TNA世界タッグチーム王座
表示
(TNA世界タッグ王座から転送)
TNA世界タッグチーム王座 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
詳細 | |||||||||
現王者 | エース・オースティン & クリス・ベイ | ||||||||
獲得日 | 2024年7月20日 | ||||||||
管理団体 | TNA | ||||||||
創立 | 2007年5月15日 | ||||||||
過去の名称 | インパクト世界タッグチーム王座 | ||||||||
|
TNA世界タッグチーム王座(TNA World Tag Team Championship)は、TNAが管理、認定している王座。
歴史
[編集]TNAは設立当初、独自のヘビー級王座とタッグ王座を創設せず、歴史と知名度があるNWAと業務提携を結び、NWA世界ヘビー級王座とNWA世界タッグ王座を管理していた。これにより、NWAの知名度を利用してTNAは知名度を一気に向上させていった。
2007年5月13日、PPV「Sacrifice」を前にNWAとの業務提携が終了により、クリスチャン・ケイジが保持しているNWA世界ヘビー級王座、ブラザー・レイ&ブラザー・ディーボンが保持しているNWA世界タッグ王座の剥奪を発表。これに対してTNAは5月14日まではクリスチャンならびにレイ&ディーボンが王者であるとの認識を示すと同時に、TNAが独自の王座を作成することをテレビ番組「TNA Impact」で明らかにした。5月15日、TNA公式サイトで「TNAヘビー級王座」ならびに「TNAタッグ王座」の詳細を発表。直後にPWI(Professional Wrestling Illustrated)で、これが世界王座に値するとの見解が示された。これをもってTNAは王座名を変更してTNA世界ヘビー級王座とTNA世界タッグ王座を創設。
2017年3月2日、団体名をインパクト・レスリングに改称したため、王座名をインパクト世界タッグ王座に変更。
2024年1月1日、団体名をTNAに戻したため、王座名をTNA世界タッグ王座に戻した。
歴代王者
[編集]歴代 | タッグチーム | 戴冠回数 | 獲得日付 | 獲得場所 |
---|---|---|---|---|
初代 | チーム3D (ブラザー・レイ & ブラザー・ディーボン)[1] |
1 | 2007年5月13日 | フロリダ州オーランド |
第2代 | サモア・ジョー[2] | 1 | 2007年7月13日 | フロリダ州オーランド |
第3代 | カート・アングル[3] | 1 | 2007年8月12日 | フロリダ州オーランド |
第4代 | スティング[4] & カート・アングル | 1 | 2007年8月27日 | フロリダ州オーランド |
第5代 | ロン・キリングス & コンシクエンス・クリード | 1 | 2007年9月9日 | フロリダ州オーランド |
第6代 | AJスタイルズ & トムコ | 1 | 2007年10月14日 | ジョージア州アトランタ |
第7代 | スーパー・エリック & カズ | 1 | 2008年4月15日 | フロリダ州オーランド |
2008年4月15日剥奪 | ||||
第8代 | ホミサイド & ヘルナンデス | 1 | 2008年5月11日 | フロリダ州オーランド |
第9代 | ビアマネー・インク (ジェームズ・ストーム & ボビー・ルード) |
1 | 2008年8月10日 | ニュージャージー州トレントン |
第10代 | ジェイ・リーサル & コンシクエンス・クリード | 1 | 2008年12月16日 | フロリダ州オーランド |
第11代 | ビアマネー・インク (ジェームズ・ストーム & ボビー・ルード) |
2 | 2009年1月11日 | ノースカロライナ州シャーロット |
第12代 | チーム3D (ブラザー・レイ & ブラザー・ディーボン) |
2 | 2009年4月19日 | ペンシルベニア州フィラデルフィア |
第13代 | ビアマネー・インク (ジェームズ・ストーム & ボビー・ルード) |
3 | 2009年6月21日 | ミシガン州オーバーンヒルズ |
第14代 | ブッカーT & スコット・スタイナー | 1 | 2009年7月19日 | フロリダ州オーランド |
第15代 | ブリティッシュ・インヴェイジョン (ブルータス・マグナス & ダグラス・ウィリアムス) |
1 | 2009年10月18日 | カリフォルニア州アーバイン |
第16代 | ヘルナンデス & マット・モーガン | 1 | 2010年1月17日 | フロリダ州オーランド |
