にあり)
- 第2族の元素† -> 第2族元素 <- アルカリ土類金属†
- 第3族の元素† -> 第3族元素
- 第4族の元素† -> 第4族元素
- 第5族の元素† -> バナジウム族元素 (第5族元素)
- 第6族の元素† -> クロム族元素 (第6族元素)
- 第7族の元素† -> マンガン族元素 (第7族元素)
- 第8族の元素† (第8族元素)
- 第9族の元素† (第9族元素)
- 第10族の元素† (第10族元素)
- 第11族の元素† (第11族元素)
- 第12族の元素† -> 第12族元素 <- 亜鉛族†、亜鉛族元素†
- 第13族の元素† -> ホウ素族 (第13族元素)
- 第14族の元素† -> 炭素族元素 <- 炭素族† (第14族元素)
- 第15族の元素† -> 窒素族元素 <- 窒素族† (第15族元素)
- 第16族の元素† -> カルコゲン (第16族元素)
- 第17族の元素† -> ハロゲン <- ハロゲン元素†(第17族元素)
- 第18族の元素† -> 希ガス <- 希ガス元素†、18族元素†、稀ガス†、不活性ガス†(第18族元素)
僕の案は次のようなものです。
- [[第n族元素]]を正式な項目とする
- [[第n族の元素]]は使用しない([[第n族元素]]へのリダイレクト化もしくは削除)
- 通称で項目が立っているものは[[第n族元素]]へ移動の上リダイレクト化。項目内で通称について説明する。ただしアルカリ金属については第1族元素へ統合した上でリダイレクト化
皆様の意見をお待ちしています。--端くれの錬金術師 2005年11月23日 (水) 12:32 (UTC)
- †のついたリンクはリダイレクトでした。また、移動すると自動的に元のリンクはリダイレクト化するので
- アルカリ金属(統合)→第1族元素
- バナジウム族元素(移動)→第5族元素
- クロム族元素(移動)→第6族元素
- マンガン族元素(移動)→第7族元素
- ホウ素族(移動)→第13族元素
- 炭素族元素(移動)→第14族元素
- 窒素族元素(移動)→第15族元素
- カルコゲン(移動)→第16族元素
- ハロゲン(移動)→第17族元素
- 希ガス(移動)→第18族元素
- を実施したいということだと理解します。なので各記事に対して統合提案か記事名変更提案をすればよいかと考えます。理由としては
- (アルカリ金属)水素はアルカリ金属に属さず、アルカリ金属⊂第1族元素の為
- (バナジウム族元素)バナジウム族元素は現在において俗称扱いの為
- (クロム族元素)クロム族元素は現在において俗称扱いの為
- (マンガン族元素)マンガン族元素は現在において俗称扱いの為
- (ホウ素族)ホウ素族は現在において俗称扱いの為
- (窒素族元素)窒素族元素は現在において俗称扱いの為
- (カルコゲン)原義のカルコゲンは酸素を含まず、現在において俗称扱いの為
- で十分だと考えます。ハロゲンと希ガスは知名度が高いので理由付けは難しいですが、上記と同時に提案すれば異論は出ないようにも考えます。あら金 2005年11月23日 (水) 15:45 (UTC)
- ご意見ありがとうございます。各記事に対して提案をしたいと思います。また、第8族元素から第11族元素までも執筆していただいたようで、こちらにもお礼申し上げます。--端くれの錬金術師 2005年11月23日 (水) 16:40 (UTC)
- 化学のことはよく知らないのですが、広く使われる用語は大切にしたほうがよいと考えます。第xx族元素に横並びにそろえたほうが形式的には美しいとは思います。ただ、ハロゲンと第17族元素であればハロゲンを記事本体にしてほしいですね。私が義務教育で化学を習ったときはアルカリ金属、アルカリ土類金属、ハロゲン、希ガスは当たり前のように使っていた記憶があります。学術的に正しくない呼び名だというのなら第xx族元素とするしかないのでしょうが。---Redattore 2005年11月23日 (水) 18:19 (UTC)
- ある程度の定義上の配慮は必要かもしれません。たとえば、
- '第18族元素'(だいじゅうはちぞくげんそ、Group 18 elementals)即ち希ガス(きがす、rare gas)は周期表の第18族に属する元素で最外殻電子は閉殻構造を...
