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ザ・ディリンジャー・エスケイプ・プラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
The Dillinger Escape Planから転送)
ザ・ディリンジャー・エスケイプ・プラン
The Dillinger Escape Plan
ザ・ディリンジャー・エスケイプ・プラン(2014年)
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニュージャージー州モリス
ジャンル メタルコアマスコアエクスペリメンタル・ロックプログレッシブ・メタルグラインドコア(初期)
活動期間 1997年 - 2017年
2023年 -
レーベル シーズン・オブ・ミスト
リラプス・レコード
共同作業者 コヒード・アンド・カンブリア
マイク・パットン
公式サイト www.myspace.com/dillingerescapeplan
メンバー ベン・ワインマン
ディミトリ・ミナカキス
リアム・ウィルソン
ジェイムス・ラヴ
ビリー・ライマー
旧メンバー グレッグ・プチアート
クリス・ペニー
ジョン・フルトン
ジェフ・ウッド
ブライアン・ベノワ
ジェフ・タトル
アダム・ドール
デレク・ブラントリー
ギル・シャロン
ケビン・アントレシアン
2008年ブダペストにて

ザ・ディリンジャー・エスケイプ・プラン[1]The Dillinger Escape Plan)は、アメリカニュージャージー州モリスで1997年に結成されたハードコアバンドボストンコンヴァージ等と共に現在のハードコア・シーンを牽引する存在として知られる。バンド名はアメリカの有名な銀行強盗ジョン・デリンジャーに由来する(Dillinger Escape Plan = デリンジャーの逃亡計画)。

初期は一般的なハードコアを演奏していたが、次第にジャズフュージョンエレクトロニカ等の要素を取り入れ、高度な技術をもって、展開の激しいマスコアを演奏するようになる。その前衛的な音楽性はハードコアファン以外からも注目を集めていた。2017年解散。2023年、デビューアルバム『カルキュレイティング・インフィニティー』25周年を記念し再結成。

メンバー

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現メンバー

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オリジナルメンバー。前身バンドArcaneのメンバー。ナイン・インチ・ネイルズシステム・オブ・ア・ダウンのステージに飛び入りすることがある。2011年、マストドンのブレント・ヒンズ、元ジェーンズ・アディクションのエリック・アベリー、元マーズ・ヴォルタのトーマス・プリジェンらとスーパーグループ、ジラフ・タング・オーケストラを立ち上げた。

オリジナル・メンバー。前身バンドArcaneのメンバー。ニュージャージー出身のギリシャ系移民。デザイナーの仕事に専念するため2001年に脱退した。『アイア・ワークス』のオープニングトラック「Fix Your Face」にゲスト・ボーカルで参加したほか、いくつかのアルバムのデザイン・アートワークも担当した。2023年の再結成時よりバンドに復帰。
  • リアム・ウィルソン (Liam Wilson) - ベース (2000年-2017年、2023年-)
  • ビリー・ライマー (Billy Rymer) - ドラム (2008年-2017年、2023年-)
サイドプロジェクトにNK(以前は「North Korea」というバンド名で活動していたが後に「NK」へと改名)がある[2]
  • ジェイムス・ラヴ (James Love) - ギター (2004年-2006年、2012年-2015年、2024年-)

旧メンバー

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  • グレッグ・プチアート (Greg Puciato) - ボーカル (2001年-2017年)
元々はファンだった。激しいシャウトだけでなくクリーンヴォイスもこなす。ソウルフライのアルバム等、ゲスト参加も多い。2017年の解散時までバンドに在籍。
オリジナル・メンバー。前身バンドArcaneのメンバー。現在はコヒード・アンド・カンブリアのメンバー。モダン・ドラマー・フェスティバル2010に出演した。
  • ジョン・フルトン (John Fulton) - ギター (1997年-1999年)
  • ジェフ・ウッド (Jeff Wood) - ベース (1999年-2000年)
  • ブライアン・ベノワ (Brian Benoit) - ギター (1999年-2005年)
  • ジェフ・タトル (Jeff Tuttle) - ギター、バッキング・ボーカル (2006年-2012年)
  • アダム・ドール (Adam Doll) - ベース (1997-1999) エレクトロニカ (2001年-2002年) ※オリジナル・メンバー
  • デレク・ブラントリー (Derek Brantley) - ギター (1997年) ※オリジナル・メンバー
  • ギル・シャロン (Gil Sharone) - ドラム、パーカッション (2007年-2009年)
  • ケビン・アントレシアン (Kevin Antreassian) - ギター (2015年-2017年)

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • 『カルキュレイティング・インフィニティー』 - Calculating Infinity (1999年)
  • 『ミス・マシーン』 - Miss Machine (2004年)
  • 『アイア・ワークス』 - Ire Works (2007年)
  • 『オプション・パラリシス』 - Option Paralysis (2010年)
  • 『ワン・オヴ・アス・イズ・ザ・キラー』 - One of Us Is the Killer (2013年)
  • 『ディソシエーション』 - Dissociation (2016年)

EP

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  • The Dillinger Escape Plan (1997年)
  • 『アンダー・ザ・ランニング・ボード』 - Under The Running Board (1998年)
  • Irony Is A Dead Scene (2002年) ※ボーカル不在の中、前作に伴うツアーも共に行ったミスター・バングルのボーカル、マイク・パットンを迎えて制作された4曲入りEP。エイフェックス・ツインの「Come To Daddy」のカバーを収録。
  • Plagiarism (2006年)
  • Instrumentalist (2017年)

脚注

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  1. ^ ザ・デリンジャー・エスケイプ・プラン」の表記もある。
  2. ^ http://www.ryansrockshow.com/php2/news/5351-north-korea-envy-on-the-coast-dillinger-debut-master-plan-b-track.html

外部リンク

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