シンプル・プラン (バンド)
Simple Plan | |
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基本情報 | |
出身地 | カナダ ケベック州モントリオール |
ジャンル |
ポップ・パンク オルタナティヴ・ロック |
活動期間 | 1999年 - |
レーベル | アトランティック・レコード |
公式サイト |
simpleplan |
メンバー |
ピエール・ブーヴィエ チャック・コモー ジェフ・スティンコ セバスチャン・ルフェーヴル |
旧メンバー | デヴィッド・デロシアーズ |
シンプル・プラン (英: Simple Plan) は、カナダのケベック州モントリオール出身のポップ・パンク・バンド。2002年メジャーデビュー。これまでに5枚のアルバムを発表し、いずれもアメリカ・ヨーロッパを中心とした世界中でヒットを記録。その後、地元カナダのみならず世界中で熱狂的な人気を獲得するようになる。2010年には、バンクーバーオリンピック閉会式でパフォーマンスを行う。バンド名は映画『シンプル・プラン』から。
メンバー
[編集]5人全員がフランス系カナダ人。
- ピエール・ブーヴィエ (英: Pierre Charles Bouvier, 1979年5月9日 - ) :ボーカル(初期はベースを兼任)
- 13歳のとき、ドラムのチャックとバンド「リセット (Reset) 」を結成。ラーメンが好物で、来日すると必ず食べる。チャック、パットと「Role Model」というブランドを運営している。身長179.5cm。
- チャック・コモー (英: Charles-André "Chuck" Comeau, 1979年9月17日 - ) :ドラム
- ピエールとは「リセット」の頃からの親友。来日時には築地の朝市に行くほどの寿司好き。ピエールとともに作曲の中心人物。身長175cm。
- 高校生のときバンドに加入。常にスキンヘッド。"Jeff"は、本名"Jean-Francois"がフランス語を話さない人には発音し難かったことから、"JF"➝"Jeff"と呼ばれるようになった。身長172cm。
- ジェフと同じく高校生のときバンドに加入。身長170cm。
元メンバー
- デヴィッド・デロシアーズ (英: David Philippe Desrosiers, 1980年8月29日 - ) ベース/バックボーカル※途中加入。
- ピエールが脱退した「リセット」に後任(ボーカル)として加入していたが、後に現バンドに加入。ライブではドラムやボーカルを取ることもある。身長170cm。
- 2020年7月10日、ソーシャルメディアでの性的不正行為で非難され、バンドから脱退すると自身が発表。
来歴
[編集]1990年、13歳だったピエール・ブーヴィエとチャック・コモーがバンド「リセット」 (Reset) を結成[1][2]。パンクバンドのMxPx、Ten Foot Pole、Face to Faceとのツアーを通じ徐々に人気を博していった[1]。1997年にはデビューアルバムをリリースしたが、コモーは大学進学のため脱退してしまう。だが、その2年後にジェフ・スティンコ、セバスチャン・ルフェーヴルと共に音楽活動を再開[1]。
その頃、リセットで活動を続けていたピエールは、1999年後半にSugar Ray showでコモーと再会したのを機にリセットを脱退し、コモーのメンバーと合流する。また、脱退したピエールの後任となったリセットのデヴィッド・デロシアーズもコモーらのメンバーに加入し、シンプル・プランが結成された[1]。
メジャーデビューアルバムの『No Pads, No Helmets... Just Balls』(邦題:シンプル・プラン)は、2002年にLAVAレコーズからリリースされ、200万枚以上の売上げを記録[3]。同年9月には初の日本公演を行う。2003年にMTV Video Music Awardsで「ベスト・ニュー・アーティスト」にノミネートされたほか、同年6月には2003マッチミュージック・ビデオ・アウォーズの「People's Choice "Favorite Canadian Group"」を受賞した[1][3]。2ndアルバム『Still Not Getting Any...』は、メタリカやモトリー・クルーの仕事で知られるボブ・ロックをプロデューサーに迎え[2]、2004年にリリース。世界で300万枚以上のセールスを記録し、アメリカでプラチナディスク、日本ではゴールドディスクに認定されている[3]。そして、2ndアルバムから4年近くを空けた2008年2月12日に、3rdアルバム『Simple Plan』をリリース。
