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華語文能力測験

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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華語文能力測験(かごぶんのうりょくそくけん、正体字: 華語文能力測驗拼音: Huáyǔwén Nénglì Cèyàn)は中華民国台湾教育部が実施する中国語を母語としないものを対象とした中国語検定試験。略称はTOCFL(Test of Chinese as a Foreign Language)。国家華語測験推動工作委員会(Steering Committee for the Test Of Proficiency-Huayu; SC-TOP) が実施している。中華民国(台湾)政府が実施する奨学金申請時や台湾内の高等教育機関に留学する場合に中国語能力評価の資料として要求されることがある。

試験日と試験会場

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中華民国(台湾)では5月11月の第1土曜日に定期試験が行われるほか、随時団体試験が行われている。試験会場は中華民国(台湾)や日本を含め世界で開催されている。

試験内容

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2012年以降の区分

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2012年1月より、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)を参考にして[1]以下のような区分に改訂された[2][3]。Level 6は2013/12/14開催回より聴力・読解分野で公開。準備級は日本では受験できない。

名称 英語名 バンド レベル 語彙数[4] 学習時間の目安
(台湾で学習した場合)[4]
対応するHSK[5] 対応する中国語検定[5]
準備級一級 Novice Novice 1 150 30 - 120時間
準備級二級 Novice 2 300
入門級 (A1) なし A Level 1 500 120 - 240時間 3級以下 準4級
基礎級 (A2) Beginner Level 2 1000 240 - 360時間 3・4級 3・4級
進階級 (B1) Learner B Level 3 2500 360 - 480時間 5・6級 2・3級
高階級 (B2) Superior Level 4 5000 480~960時間 6級以上 準1級・2級
流利級 (C1) Master C Level 5 8000 960~1920時間 なし 1級
精通級 (C2) Master Level 6 1920時間以上

2003年 - 2011年の区分

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入門・初等(1・2級)・中等(3・4級)・高等(5 - 7級)に分けて実施される。初等試験以上は点数に応じてさらに級により細分化される。すべて多肢選択式マークシートによる回答となる。委員会によれば初等1級は漢語水平考試(HSK)初等4級に高等7級はHSK高等10級に相当するとしていた。

語彙リスト

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2012年以降の区分

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公式サイトにて語彙リストが『華語八千詞(8000 Chinese Words)』の名称で配布されている[6]

2003年~2011年の区分

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 試験案内 - PDFファイル
  2. ^ 華語文能力測驗預試
  3. ^ 華語文能力測驗 免費下載試題
  4. ^ a b 國家華語測驗推動工作委員會
  5. ^ a b 台湾中国語検定 華語検定(TOCFL)公式サイト【台湾政府認定資格】
  6. ^ Download - Steering Committee for the Test Of Proficiency-Huayu (SC-TOP)

外部リンク

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