- という書き方であれば両立すると考えますが?あら金 2005年11月23日 (水) 23:50 (UTC)
- あら金さんが示されているように定義文内でハロゲン、希ガスについては説明するつもりです。
- また、アルカリ金属・アルカリ土類金属については、第1族元素・第2族元素の項目内にそれについての節を設ける予定です。アルカリ金属⊂第1族元素、アルカリ土類金属⊂第2族元素であるため、ハロゲン等と同様に定義文内に示すのは適当でないと考えています。--端くれの錬金術師 2005年11月24日 (木) 15:45 (UTC)
- ハロゲンや希ガスの本文中には、何度もハロゲン、希ガスという単語が出てきます。しかし、第xx族元素という言い回しは出てきません。ハロゲンや希ガスという呼び方がそれだけ定着しているという理解ではいけないのでしょうか。文中のハロゲンをすべて第17族元素と置き換えると、言い回しが不自然に感じられるのですが。希ガスを第18族元素と言われても性質がピンと着ません。希ガスなら不活性な気体なのだなと分かります。私の主張は、私個人の語感に寄りかかったものにすぎませんから、第xx族元素の方が良いという積極的な理由があれば反対しません。---Redattore 2005年11月24日 (木) 16:31 (UTC)
- 「第xx族元素という言い回しは出てきません」については私の編集の場合は移動前なので記事の体裁を考慮して変更を保留しています。移動すれば言い回しは文脈に応じて変更すべきです。また文脈によっては「ハロゲン何がし」という語を残す必要がある場所もあるでしょう。正式という観点ではIUPACでは、希ガスやハロゲンなどは慣用名扱いであり、「第xx族元素」の方を使うことを推奨しています。推奨というのはそれ以外の語の使用を禁止はしていないという意味です。あら金 2005年11月24日 (木) 17:19 (UTC)
- 化学辞典などがあればIUPACの「推奨」が化学者にとってどのような意味を持つのか理解しやすいのでしょうが、手元にありません。あら金さんのご説明で了解しました。
- 日本語を含めて10万項目以上を有する他国語版のウィキペディアを調べてみました。ハロゲン、希ガスともドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、オランダ語,スウェーデン語では、ハロゲン(に相当する語)、貴ガス(に相当する語)で記事が書かれていました。ポーランド語については辞書もなくはっきりしませんが、第xx族ではありません。ほとんどの場合、定義部で第xx族であると書かれてはいましたが、本文中ではハロゲン、貴ガスで通っています。化学の問題を考えるのに外国語の表記から入るのは間違っているような気もしますが、ご参考までに。----Redattore 2005年11月24日 (木) 17:54 (UTC)
- 化学辞典(Chemical Dictionary)であればハロゲンも第17族元素も、希ガスも貴ガスも第18族元素もいずれも正しい学術語なので、それぞれ項目を立てることになると考えます。一方、百科辞典どのような言葉があるかを提示することが目的なのではなく事柄の解説を提示するのが目的と考えています。したがって用語として正しい、正しくないとか他の言語の多数決をとっても結論が出ないと考えます(今回のケースは、とりあえず、みんな正しいからです)したがって、上位概念や他の記事との関連でどの正しい用語を表題に選択するのが適当かということだと考えます。あら金 2005年11月25日 (金) 15:45 (UTC)
- 今回のご説明であら金さんの方針が少し伝わってきました。事柄の解説が重要で、同意語の一覧は簡単な説明があればよいというのは賛成です。記事の項目名ではなく本文が重要なのはその通りだと思います。上位概念や他の記事との関連というところはよく分かりませんでした。勝手に想像してみると、「元素の族の上位概念は周期表である、したがって、周期がはっきり分かる第xx族ごとに記事があると都合がよい」ということでしょうか。他の記事との関連については「マンガン族元素は特に互いに性質が似ているともいえない。したがって第7族元素の方が好ましい。このように第xx族と書いた方が適切な記事が18個の族のうち多数を占める。したがってハロゲンや希ガスも第xx族元素にする」ということでしょうか。このような理解で正しいですか。---Redattore 2005年11月25日 (金) 19:33 (UTC)
