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Various Artists

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Various artistsから転送)

Various Artistsは、日本語ではヴァリアス・アーティスツヴァリアス・アーティストV.A.などとも表記される英語の語句で、「様々なアーティストたち」を意味する表現。特に、アルバムなど音楽ソフトにおいて、多数のパフォーマーの作品を収録している場合などに用いられる。

この表現は、単に「様々なアーティストたち」によるパフォーマンスが収録されていることしか意味しないので、収録された音源の未発表/既発表といった区別とは関係がない。「編集アルバム」という意味に由来する「コンピレーション・アルバム」が、狭義では既発表音源を集めたものと理解され[1]、多数のアーティストたちが新たに録音した未発表音源を集めたものについてはあまり用いられないのに対して、Various Artists はいずれの場合にも用いることがある表現である。

Various Artists 名義のシングル

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多数のアーティストたちが共同でパフォーマンスする楽曲の場合、その名義を列挙するような例(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングアンダーソン・ブルーフォード・ウェイクマン・ハウなど)もあれば、その企画のための独自の名義を設ける例(「Do They Know It's Christmas?」におけるバンド・エイド、「ウィ・アー・ザ・ワールド」におけるUSAフォー・アフリカなど)もあるが、単一の楽曲、シングルであっても Various Artists 名義が用いられることがある。Billboard Hot 100 のチャートでは、これまでに4曲が Various Artists 名義でチャート入りを果たしている[2]

脚注

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  1. ^ 米田浩子 (1998年6月13日). “聴きたい曲だけ、お好みCD コンピレーション盤が人気 12万枚のヒットも”. 読売新聞・大阪夕刊: p. 9. "ラジオや雑誌が、レコード会社とタイアップしてコンピレーション(編集)CDを出す動きが活発だ。メディア側はステーションイメージをPRでき、提携するレコード会社は電波や誌上での告知メリットに注目する。 ... コンピレーションアルバムとは、あるテーマのもとに、発表済みの曲を編集し直したもの。各レコード会社が手持ちの音源の有効利用も狙って、ここ五、六年、力を入れている。"  - ヨミダス歴史館にて閲覧
  2. ^ Various Artists Chart History”. Billboard. 2019年1月11日閲覧。
  3. ^ Various – Freedom (Theme From Panther) - Discogs
  4. ^ Freedom (From "Panther")”. Billboard. 2019年1月11日閲覧。
  5. ^ ESPN Presents The Jock Jam”. Billboard. 2019年1月11日閲覧。
  6. ^ One Heart At A Time”. Billboard. 2019年1月11日閲覧。
  7. ^ Across The Universe”. Billboard. 2019年1月11日閲覧。

関連項目

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