第17代 | ケビン・ナッシュ & スコット・ホール | 1 | 2010年5月4日 | フロリダ州オーランド |
2010年6月14日剥奪 | ||||
第18代 | モーターシティ・マシンガンズ (クリス・セイビン & アレックス・シェリー) |
1 | 2010年7月11日 | フロリダ州オーランド |
第19代 | ビアマネー・インク (ジェームズ・ストーム & ボビー・ルード) |
4 | 2011年1月9日 | フロリダ州オーランド |
第20代 | メキシカン・アメリカ (ヘルナンデス & アナーキア) |
1 | 2011年8月9日 | フロリダ州オーランド |
第21代 | マット・モーガン & クリムゾン | 1 | 2011年11月14日 | フロリダ州オーランド |
第22代 | サモア・ジョー & マグナス | 1 | 2012年2月12日 | フロリダ州オーランド |
第23代 | バッド・インフルエンス (クリストファー・ダニエルズ & カザリアン) |
1 | 2012年5月13日 | フロリダ州オーランド |
第24代 | カート・アングル & AJスタイルズ | 1 | 2012年6月10日 | テキサス州アーリントン |
第25代 | バッド・インフルエンス (クリストファー・ダニエルズ & カザリアン) |
2 | 2012年6月28日 | フロリダ州オーランド |
第26代 | チャボ・ゲレロ・ジュニア & ヘルナンデス | 1 | 2012年10月14日 | アリゾナ州フェニックス |
第27代 | ボビー・ルード & オースチン・エリーズ | 1 | 2013年1月25日 | イギリス・マンチェスター |
第28代 | チャボ・ゲレロ・ジュニア & ヘルナンデス | 2 | 2013年4月11日 | テキサス州コーパスクリスティ |
第29代 | ジェームズ・ストーム & ガンナー | 1 | 2013年6月2日 | マサチューセッツ州ボストン |
第30代 | ロビーE & ジェシー・ゴッダーズ | 1 | 2013年10月20日 | カリフォルニア州サンディエゴ |
第31代 | ザ・ウルブス (エディ・エドワーズ & デイビー・リチャーズ) |
1 | 2014年2月13日 | ウェストバージニア州モーガンタウン |
第32代 | ロビーE & ジェシー・ゴッダーズ | 2 | 2014年3月2日 | 両国国技館 |
第33代 | ザ・ウルブス (エディ・エドワーズ & デイビー・リチャーズ) |
2 | 2014年4月27日 | フロリダ州オーランド |
第34代 | アビス & ジェームズ・ストーム | 1 | 2014年9月19日 | ペンシルベニア州ベスレヘム |
第35代 | ザ・ウルブス (エディ・エドワーズ & デイビー・リチャーズ) |
3 | 2015年1月30日 | イギリス・マンチェスター |
2015年3月13日返上 | ||||
第36代 | ブロークン・ハーディーズ (マット・ハーディー & ジェフ・ハーディー) |
1 | 2015年3月16日 | フロリダ州オーランド |
2015年5月8日返上 | ||||
第37代 | ザ・ウルブス (エディ・エドワーズ & デイビー・リチャーズ) |
4 | 2015年6月25日 | フロリダ州オーランド |
第38代 | ブライアン・マイヤーズ & トレバー・リー | 1 | 2015年7月28日 | フロリダ州オーランド |
第39代 | ザ・ウルブス (エディ・エドワーズ & デイビー・リチャーズ) |
5 | 2015年7月29日 | フロリダ州オーランド |
第40代 | ビアマネー・インク (ジェームズ・ストーム & ボビー・ルード) |
5 | 2016年1月31日 | イギリス・バーミンガム |
第41代 | アビス & クレイジー・スティーブ | 1 | 2016年3月19日 | フロリダ州オーランド |
第42代 | ブロークン・ハーディーズ (マット・ハーディー & ジェフ・ハーディー) |
2 | 2016年10月2日 | フロリダ州オーランド |
2017年3月4日返上 | ||||
第43代 | LAX (マイク・ドレイジック & アンヘル・オルティス) |
1 | 2017年3月5日 | フロリダ州オーランド |
第44代 | oVe (デイブ・クリスト & ジェイク・クリスト) |
1 | 2017年8月20日 | フロリダ州オーランド |
第45代 | LAX (マイク・ドレイジック & アンヘル・オルティス) |
2 | 2017年11月9日 | フロリダ州オーランド |
