コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

TEAM 2000

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TEAM2000から転送)

TEAM 2000(チーム・トゥーサウザンド)は、かつて新日本プロレスで活動していたヒールユニット

概要

[編集]

nWo JAPAN総帥だった蝶野正洋1998年IWGPヘビー級王座獲得後、首の負傷のため王座を返上し長期欠場に入る。しかしその間にナンバー2の位置にいた武藤敬司がnWoジャパンの実権を掌握、居場所を失った蝶野は1999年に、同期生で同じく長期欠場から復帰したAKIRAと共に新ユニットを結成。のちにドン・フライが加入、ユニット名をTEAM 2000としnWoジャパンと抗争を繰り広げる。

2000年に蝶野対武藤の頂上決戦で蝶野が勝利、nWoジャパンは消滅することになった。TEAM 2000は天山広吉小島聡ヒロ斎藤スコット・ノートンらnWoジャパンの残存勢力を吸収し、さらに後藤達俊小原道由の捨て犬コンビも加入し一大勢力を築き、以降は次々とメンバーを増殖しつつ本隊、G-EGGSBATTなどと抗争を展開する。

2002年1月を以って武藤、小島、ケンドー・カシンが新日本プロレスを退団したことで、同年2月1日にアントニオ猪木の裁定で蝶野が現場の最高責任者に就任する。同年8月11日に蝶野が同年のG1 CLIMAXで優勝した直後に高山善廣藤田和之といった外敵選手の脅威、さらに安田忠夫村上一成らが魔界倶楽部を結成したことで、新日本プロレスのリングを守るために蝶野や天山らも本隊と共闘する道を選びユニットは自然消滅した。

黒のジャンプスーツ、「We are TEAM 2000」と叫びながら両手の親指を立てながら人差し指と中指を前に差し出すポーズがトレードマークで、蝶野は当時「I am CHONO!TEAM 2000」と言いながらテレビに出演していた。

2012年8月26日、大阪・松下IMPホールで行われた藤波辰爾のデビュー40周年記念の大会で限定で復活、蝶野正洋、ヒロ斎藤、AKIRA組が藤波辰爾、長州力、初代タイガーマスク組と対戦。

2017年1月4日、「WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドームの」1分時間差バトルロイヤル 〜ニュージャパンランボー〜にヒロ、スコット・ノートンが参戦、翌「NEW YEAR DASH !!」では天山、小島、チーズバーガー、ヒロ、ノートン組がBULLET CLUB組と対戦。

2018年2月16日に後楽園ホールで開催された「プロレスリング・マスターズ」にTEAM 2000のメンバーが参戦した。蝶野はwith蝶野正洋としてセコンドとして参加した[1]

2018年5月23日に、東京ドームで開催されていた『ももいろクローバーZ 10th Anniversary The Diamond Four -in 桃響導夢-』に乱入[2]。タイトルに含まれる桃響導夢(トウキョウドーム)の文言が、新日本プロレスのイベント名に含まれる闘強導夢と酷似していたこともあり、蝶野正洋は「代表者を出せ」と挑発し、リーダーの百田夏菜子に詰め寄った[2]

その他

[編集]

メンバー

[編集]

提携メンバー

[編集]

その他に前述の草彅剛ユースケ・サンタマリア鈴木尚典三浦大輔中山雅史岡野雅行武蔵丸光洋千代大海龍二SEX MACHINEGUNSなど業界外にもメンバーがいる。これは、チームのモチーフであるnWoが取っていた手法(NBAのスター選手をnWoのメンバーに加入させる)を踏襲している。

脚注

[編集]