また、2010年バンクーバーオリンピック閉会式において、3rdアルバム『Simple Plan』収録の2ndシングル「Your Love Is A Lie」を披露している。
2011年5月、ピエールとセバスチャンがシンガポールで開催されたカンファレンス「第6回ミュージック・マターズ」に参加した折に、東日本大震災の被災者救援のためのチャリティー・シングル「フィックス・ユー」(コールドプレイのカヴァー)のレコーディングに参加した[4]。
2011年6月22日にリリースされた4thアルバム『Get Your Heart On!』に収録されている「This Song Saved My Life」に関し、Twitterで寄せられたファンのコメントから出来た曲であると発表している。
2015年12月4日、東京と大阪で開催されるパンクフェス「PUNKSPRING 2016」への出演が発表された[5]。
2016年2月19日、5thアルバム『Taking One for the Team』を発売[6]。 4月4日に恵比寿LIQUIDROOM[7]、6日には名古屋CLUB QUATTROにて単独公演の開催を予定[8]。
Simple Plan Foundation
[編集]チャリティ団体「Simple Plan Foundation」を設立し、チャリティ活動にも活発的に取り組んでいる。2005年12月までに10万ドルを越える寄付を集め、2008年6月には、障害や病気で苦しむ子供と家族の為に10万ドルを寄付している。チャリティーライブも積極的に行っており、2008年10月にiTunesで配信された「Save you」の楽曲は寄付を募るために配信された。2011年3月11日に起こった東日本大震災の被災者のため、カナダの赤十字を通じて1万ドルを寄付。公式webサイトにて“HELP JAPAN!”と題したオリジナルTシャツを販売。Tシャツの収益は、全て赤十字を通じて、東日本大震災の被災者救援にあてられることになった。
ディスコグラフィ
[編集]スタジオアルバム
[編集]- シンプル・プラン(2002年、英: No Pads, No Helmets...Just Balls)
- スティル・ノット・ゲッティング・エニイ(2004年、英: Still Not Getting Any...)
- シンプル・プラン3(2008年、英: Simple Plan)
- ゲット・ユア・ハート・オン!(2011年、英: Get Your Heart On!)
- テイキング・ワン・フォー・ザ・チーム(2016年、英: Taking One for the Team)
脚注
[編集]- ^ a b c d e Simple Plan Biography on Yahoo! Music[リンク切れ]
- ^ a b “Simple Plan:プロフィール・バイオグラフィ・リンク”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク. 2015年12月5日閲覧。
- ^ a b c “Simple Plan / シンプル・プラン プロフィール”. ワーナーミュージック・ジャパン. 2021年3月2日閲覧。
- ^ “日本の被災者チャリティーの為に18か国から49アーティストが立ち上がり、日本の為の曲が完成!”. ワーナーミュージック・ジャパン (2011年8月9日). 2021年3月2日閲覧。
- ^ “PUNKSPRING 2016にSIMPLE PLANの出演が決定”. Alternative Press JP (2015年12月4日). 2015年12月4日閲覧。
- ^ “SIMPLE PLAN、来年2月にニュー・アルバム『Taking One For The Team』リリース決定!”. 激ロックエンタテインメント (2015年12月1日). 2015年12月3日閲覧。
- ^ “"PUNKSPRING 2016"に出演するSIMPLE PLAN、4/4に恵比寿LIQUIDROOMにて単独公演の開催決定!”. 激ロックエンタテインメント (2016年2月22日). 2016年2月27日閲覧。
- ^ “SIMPLE PLAN、4/6に名古屋CLUB QUATTROにて単独公演の開催決定!”. Alternative Press JP (2016年1月14日). 2016年2月27日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 日本公式サイト
- 公式X(旧・Twitter) (@simpleplan) - X(旧Twitter)
- Simple Plan (@simpleplan) - Instagram