第46代 | スコット・スタイナー & イーライ・ドレイク | 1 | 2018年4月22日 | フロリダ州オーランド |
第47代 | DJZ & アンドリュー・エベレット | 1 | 2018年4月24日 | フロリダ州オーランド |
第48代 | LAX (マイク・ドレイジック & アンヘル・オルティス) |
3 | 2018年4月26日 | フロリダ州オーランド |
第49代 | ルチャ・ブラザーズ (ペンタゴン・ジュニア & フェニックス) |
1 | 2019年1月12日 | メキシコ・メキシコシティ |
第50代 | LAX (マイク・ドレイジック & アンヘル・オルティス) |
4 | 2019年4月28日 | カナダ・オンタリオ州トロント |
第51代 | ザ・ノース (ジョシュ・アレキサンダー & イーサン・ペイジ) |
1 | 2019年7月5日 | テキサス州サンアントニオ |
第52代 | モーターシティ・マシンガンズ (クリス・セイビン & アレックス・シェリー) |
2 | 2020年7月19日 | テネシー州ナッシュビル |
第53代 | ザ・ノース (ジョシュ・アレキサンダー & イーサン・ペイジ) |
2 | 2020年10月24日 | テネシー州ナッシュビル |
第54代 | グッド・ブラザーズ (カール・アンダーソン & ルーク・ギャローズ) |
1 | 2020年11月14日 | テネシー州ナッシュビル |
第55代 | フィン・ジュース (デビッド・フィンレー & ジュース・ロビンソン) |
1 | 2021年3月13日 | テネシー州ナッシュビル |
第56代 | ライノ & ジョー・ドーリング | 1 | 2021年5月20日 | テネシー州ナッシュビル |
第57代 | グッド・ブラザーズ (カール・アンダーソン & ルーク・ギャローズ) |
2 | 2021年7月17日 | テネシー州ナッシュビル |
第58代 | エリック・ヤング & ジョー・ドーリング | 1 | 2022年3月5日 | ケンタッキー州ルイビル |
第59代 | ブリスコ・ブラザーズ (ジェイ・ブリスコ & マーク・ブリスコ) |
1 | 2022年5月7日 | ケンタッキー州ニューポート |
第60代 | グッド・ブラザーズ (カール・アンダーソン & ルーク・ギャローズ) |
3 | 2022年6月19日 | テネシー州ナッシュビル |
第61代 | マイケル・ベネット & マット・ターバン | 1 | 2022年8月26日 | テキサス州ダラス |
第62代 | ライノ & ヒース・スレイター | 1 | 2022年10月8日 | ニューヨーク州オールバニ |
第63代 | モーターシティ・マシンガンズ (クリス・セイビン & アレックス・シェリー) |
3 | 2022年12月9日 | フロリダ州ペンブロークパインズ |
第64代 | エース・オースティン & クリス・ベイ | 1 | 2023年2月25日 | ネバダ州ラスベガス |
第65代 | マーク・アンドリュース & フラッシュ・モーガン・ウェブスター | 1 | 2023年7月15日 | カナダ・オンタリオ州ウィンザー |
第66代 | トレイ・ミゲル & ザッカリー・ウェンツ | 1 | 2023年8月27日 | カナダ・オンタリオ州トロント |
第67代 | エース・オースティン & クリス・ベイ | 2 | 2023年10月21日 | イリノイ州シセロ |
第68代 | エディ・エドワーズ & ブライアン・マイヤーズ | 1 | 2024年3月8日 | カナダ・オンタリオ州ウィンザー |
第69代 | エース・オースティン & クリス・ベイ | 3 | 2024年7月20日 | カナダ・ケベック州モントリオール |
脚注
[編集]- ^ NWAとの業務提携が終了により、ブラザー・レイ&ブラザー・ディーボン組が保持していたNWA世界タッグ王座を剥奪。以後からレイ&ディーボン組を初代王者に認定。
- ^ サモア・ジョーがカート・アングルとタッグを組んでレイ&ディーボンが保持しているTNA世界タッグ王座、カートが保持しているTNA世界ヘビー級王座、ジョーが保持しているTNA Xディヴィジョン王座によるトリプルタイトルマッチが行われた。
- ^ カート&ジョーが保持しているTNA世界タッグ王座、カートが保持しているTNA世界ヘビー級王座、ジョーが保持しているTNA Xディヴィジョン王座によるトリプルタイトルマッチが行われた。
- ^ スティング、クリスチャン・ケイジ、AJスタイルズ、ジョーによるカートのパートナーを決める4WAYマッチが行われた。