CONTAX TVS DIGITAL
表示
(TVS DIGITALから転送)
CONTAX TVS DIGITAL(コンタックス TVS デジタル)は、2003年(平成15年)2月27日に京セラから発売されたコンタックスブランドのデジタルカメラ。
概要
[編集]カール・ツァイス社製光学3倍ズームレンズを搭載した高級コンパクトデジタルカメラで、高級コンパクトカメラコンタックスTシリーズのデジタル版にあたる。ボディ外装にチタン合金を採用し、レリーズボタンには人工多結晶サファイアを使用するなど、質感や触感にまでこだわっている。
遅くとも2005年までには、カメラ業界において「圧倒的な人気」であると認識されていた[1]。
略歴
[編集]- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)
- 2月6日 - 発表。
- 2月27日 - シルバーモデル発売。当初の発売予定日は2月20日であったが、部品調達の問題から1週間延期された。
- 4月下旬 - チタンブラックモデル発売。
- 2004年(平成16年)
- 12月 - 生産完了。
- 2005年(平成17年)
- 3月18日 - ファームウェアのアップデートがインターネットでダウンロード出来るようになった(それまではサービスステーションに持ち込む必要があった)。
- 9月 - 京セラによるコンタックス事業終了。
- 10月18日 - 一部製品でのCCD不具合と保証期間延長・無償修理を発表[4]。
- 2009年(平成21年)12月(予定) - 補修サービス期限。
主な仕様
[編集]- 撮像素子
- 有効画素数:500万画素(総画素数 525万画素)
- サイズ及び形式:1/1.8" 原色CCD
- レンズ
- 大きさ:112mm x 60mm x 33mm
- 重さ:約210g(本体のみ)
- ボディ・カラー:シルバー、チタンブラック
- 標準価格:
- シルバー:128,000円(税抜き)
- チタンブラック:138,000円(税抜き)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 豊田慶記「写真業界 温故知新 第3回:藤森幹二さん・野口智弘さん(元リコー商品企画)」『デジカメWatch』2019年10月1日。
- ^ ASCII. “ドイツのケルン・メッセで行なわれた“フォトキナ2002”をフォトレポート (1/4)”. ASCII.jp. 2024年6月1日閲覧。
- ^ 国内初展示
- ^ 京セラ | お客様へのお知らせ | S5R、S5、S3L、TVS DIGITALをご愛用のお客様へお詫びとお知らせ(CCD故障に伴う保証期間延長の件)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- CONTAX TVS DIGITAL カタログ - pdf
- KYOCERA | カメラ・デジタルカメラ - サポートなどの案内