確かに1~16族と比べて、ハロゲンと希ガスは使う頻度が抜群に高いですね。例えば、「ハロゲン化物」とはいいますが、「第17族元素化物」と言う人はあったことがないです。
私としては、リダイレクトさえ張っておけば冒頭定義に「慣用的にはハロゲン(希ガス)とも言う」と明記しておけば第17(18)族元素としても問題はないと思います。ただ、このような学術用語と慣用語というのは人によってかなり受け止め方が違うでしょうから、無理に学術用語にせず慣用名で通すという選択肢もありだと思います(ノート:マッカのようにはならないで欲しいなー、と)。eno 2005年11月25日 (金) 12:49 (UTC)
- ハロゲンも第17族元素もどちらも学術語としては正しいです。たた、IUPACは第17族元素のほうを推奨しているというだけです。周期表の記事があり、そのサブ記事という位置づけであれば第17族元素の方が適当と考えます。ただし、第17族元素とハロゲン元素で2重化するのは意味が無いので統合されていることは必要です。説明も周期表を軸とした説明になるでしょうから表題は「第17族元素」でいいではないの?というのが私の考えです。あら金 2005年11月25日 (金) 15:28 (UTC)
提案者です。今回の提案はあくまでも周期表を基とした記事名の表記の統一です。アルカリ金属と第5族元素とハロゲンが同列にあるよりは、第1族元素、第2族元素・・・第18族元素となっているほうが、Wikipediaを利用する人にとってはわかりやすいのではないか、というのが理由です。IUPACが推奨している呼称だというのも一つの理由ですが、こちらはあまり重視していません。
また、本文中でハロゲンや希ガスを使うのは何ら問題はないと思います。むしろこれらのほうが適切な場合も多いです。このような場合でも移動によってハロゲンから第17族元素へのリダイレクトが設定されるので、特に問題はないと思います。
第n周期の元素から第n周期元素への移動も同時に行いたいと考えています。こちらも記事名の統一を目的としたものです。
--[[第1族の元素]]や[[第2族の元素]]から[[アルカリ金属]]や[[アルカリ土類金属]]に飛ばされてしまうのが許せない端くれの錬金術師 2005年11月26日 (土) 16:36 (UTC)
- 現状で特に反対意見はないようなのですが、移動してもよろしいでしょうか。とりあえずあと1日待ってみます。--端くれの錬金術師 2005年11月30日 (水) 16:02 (UTC)
- あのぅ、一応私は第xx族については弱く反対しております。私としては記事名の表記の統一より慣用的に使われている用語を記事名に欲しいからです。ただ、これまでの議論から移動に反対しているのは私だけのようですし、記事名でもめても得るものはありません。端くれの錬金術師さんが移動処理を進めても妨害するつもりはありません。実際、電気陰性度を昨日触りましたが、今回の移動を前提としたリンクにしてあります。---Redattore 2005年11月30日 (水) 19:33 (UTC)
- お返事が遅くなってしまって申し訳ありません。Redattoreさんの意見にうなづける点も多いのですが、表記の差異についてはリダイレクトで吸収できると考えております。「ハロゲン」で検索したところ「第17族元素」へ飛ばされてしまった。しかしその中でハロゲンについて説明されている、という状態ならば大きな問題にはならないと思います。実際の作業は日曜日に行う予定です。--端くれの錬金術師 2005年12月2日 (金) 17:13 (UTC)
- 移動作業も実施されたようなので審議をCloseとします。あら金 2005年12月4日 (日) 10:20 (UTC)
- 移動作業を終了しました。二重リダイレクトの回避等も行いましたが、作業漏れがあるかもしれません。見つけた方は修正お願いします。--端くれの錬金術師 2005年12月4日 (日) 10:30 (UTC)