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TBS RADIO podcasting954

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TBS Podcastから転送)

TBS RADIO podcasting954(ティービーエスラジオ ポッドキャスティング954)とは、TBSラジオがかつて行っていたポッドキャスティングユーザー向けのラジオ放送、またその放送を録音配信するウェブサイトである。

2005年(平成17年)10月開始、2016年(平成28年)6月30日サービス終了。

当記事では、2016年(平成28年)7月以降のTBSラジオによるラジオクラウド、並びに2022年(令和4年)10月に本格的に6年ぶりに再会されたTBS Podcastによるポッドキャスト配信をはじめとした各種音声プラットフォーム向け配信の状況についても解説する。

概要

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iTunes(Apple Podcast)などの、ポッドキャスティングに対応したソフトウェアを使い、毎週更新される番組を聴くことができる。

番組の内容は、主にTBSラジオで放送されている番組のダイジェスト版だが、一部の番組ではポッドキャスティング用にオリジナルの内容を用意している。

2009年3月9日-13日の配信分からPodcastADによるコマーシャルが『JUNK』『JUNK ZERO』『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』『ロックばん外伝 高見沢俊彦スペシャル』『ともとものヤギさん、おいで〜♪』、2009年5月11日から追加して『瓜生明希葉 a piece of laughing』『キャナァーリ倶楽部~以心伝心~』のそれぞれの番組の冒頭に入るようになったが、次第に省略されることが多くなっていた(2010年9月時点)。

2010年12月1日から「ニュース・時事性が高いコンテンツ」は、配信日から1週間後に削除されることとなった[1]。この方針に関して、『小島慶子キラ☆キラ』内「3時台コラム」で上杉隆担当の火曜日のみが対象となり、木曜日担当の吉田豪は「自分のコラムが削除されないのは時事性が低いということか」[2]と指摘している。

2016年時点で、月間コンテンツダウンロード数5000万、ユニークブラウザ数300万というユーザを獲得し「世界有数のポッドキャスター」となっていたが、収益化の目処が立たずサービス継続が困難となったため、同年6月末でサービスを終了[3]。従来ポッドキャストで配信されていた各番組は、7月より開始したストリーミング配信型の新サービスTBSラジオクラウドに移行した。

過去に配信・更新をしていた番組

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☆はTBSラジオクラウドに引き継がれた番組

ア行

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カ行

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サ行

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タ〜ナ行

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ハ〜ワ行

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オリジナル番組

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2016年7月以降の動向

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この後しばらく、TBSラジオでのネットラジオサービスは原則として「ラジオクラウド」のみで提供していたが、『東京ポッド許可局』はその後も単独でポッドキャスト配信を継続しているほか、『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』は2017年11月から『爆笑問題のリトルカーボーイ』と題してポッドキャスト配信を再開(2019年11月で新規エピソード配信は一旦休止)。

TBSラジオ独自アプリとしての「TBSラジオクラウド」での配信は、スマホは2017年2月末、パソコン向けは2020年3月にそれぞれ廃止[6]され、他民放などとの共通サービスである「ラジオクラウド」へ統合。その後「TBSラジオクラウド」の廃止と入れ替わる形で、2018年4月放送開始の『アフター6ジャンクション』では、2020年4月よりSpotifyをはじめとする各種サービスを介して、部分的なポッドキャスト配信を開始(再開)した[7]。その後も『アフター6ジャンクション』に追随する形で、ラジオクラウドと並行して同じ内容をポッドキャストで配信する番組が相次いでいる。

2022年に入ると『たまむすび』『安住紳一郎の日曜天国』などpodcasting954時代に配信していた番組でも、ポッドキャスト向け配信を再開。同年10月25日付のプレスリリース[8]をもって、TBSラジオは局としてポッドキャスト配信を正式に6年ぶりに再開した。

ポッドキャスト配信再開後は『TBS Podcast』という名称で、Apple Podcast・ラジオクラウド・Spotify・Amazon Music・Google Podcastなどの各種音声プラットフォーム向けに音声コンテンツを配信している。

該当番組はこちらを参照。

かつて配信されていた番組

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2016年7月以降ポッドキャストとして配信されていた番組。ラジオクラウド単独配信分を除く。

脚注

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  1. ^ TBS RADIO podcasting954 お知らせ
  2. ^ 3時台コラム 2010年12月02日
  3. ^ “TBSラジオ、ポッドキャスト終了 10年超の歴史に幕 「収益化のめどが立たないため」”. ITmedia. (2016年6月6日). https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1606/06/news112.html 
  4. ^ a b 話題のアンテナ 日本全国8時ですを含む
  5. ^ “眞鍋かをり”のポッドキャスト Tokyo Local
  6. ^ TBSラジオクラウド公式サイト
  7. ^ TBSラジオ「アフター6ジャンクション」”. Spotify. 2020年4月9日閲覧。
  8. ^ TBSラジオの人気番組が、Podcast配信を開始します!”. 株式会社TBSラジオ (2022年10月25日). 2022年11月3日閲覧。

外部リンク

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