コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

波切敦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Switch (波切敦の漫画)から転送)
波切 敦
生誕 1985年????
日本長野県塩尻市
活動期間 2017年 -
ジャンル 少年漫画
受賞 第79回小学館新人コミック大賞佳作(『ガリバク合気』)
テンプレートを表示

波切 敦(なみきり あつし、1985年[1] - )は、日本漫画家[1]長野県塩尻市出身[1]。男性[1]。2022年より『週刊少年サンデー』(小学館)にて、『レッドブルー』を連載している[2]

来歴

[編集]

1985年長野県塩尻市で誕生[1]。人生で初めて読んだ漫画は『OH!MYコンブ』で[3]、子どものころは『ラストレジオン UX』と『ガチャフォース』のゲームを好み[4]、青春時代には星新一の作品を愛読して過ごす[5]町田・デザイン専門学校を卒業後[1]、『チャゲチャ』や『黒子のバスケ』や『ハイキュー!! 』のアシスタントを経験[6]。作品では体育館のシーンをよく任されていた[6]

2017年、『ガリバク合気』が第79回小学館新人コミック大賞で佳作を受賞[7]

2018年4月、『週刊少年サンデー』(小学館)にてバスケットボールを題材とした『switch』の連載を開始[8]。波切が中学校のころ、休み時間によくバスケットボールをしていたという過去があり、ほかのスポーツに比べてバスケットボールが上手にできたため、サッカーや野球ではなく、バスケットボールを題材とした同作を描くことに決めたという[6]。同作が波切の初の連載作品となる[7]

2022年1月12日発売の同誌7号より総合格闘技を題材とした『レッドブルー』の連載を開始[2]

人物

[編集]

心が温まる作品には『リアル・スティール』、『ギフテッド』、『チョコレートドーナツ』の映画を挙げている[9]。好きな映画または面白かった映画は『パシフィック・リム』と『ゲット・アウト[10]

人物の絵を描く際には前鋸筋に一番こだわっており[11]、「いつの間にか男優の筋肉を見ている時がある」と話している[12]

作品リスト

[編集]

連載

[編集]

読み切り

[編集]
  • 貫通(『週刊少年サンデー』2017年17号[7]
  • トリックショット(『週刊少年サンデー』2018年11号[7]

書籍

[編集]

関連人物

[編集]
澤井啓夫
師匠[注釈 1]
藤巻忠俊
師匠[6]
古舘春一
師匠[6]。『switch』の単行本第2巻の帯には古舘からの推薦コメントが寄せられている[43]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ チャゲチャ』単行本おまけページ「チャゲチャミニイラスト展」にて画・スタッフ 波切敦と記述あり[42]

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f 波切 敦(漫画家)”. マンガペディア. 2022年1月12日閲覧。
  2. ^ a b c “日陰者が総合格闘技に挑む、「switch」波切敦の新連載がサンデーで開幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年1月12日). https://natalie.mu/comic/news/461328 2022年1月12日閲覧。 
  3. ^ 「Contents」『週刊少年サンデー』2023年41号、小学館、2023年9月6日、ASIN B0CGJKM616 目次より。
  4. ^ 「Contents」『週刊少年サンデー』2023年52号、小学館、2023年11月22日、ASIN B0CMY1PF82 目次より。
  5. ^ 「Contents」『週刊少年サンデー』2023年28号、小学館、2023年6月7日、ASIN B0C67L3LMR 目次より。
  6. ^ a b c d e 『switch』作者、波切敦氏インタビュー「渡邊君や八村君に負けないぐらい夢のある世界を描きたい」”. バスケットボールキング (2018年7月25日). 2021年1月20日閲覧。
  7. ^ a b c d e 波切敦 Vol.1”. サンデーまんが家BACKSTAGE (2018年4月11日). 2021年1月20日閲覧。
  8. ^ a b “新鋭・波切敦が描く兄弟のバスケットボール物語「switch」サンデーで開幕”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年4月11日). https://natalie.mu/comic/news/277547 2022年1月12日閲覧。 
  9. ^ 「Contents」『週刊少年サンデー』2023年11号、小学館、2023年2月8日、ASIN B0BT568J8H 目次より。
  10. ^ 「Contents」『週刊少年サンデー』2024年1号、小学館、2023年11月29日、ASIN B0CNH95DY9 目次より。
  11. ^ 「Contents」『週刊少年サンデー』2023年51号、小学館、2023年11月15日、ASIN B0CM9YSL43 目次より。
  12. ^ 「Contents」『週刊少年サンデー』2024年48号、小学館、2024年10月23日。 目次より。
  13. ^ switch 1”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  14. ^ switch 2”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  15. ^ switch 3”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  16. ^ switch 4”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  17. ^ switch 5”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  18. ^ 八村塁選手らも応援、サンデー連載のバスケマンガ「switch」6巻発売”. コミックナタリー. ナターシャ (2019年10月18日). 2024年10月5日閲覧。
  19. ^ switch 6”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  20. ^ switch 7”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  21. ^ switch 8”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  22. ^ switch 9”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  23. ^ switch 10”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  24. ^ switch 11”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  25. ^ switch 12”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  26. ^ a b c サンデー発のバスケマンガ「switch」3巻同時発売で完結、表紙は並べると1枚の絵に”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年7月16日). 2024年10月5日閲覧。
  27. ^ switch 13”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  28. ^ switch 14”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  29. ^ switch 15”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  30. ^ 日陰者の反撃が始まる! 「switch」の波切敦が総合格闘技を描く「レッドブルー」”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年4月18日). 2024年10月5日閲覧。
  31. ^ レッドブルー 1”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  32. ^ レッドブルー 2”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  33. ^ レッドブルー 3”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  34. ^ レッドブルー 4”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  35. ^ レッドブルー 5”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  36. ^ レッドブルー 6”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  37. ^ レッドブルー 7”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  38. ^ レッドブルー 8”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  39. ^ レッドブルー 9”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  40. ^ レッドブルー 10”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  41. ^ レッドブルー 11”. 小学館コミック. 小学館. 2024年10月5日閲覧。
  42. ^ 澤井啓夫『チャゲチャ』集英社、2009年2月9日、108頁。ISBN 978-4-08-874635-7 
  43. ^ “バスケマンガ「switch」1・2巻同発、「ハイキュー!!」の古舘春一も推薦”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年11月16日). https://natalie.mu/comic/news/308337 2021年1月20日閲覧。 

外部リンク

[編集]